市長選前に旧統一教会施設へあいさつ いわき市長、自民市議が案内

西堀岳路
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 福島県いわき市の内田広之市長は5日、昨年の市長選前に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教団支部施設へあいさつに行っていたと記者団に明らかにした。これまで記者会見などで関係を否定していたが、「名前が変わっていたので認識がなかった」などと説明した。今後の対応については、「政府の省庁連絡会議の議論の結果に準じたい」と述べるにとどまった。

 内田市長によると、昨年9月の市長選に備えて同年5月ごろ、自民市議の案内で市内の教団支部施設を訪問し、市の将来像などについて語った。改名後の団体名で後援会の記録を調べ、わかったという。選挙応援については、当時の運動員の名簿を点検したが、教団関係者はいなかったとした。市議は陣営の選挙対策責任者の一人だったという。

 内田市長は、教団に指摘される寄付金問題などへの考えについて「政府の連絡会議が調査している最中」と明言を避け、「様々な神社仏閣にもあいさつ回りをしており、支部が宗教施設との認識はあった。当選後、何か要望をうけたことはないし、お金のやりとりもなかった」と話した。(西堀岳路)

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