Photo by clouduchuneko
『虎に翼』第103回 ひとりひとり、自分らしく生きるべき
星家に寅子と優未が遊びにきたときのこと。その席で結婚したら自分が佐田航一になると言い切る航一でした。それを聞き、星家を守ってきた百合は文字通り血相を変えて反対します。
百合にすれば星家の妻として、血のつながらぬ、何かとややこしい航一とその子どもたちを守ってきました。のそれも亡き朋彦への愛と、誇りゆえのこと。いわば成功した梅子ですもんね。
百合は朋彦にも顔向けできないという。朋一は星の家は自分が継ぐといい、のどかもおじいちゃんは怒らないと言います。それでも百合は断固として星家家長は航一という。星航一がいわば百合の北極星だったのに、それがいきなりやめると言い出したら混乱しますわ。さらに百合は、航一の前妻である照子だってそうだと持ち出します。ここでマイペースな星家の子たちも亡き母を出されてムッとしています。
寅子はここで止めに入ります。そもそも寅子は佐田姓になって欲しいといつ言ったのかと。優未との電話で自分なりの最適解を考えて出しただけなんですね。理詰めがいきすぎて人の情けを無視して暴走したのか。
自分の気持ちを重視しすぎて暴走気味だった航一
よろしければご支援よろしくお願いします。ライターとして、あなたの力が必要です!