毒親関連で、個人的にすごい面白い話があったんだけど、書いてみるわ。 子供の頃に書いてた詩が本に載ったことがあって、ふとその本が今手に入らないだろうかと思って調べてたの。 当時は母親の活動に参加してただけで、親代筆ではあったんだけど、ちょっとだけその界隈で有名な親子になってた時があってね。 ペンネームじゃなくて、本名でやってたものだから、本を探すために仕方なく親の名前でGoogle検索をかけたのよ。 みんな、やったことある?親の名前でエゴサなんて(笑)普通しないよね。 そしたら本は出てこなくって、かわりに古いブログ記事が出てきたよ。 それは母の友人のものだった。 プロフィールを見てたら、私もちらっと顔が思い浮かぶ歌会の人だったんだけど、まさか。そこには母の名前が題名の記事があって! 記事当時私は5歳くらいかなあ、母は30代前半だと思うからそのお友達もアラサーかな。今の私と同じくらいの年齢だね。 何が書かれてたかって言うと、主に私の母親の悪口がびっしり書いてあったの。 名指しで、こと細かく、娘(私)や父親のことなども含めてそれはもう赤裸々にね。 しかも、その文章に書かれている事実と、うちで起きていた事実が完全に一致していたんだよね。 絶対に本物なんだよ。 それでね、そこに書かれていた母親の悪口がね、ものすごい熱量で、それでいて超再現性が高いわけ。詩をかく人だから文章も達者でね。 その記事の中に書かれた"友達の嫌なところ"は 私が思っている"母親の嫌なところ"とかなり共通していたからびっくりして。 長年このTwitterでもね、毒親のことは色々書いてきたから私のフォロワーさんは知っているかもしれないけれど。 私たち親子の関係は拗れに拗れて、今は特に母親のことは親と思わず「知り合い」だと思うことにして逆に丁寧に接してるんだ。 それでなかなかうまくいってる。 だけど時々古傷が痛む日があるじゃない。雨の日とか?知らんけど、虐待のフラッシュバックだとかにうなされたり。 でもね、今回第三者が自分の母親を自分と全くおなじ 視点で悪く言っている文章を見たことで、かなり浄化された気がするんだよ。 ということは、だよ。 やっぱ一緒になって「それはお母さんが悪いべ!」って言ってくれる味方が欲しかったんだなって思ったよ。 その人と母は、結局和解したみたいで (それもブログにちゃんと書いてた笑)一応ハッピーエンドではあったみたい。 私、もう自分の詩とかどうでもよくなっちゃって 今の今まで忘れてました。 みんなもブログなどのSNSの投稿には気をつけようね!25年経っても漂流して、ずっとそこにあるかもしれないよ。 これを読んだあなたがもし親との関係に悩んでいるなら うん、それは親が悪いべ! 私はそう言ってさしあげますよ。
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