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『虎に翼』第115回 政治の貧困を嘆かずにはおられない
昭和38年(1963年)6月。桂場は最高裁判事の一人に任命されました。その桂場が竹もとで桂場が梅子の団子を口にして、納得した顔になり、厳かに拍手をしています。
これには見ている皆も驚きます。ついに梅子の団子が、桂場に認められました。これでやっと店を継げることになっうたのです。
居場所を作ってくれた寅子に頭を下げる道男。はるにも花江にも合わせる顔がないと低い声で話しています。
寿司と和菓子が食べられる店
するとしこへ梅子がサササと近づいてきて、一緒にやろうと言い出します。和菓子と寿司を合同で店をやってはどうかと。梅子はもう自分が若くないこともわかっているし、不安だそうです。治安もそうですね。日本では女性だけの無署は危険度があがりますから。
寅子が道男の身元を保証すると請け負い、店主夫妻も賛成し、当事者の判断に任せます。梅子は道男が苦手なものが全部得意と請け負います。
「あと……私、頭はすこぶるいいわよ?」
笑いながら梅子がいうと、寅子も微笑みます。
「よろしくおねがいします」
承諾する道男。これが道男のいいところで、素朴なところで、賢い女にイラッとしたりしない。寅子や花江たちに鍛えられてますからね。道男はやっぱりいい奴だ。それでこそ道男だ。自分の賢さをサラッと言ってのける梅子さんも素敵です。
かくして解決! うまくいきすぎの朝ドラではよくあるパターンです。
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