Photo by shinya_chanpuru
『虎に翼』第106回 家族のようなもの
昭和31年(1956年)、優未の中学入学とともに星家で暮らすことになった寅子。朋一とのどかに挨拶を交わし、同居が始まります。
顔がときどき引き攣る星家の面々
まずは挨拶から。寅子は押し付けがましいというか、暑苦しいところがあり、それが出ていますね。よねも初めは警戒し、鬱陶しがっていたものです。その暑苦しさで、朋一が司法試験を目指す心構えを誉めます。
そして寅子、航一、朋一、のどかの四人で麻雀を始めます。なんでもギャンブル好きは朋彦からなんだとか。寅子は顔に出るので弱いそうです。
ここでもう一波乱。寅子は優未は麻雀が強いと言います。
「航一さんにたくさん教えてもらったおかげ」
そう優未がいうと、朋一とのどかが硬直します。
気になるのは、百合がみているだけということでしょうか。女性は男性のものというイメージもあるかもしれませんが、寅子と航一が接近した一因として麻雀があるのです。百合は朋彦を思い出しつつ、皆が遊んでいるのを見るのが好きだと言います。優未は花江と同じだといい、着物が素敵だとほめ、百合と話が弾んでいます。ここでまた朋一とのどかの顔がこわばっています。
百合に依存しすぎている星家
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