落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?
マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。
今回は2023年7月時点、50巻+1巻発行・連載中の作品である『あひるの空』(©日向武史/講談社)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。
『あひるの空』は、スポーツ:バスケットボールを題材に高校バスケのリアルさが描かれた作品であり、単純なストーリーだけに目を向けても主人公が所属する九頭龍高校、略してクズ高が全く試合に勝てない(フルタイムの試合では単行本22巻まで…年数にして5年半)展開と、敵チームを敵として描かない展開が丁寧に描かれた作品です!
少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。
あひるの空 名言一覧 確かに僕は体小っちゃいし、ケンカだって一度も勝ったことないけどーー、バスケをやってる時だけは“小さな僕”じゃなくなる。コートの上だけがーー、大きな人達と肩を並べられる場所なんだ!!
出典元:あひるの空 1巻 P37/講談社 車谷 空 “飛ぶ”ってどんな感じですか?本物の翼で飛んだらーー、どんな景色が見えるんですか?僕にも教えて下さいよ。
出典元:あひるの空 1巻 P177/講談社 車谷 空 僕は決めたんですーーー。どんなに大っきくて強い選手と戦ってもーー、小さい自分にだけは絶対に負けないって!!
出典元:あひるの空 2巻 P62/講談社 車谷 空 小さいからってナメてかかると痛い目にあいますよ!?
出典元:あひるの空 2巻 P85/講談社 車谷 空 まだーー…、やれますよ。確かに4人になっちゃったし、実力もぜんぜん違うかもしれないけどーー、売られたケンカなんだから最後まで戦いましょうよ。ここで逃げたらーーー、本当の負けになっちゃう……。僕はーー、勝ちたい!!
出典元:あひるの空 2巻 P155/講談社 車谷 空 まだやれるって言ったのはウソじゃありません。このまま終わるワケには絶対にいかないんです。きっとまだーー、やれることはあるハズなんだ。
出典元:あひるの空 2巻 P167/講談社 車谷 空 今日は練習試合だったけどーー、インターハイで負けるワケにはいかないからーー。もっとたくさん練習しなきゃダメなんです。
出典元:あひるの空 3巻 P91/講談社 車谷 空 ドライブをもっと磨け!もっと速く!そして鋭く!!ディフェンスを振り切れればーーーー、シュートの成功率は確実に上がる!両手打ちはまだ不安定だけどーー…、モノにすればきっと左サイドも克服できるハズ。もっと上手くーー、もっと強くなりたい!!
出典元:あひるの空 3巻 P103/講談社 車谷 空 ーーあのさ、僕思うんだけど、確かにI•Hは遠いかもしんないけどーー。それでも前に進むしかないじゃん。
出典元:あひるの空 5巻 P78/講談社 車谷 空 あの二人はバスケをちょっと面白いって思ってるんでしょ?それはこれからもっと面白くなる可能性があるってことじゃないですか。だったらそんなことでバスケやめちゃダメですよっ。
出典元:あひるの空 5巻 P101/講談社 車谷 空 皆が自分以外の人の為に頑張ってる!!パスが通る度にーー、スクリーンが決まる度に、それが自信に変わっていく……!!これが七尾さんがいってたチームワークってことなんだーー。このチームはーーー…、きっと強くなる……!!
出典元:あひるの空 5巻 P153/講談社 車谷 空 あのときDFをしっかりしてればーー、あのときシュートを外してなければーー。そんな後悔ばっかりじゃなくて、皆で勝つ喜びをーー、知りたい。
出典元:あひるの空 5巻 P164/講談社 車谷 空 そんなのわかってる。でもーー、今行かなきゃダメなんだ!!
出典元:あひるの空 6巻 P198/講談社 車谷 空 最後の一秒までーー、絶対にあきらめるな!!
出典元:あひるの空 7巻 P154/講談社 車谷 空 ーー今まで通りってことは…、同じような場面でまあ失敗するかもってこと?そんなのーー、絶対にヤダ!!
出典元:あひるの空 8巻 P47/講談社 車谷 空 後悔も代償も、嫌というほど経験してきた。勝利して得るものなんて、ひょっとしたらちっぽけなことなのかもしれない。それでもただーーー、それだけの為に。
出典元:あひるの空 11巻 P71/講談社 車谷 空 小さいからこそ皆、注目してくれるんだと思うし、小さかったからこそ、ここまでがんばってもこれたんだ。だから……、だからさ、母さんにありがとうって言いたかったんだ…!!
出典元:あひるの空 12巻 P35/講談社 車谷 空 これからは自分の足でコートに立つんだ…!!
出典元:あひるの空 13巻 P22/講談社 車谷 空 でも、やらなきゃいけないんだ。今度だけは絶対負ける訳にはいかない。やれることは全てやりたいんです。
出典元:あひるの空 14巻 P161/講談社 車谷 空 その壁はいつ越えられんの?待ってるから早くしてよ。
出典元:あひるの空 15巻 P45/講談社 車谷 空 誰かが誰かを守るんじゃない。信じる前に信じてもらえ。今、僕にできることはこの一球にーーーーーーーーー、全身全霊をかけること。
出典元:あひるの空 15巻 P141/講談社 車谷 空 日本で最高の最小プレーヤーになってやる…!!君が僕より大きくてよかった。
出典元:あひるの空 16巻 P173/講談社 車谷 空 バスケができればそれでいいなんて、甘っちょろい考えを持ってたこともあった。それも今日で全部すてる…!!
出典元:あひるの空 16巻 P190/講談社 車谷 空 同じ体格なら対等だと思ってた僕のおごりだ。言いかえれば、まだ戦うべき相手じゃないってことか……。まだ先は遠い。ずっとずっとーー…。
出典元:あひるの空 18巻 P10/講談社 車谷 空 終われない、終わってたまるか。まだーー、何も始まってないじゃないか…!!
出典元:あひるの空 15巻 P134/講談社 車谷 空 自分の無力さを思い知った…。試合でも、それ以外のことでも。もっともっと、強くなりたいです。
出典元:あひるの空 18巻 P189/講談社 車谷 空 勘違いしないでよ。君の技も確かにスゴイけど、もっとスゴイ奴を僕は知ってる。ゴメンよ、そこに行くまで負けるわけにはいかないんだ。
出典元:あひるの空 20巻 P67/講談社 車谷 空 チームにとっては大きな敗戦だったけど、ーーでも惜しかったのは事実だから、確実に前進してる…!!!
出典元:あひるの空 21巻 P97/講談社 車谷 空 全くの暗闇ってワケじゃないし、ちょっとずつだけど前に進んでる手応えは確かにあるんだ。次は絶対に勝つ。
出典元:あひるの空 23巻 P45/講談社 車谷 空 意味があるかどうかなんて僕らには分かるワケないけど、今は信じてやっていくしかない……!!
出典元:あひるの空 24巻 P148/講談社 車谷 空 ただ、今まで積み上げてきたものに別の色が混じるのがちょっと怖い。
出典元:あひるの空 24巻 P191/講談社 車谷 空 こーゆう感覚は強豪校特有のものだ。どんなに自分達の調子がよくても、一瞬最悪の結末を想像してしまう。相手の実力を知っていればなおさらだ。
出典元:あひるの空 26巻 P143/講談社 車谷 空 いくら攻めても差が縮まらない。決してウチが攻め切れてないワケじゃない。むしろ調子はいい方なのに……。これが、本当に強いチームなんだ…!!
出典元:あひるの空 26巻 P157/講談社 車谷 空 勝ったらどっちと当たるとか、どこかで目の前の試合を軽視していたんだ。あの気迫は“絶対に負けない”という気持ちそのものだ。あの時に気付くべきだった。これは“自惚れ”だ。
出典元:あひるの空 30巻 P85/講談社 車谷 空 あぁ、そうか…。これはーー、道を断たれて初めてリアルに感じることなんだ。
出典元:あひるの空 30巻 P109/講談社 車谷 空 負けるといろんなこと考えたり気付かされたりするから、そーゆう意味では負けてよかったんだと思ってます。でも次は負けられない、絶対に。もう揺るがない。
出典元:あひるの空 30巻 P116/講談社 車谷 空 プレー時間少なかったしね。それと何か変な感じなんだけど、皆のプレー見てたらアドレナリンが吹き出してきて……、たとえちょっとのチャンスでも、絶対外してたまるかって思ったんだ。
出典元:あひるの空 31巻 P119/講談社 車谷 空 まぁ全部は否定しないけどさ、ありがとう。なんか嬉しいよ。
出典元:あひるの空 43巻 P183/講談社 車谷 空 ちゃんとあの時の約束を実現してるというか、もちろんそうだと思ってはいたけど、震えた。まさか他人の口からそれが伝わってくるなんて。負けられない、こっちも。
出典元:あひるの空 43巻 P218/講談社 車谷 空 試合まであと何日もないし、だから1つか2つでもここぞっていう時に点が取れるパターンを増やしたい。二人の必殺技みたいな。
出典元:あひるの空 44巻 P67/講談社 車谷 空 今はただ勝ち続けたい。3Pを決めます。たくさん決めます。
出典元:あひるの空 46巻 P20/講談社 車谷 空 決めなきゃ、ここにいる理由がないから。
出典元:あひるの空 46巻 P50/講談社 車谷 空 ま…、オメーの逆境なんかどーだっていいけどよ。結局、スタートで諦めちまったオマエの負けなんじゃねえの?
出典元:あひるの空 3巻 P35/講談社 花園 百春 ヘタクソで何が悪ィ。俺ァまだ発展途中なんだよっ。
出典元:あひるの空 7巻 P50/講談社花園 百春 オマエにはもう追いつけねーかもしんねーけど、もっぺん本気でやってみてェんだ。コイツがーー、俺に教えてくれたんだよ。絶対にーー、諦めちゃいけねぇってことをな…!!
出典元:あひるの空 7巻 P71/講談社 花園 百春 あん時やめなきゃよかったとか、もっと早く始めときゃよかったとかーー…、そんなこと今さら思ったってしょーがねえ。小西よーーー、俺はこいつらと上がってくぜ!!
出典元:あひるの空 7巻 P77/講談社 花園 百春 お前に負けたワケじゃねぇよ。でもクズ高の負けはーー、俺が足をひっはっちまったからだ。ーーそれは認めるよ……。
出典元:あひるの空 7巻 P171/講談社 花園 百春 俺はキャプテンだ。たとえシャボイ4番だとしても、皆の信頼には応えてーよ…!
出典元:あひるの空 11巻 P124/講談社 花園 百春 負けることがーー、こんなにコワイものだとは知らなかった……!!
出典元:あひるの空 12巻 P82/講談社 花園 百春 やっととり戻したんだ。弱くても情けなくても俺はあのチームが好きだし、あそこは俺達の大事な居場所なんだ。それを自分のせいでブっ壊したままにはできねーよ…!!
出典元:あひるの空 13巻 P48/講談社 花園 百春 俺はオマエに貸しなんか作った覚えはねーよ。背負ってるものの重さは、俺もオマエも同じハズだろ…!!
出典元:あひるの空 15巻 P113/講談社 花園 百春 勝利が見えなくたって、取り返さなきゃいけないものがここにあるんだ。止まってたまるかよ!!!
出典元:あひるの空 17巻 P73/講談社 花園 百春 ーームダだよ。どっちにしたってアイツはそこで生きてくしかねんだ。俺達は現状に抗ってナンボだろ。
出典元:あひるの空 17巻 P99/講談社 花園 百春 そんな難しく考えるこっちゃねーだろ。止まらずに進んできゃどっかにはブチ当たる。ただそれだけの話だ。
出典元:あひるの空 17巻 P154/講談社 花園 百春 ーー勝てば何かが変わると思った。勝てなくてもやっぱり何かが変わるんだと思ってた。変わらねぇ。俺自身が変わらなきゃ、なんにも変えられねぇ……!!!
出典元:あひるの空 18巻 P130/講談社 花園 百春 アレだけ迷惑かけて、裏切って、試合も勝てねーし、同情みてーに同好会認めてもらって、俺らまだ何も努力してねーよ。
出典元:あひるの空 19巻 P115/講談社 花園 百春 2、3本シュート外したくれーでヘコんでんじゃねぇ。オマエの尻ぬぐいなんか、いくらでもしてやらぁ。
出典元:あひるの空 21巻 P120/講談社 花園 百春 プライドなんかとっくに捨てたんだよっ。どんなことをしてでも絶対上手くなってやるぜっ!!
出典元:あひるの空 21巻 P116/講談社 花園 百春 俺の理想は、同じ部活やってる仲間に同じ目線でモノを言える関係だ。なのに俺の勝手な心情で、面と向かって“頑張れよ”の一言も言えねぇなんてよ。
出典元:あひるの空 22巻 P166/講談社 花園 百春 与えてもらうばっかりで、何一つ自分の力でクリアーできねーのは癪だからな。
出典元:あひるの空 24巻 P69/講談社 花園 百春 外しても大丈夫だぜ、しっかり俺が拾ってやるからよ。お互い、ビシっと自分の仕事決めよーぜ。
出典元:あひるの空 27巻 P89/講談社 花園 百春 少しずつ、少しずつ周りの景色が変わっていく。いや変えてきたんだ。今やっと、自分の目で確認できるほどに。
出典元:あひるの空 27巻 P177/講談社 花園 百春 チームとしてエンジンに火が入ってねぇ。公式戦だってのに何てザマだ。違う、これが公式戦なんだ。少しでも準備を怠ったら、こーゆう結果になるんだ。
出典元:あひるの空 30巻 P88/講談社 花園 百春 悔しいどころか負けた実感もありゃしねぇ。この日のために1年間死ぬ思いしてやってきたってのに…。本番で全力出し切れねぇなんざ、どこまでアホなんだよ……、クソッ!!!
出典元:あひるの空 30巻 P125/講談社 花園 百春 たとえどんなことがあっても、自分にとって大事なモンは揺るがねぇ。最後の1年間、バスケに懸けるって決めたからな。
出典元:あひるの空 30巻 P127/講談社 花園 百春 思えば俺の高校バスケはあん時からもう始まってたのかもな。約束する。絶対I•H連れてってやる。
出典元:あひるの空 34巻 P186/講談社 花園 百春 そうやって過去何度もーー、苦渋を味わってきたんだっけ。勝負は、常にかけ続ける…!!!
出典元:あひるの空 36巻 P17/講談社 花園 百春 負けそうな時に『負けるかも』って、絶対に思うな。先導してやる、しっかりついてこいよ。
出典元:あひるの空 37巻 P184/講談社 花園 百春 もし負けるなら、ちゃんと実力で負けようと思ったんだ。他の理由はいらない。これで終わったってかまわない。丸高が相手だったから。
出典元:あひるの空 39巻 P122/講談社 花園 百春 けどこれは俺達の今までの“結果”だ。だから誰も脱落させたりしねぇ。絶対に全員I•Hに連れていく…!!
出典元:あひるの空 40巻 P141/講談社 花園 百春 気持ちが通じたんだと思った。“先”のことなんて考えてくれなくていいです。
出典元:あひるの空 46巻 P120/講談社 花園 百春 あぁ、そうだ。この足も体も、爪1枚ですら俺のもんじゃない。すべては応える為に。
出典元:あひるの空 47巻 P125/講談社 花園 百春 思いは皆、一緒のハズだぜ。未来なんか見てんじゃねぇ。
出典元:あひるの空 48巻 P196/講談社 花園 百春 大丈夫じゃなくも言えませんよ。これが最後になっても何も後悔しないッス。
出典元:あひるの空 49巻 P64/講談社 花園 百春 あのときに自分の中で何かが変化した。“イイ線”の俺達がここまで来れた現実を、アイツにたたきつけてやる……!!
出典元:あひるの空 50巻 P210/講談社 花園 百春 この学校でバスケをやるのはあきらめろ。たとえ“翼”があっても、空がなければ鳥は飛べん。
出典元:あひるの空 1巻 P62/講談社 花園 千秋 覚えておけ。物事には必ずーー、引き際ってもんがあるんだよ。
出典元:あひるの空 1巻 P133/講談社 花園 千秋 負けたくて試合に出る奴などーー、誰もいないだろう?
出典元:あひるの空 3巻 P18/講談社 花園 千秋 私が言えたコトではありませんがーー、戦わない奴らがーー、戦ってる奴らを笑うなよ!!
出典元:あひるの空 3巻 P25/講談社 花園 千秋 どーせやるならカベは高いほーがいい。
出典元:あひるの空 4巻 P94/講談社 花園 千秋 I•Hがーー、誰にとっても同じ存在だと思うなよ?高校バスケやってる奴がスベテI•Hを目指してるワケじゃないだろう。ヤツらは始めたてでーー、バスケってちょっと面白いかも位にしか思ってない。俺は一度挫折した人間だからわかる。そーゆう意識の違いがチームに亀裂を生むんだ。
出典元:あひるの空 5巻 P86/講談社 花園 千秋 誰だって他人の為にやってるワケじゃない。足を引っ張るなんて言葉を二度と使うな。
出典元:あひるの空 5巻 P87/講談社 花園 千秋 迎えに行ったところで、ヤツらになんて言うつもりだ?やる気がなくてもいいからI•Hめざしてがんばりましょう?それともI•Hなんかどーだっていいから、ゲームでもしながら面白おかしくやりましょう……、か?
出典元:あひるの空 5巻 P99/講談社 花園 千秋 戦意のない奴などーー、ジャマなだけだ。
出典元:あひるの空 7巻 P64/講談社 花園 千秋 バカモノ。俺はいつだって本気だぞ。ただーー、二つのことを同時にできないだけだ。不器用なーー、男ですから。
出典元:あひるの空 7巻 P105/講談社 花園 千秋 ーーちぢこまるな、あんなフニャけたパスとられて当然だ。体がちっこいんだ、気持ちくらいでかくいけっ。
出典元:あひるの空 7巻 P113/講談社 花園 千秋 受け止めろ、これが現実だ。
出典元:あひるの空 7巻 P181/講談社 花園 千秋 失敗を恐れてシュートに行けない。初心者がよくかかる“暗示の”よーなものだ。練習で失敗するのとはワケが違うからな。一つのミスが勝負を決める場面は多々ある。トラウマになっても仕方あるまい。
出典元:あひるの空 8巻 P45/講談社 花園 千秋 PGだろうが何だろうが、ゴールを狙う姿勢は変わらんのだ。
出典元:あひるの空 8巻 P61/講談社 花園 千秋 いいなぁオマエ。俺タチなんて、期待されたことすらないぞ。
出典元:あひるの空 8巻 P141/講談社 花園 千秋 ぶっちゃけ、この試合に勝ったからといって何が変わるワケでもない。だが勝たなければ何も変わらん。肝に銘じろ、この点差は俺達の未来だ。死んでも守り切れ!!
出典元:あひるの空 11巻 P87/講談社 花園 千秋 あんなにってどんなにだ?どんなに内容の濃い練習をしようが1か月は1か月、それ以上でもそれ以下でもない。そーゆう意識の甘さが最大の敗因だろう?
出典元:あひるの空 12巻 P42/講談社 花園 千秋 オマエのおイタなんだぞ。これまで何度も許してきただろう。今度も、許されるのを待つのか?
出典元:あひるの空 12巻 P152/講談社 花園 千秋 それじゃ困るんだよ。日本一になると決めた男の手下が“イイ線”でどうする。
出典元:あひるの空 13巻 P75/講談社 花園 千秋 相手が2年だろーが、3年だろーが関係ないだろ。俺達はどうやったって俺達以上にはならん。
出典元:あひるの空 15巻 P102/講談社 花園 千秋 パスさえ出せば誰かが点を取ってくれる。人を使うのって楽しい。だからーー、PGだったんだ。でもそれも今日で卒業だ……!!これからは自分で点をとりにいく。
出典元:あひるの空 15巻 P156/講談社 花園 千秋 外で仕事するCなんて、オマエがいたトコじゃ当たり前だったろう。逆に言えば、アレに対抗できる力がなければ上がってはいけんということだ。
出典元:あひるの空 16巻 P130/講談社 花園 千秋 “チャンスは最大限に生かす”。有名な偉人の言葉だ。ここは最底辺でなこかつスタート地点だ。
出典元:あひるの空 18巻 P165/講談社 花園 千秋 天井を眺めていても仕方あるまい。俺達は目の前の階段を一段ずつ地道に上がってくしかないんだ。
出典元:あひるの空 19巻 P147/講談社 花園 千秋 ーーオマエにラストチャンスをやる。負けっぱなしは悔しかろう。行け、1on1だ。オマエが勝負を決めろ。
出典元:あひるの空 21巻 P37/講談社 花園 千秋 おのおのがそれぞれ掲げた目標だ。時間はもう幾ばくもない。これは俺個人の挑戦なのだ。
出典元:あひるの空 21巻 P171/講談社 花園 千秋 オマエが感じた違和感は、チームの統制が取れない時に出るほつれの様なものだ。今までの試合はある一点に皆の意識が集中して揺るがなかった。チームとして順調に来すぎたんだ。やがてスキルがついて自信を持ち、それを誇示しようとする。仲間に劣りたくなくて自分のプレーに必死になる。そうしてどんどん“勝利”という意識から遠ざかっていく……。目に見えた時にはもう遅い。感じた時点で正せるようになれ。
出典元:あひるの空 22巻 P72/講談社 花園 千秋 野球のピッチャーじゃないが……、コイツに懸ければもしかしてと思う選手は稀に存在する。そんな風になりたいと純粋に憧れたこともあった。俺は、なれなかったな……。
出典元:あひるの空 24巻 P15/講談社 花園 千秋 これは先生達が課した試練かもしれんが、俺達の挑戦でもある。さて、度合いが強いのはどっちだろう?やらされてると思ったら終わりだ。
出典元:あひるの空 24巻 P49/講談社 花園 千秋 オマエが“ホンモノ”だとしたら、自然とそうなっていくだろう。少なくともここまではなんの問題もなかったろう?迷わずに進んだらよろしい。
出典元:あひるの空 24巻 P171/講談社 花園 千秋 いつの間にか強くなっとる。体力の弱さはペース配分でなんとかなるが、気持ちの弱さだけはどうしようもないからな。
出典元:あひるの空 25巻 P140/講談社 花園 千秋 認めたくはないが、あの才能はすでに超人の域だ。オマエがいくら張っても勝てはせん。が、個人の才能の違いが戦力の決定的差ではない。と昔の偉い人が言っていた。ここからは総力戦だ、しかけるぞ。
出典元:あひるの空 27巻 P10/講談社 花園 千秋 一番得意な場所で狙え。必ず俺が生かしてやる。
出典元:あひるの空 27巻 P88/講談社 花園 千秋 継続することが美徳みたいに思われがちだが、断ち切ることだって相当の勇気がいるんだ。俺はその勇気を買うよ。
出典元:あひるの空 28巻 P74/講談社 花園 千秋 結果論になるが今まで負けを繰り返してきた俺達には、こーゆうフラストレーションの溜まり方の方がいい。総体で全部放出するぞ。
出典元:あひるの空 30巻 P149/講談社 花園 千秋 当たり前だ。俺はお前らが大好きだから、もうしばらく遊んでもらうぞ。
出典元:あひるの空 36巻 P221/講談社 花園 千秋 いい仕事をしたな、これで波に乗れる。オマエが味方で良かった。
出典元:あひるの空 37巻 P30/講談社 花園 千秋 くそう…、なんなんだこのプレッシャーは。1分前の熱はどこに消えた!?
出典元:あひるの空 37巻 P48/講談社 花園 千秋 負けを認めてしまうくらいなら、最初からなかったことにしてしまいたい。しかし、それすらも許されなかった去年の夏。打ちのめされたプライドも、尊厳も、二度も経験きてたまるか。
出典元:あひるの空 37巻 P68/講談社 花園 千秋 アレからーー、前に進んでこれたという確信はただの驕りか…!?
出典元:あひるの空 37巻 P77/講談社 花園 千秋 分かっている。俺が負けたとしてもチームが負けるワケじゃない。そういう意味では誰よりも信頼できる仲間達だ。しかしこの絶望的な実力差を無視して、はたして前進できるのか…!?
出典元:あひるの空 37巻 P83/講談社 花園 千秋 オマエに教えねばならんことがある。言葉では伝わらん。俺から目を離すなよ。惜しめ、まばたきすらも。
出典元:あひるの空 37巻 P188/講談社 花園 千秋 乗るか反るか、選択肢は2つだけじゃあるまい。対抗勢力を作る。そんな道もアリだろう。
出典元:あひるの空 39巻 P57/講談社 花園 千秋 誰かが用意した…、あるいは先人たちが残したパスワードじゃつまらんだろう。地図は常に自分で開拓したい。それがゲーマーというものであり、かつ、男の生き様でもある。コレは俺の物語だ。
出典元:あひるの空 39巻 P59/講談社 花園 千秋 誰かのおかげとか言う話じゃない。文字通りみんなで掴んだ勝利だ。だが戦場に英雄が付きものなのも事実。勲章の1コでもやりたいトコだが、アイツは多分そんなものいらんと言うだろうな。
出典元:あひるの空 39巻 P129/講談社 花園 千秋 学校なんかいくらサボっても構わん。オマエが今すべきことはーー、一刻も早くその足を治すことだ。そして更に俺達を信じることだ。
出典元:あひるの空 40巻 P41/講談社 花園 千秋 センスは認めるが、その能力を今すぐ欲してはおらん。ムリをするでない。
出典元:あひるの空 40巻 P99/講談社 花園 千秋 何度目だ、この感覚…!!!こんな奴が日本中に一体何人いるんだ!?
出典元:あひるの空 42巻 P55/講談社 花園 千秋 俺が抜かれた時点でゴールは確定だった。オマエのその判断は間違いじゃない。だが負けたらなんだかんだで全部オマエのせいだ。後は俺達が何とかする、延長に備えろ。
出典元:あひるの空 43巻 P104/講談社 花園 千秋 心配せずとも、私達は決して終わりに向かっているワケじゃありません。監督が言ったようにこの出会いは奇跡なのかもしれませんが、それが永遠じゃないことくらい子供でもわかります。
出典元:あひるの空 45巻 P252/講談社 花園 千秋 未来とはただの言葉だ。懸けるのは今だけでいい。
出典元:あひるの空 45巻 P252/講談社 花園 千秋 よし、この“空気”だ。ウチらしいじゃないか。流れのワリに点差はたいして開いてない。たかが20点差だ。
出典元:あひるの空 46巻 P101/講談社 花園 千秋 実力差に文句を言うつもりはない。だがこの点差はちょっとやそっとじゃ埋まらん。後半はオマエとアイツの“力”が重要になる。
出典元:あひるの空 46巻 P150/講談社 花園 千秋 俺は超能力者じゃないし、魔法使いでもありません。確かなものなど何もあげられませんが、ただ信じて下さい。
出典元:あひるの空 47巻 P5/講談社 花園 千秋 オマエが頑固なのは今ので分かったろう。勝負を決める刹那、その頑固は確実に足を引っ張るぞ。
出典元:あひるの空 47巻 P24/講談社 花園 千秋 刃は抜くよりも納める方が難しいということを知っているか?
出典元:あひるの空 50巻 P89/講談社 花園 千秋 勘違いするな、誰もその子を褒めてるワケじゃない。その感情を咎める人間もその資格がいるということだ。
出典元:あひるの空 50巻 P90/講談社 花園 千秋 俺達は別に、九頭高の看板を背負って戦ってるワケじゃない。みんな自分の為にだ。だがカントクだけは決してそうあってはならないんだ。
出典元:あひるの空 50巻 P203/講談社 花園 千秋 ワシがクズ高バスケ部をインターハイに連れてっちゃる!!
出典元:あひるの空 4巻 P42/講談社 夏目 健二 アホの中におりすぎワシもアホになったみたいじゃ。ムシのいい話なのはわかっとる。けんど、このまま諦めるワケにはいかんのじゃ。頼む!もういっぺんワシにチャンスをくれぇ!!
出典元:あひるの空 4巻 P44/講談社 夏目 健二 だったらなおさらじゃ。勝ち負けにこだわらんゲームなんぞできるか。
出典元:あひるの空 4巻 P120/講談社 夏目 健二 監督っちゅーのは自分がプレーヤーであってこそなんじゃ。何年もかけて培った能力がモノをゆーんじゃ。実戦も経験したことない奴にアレコレ言われとうないわ。
出典元:あひるの空 5巻 P11/講談社 夏目 健二 オマエにはオマエのやるべきことがあるじゃろ。ヒトのこと考えるヒマがあったら、少しでもシュートの精度上げぇや。
出典元:あひるの空 5巻 P74/講談社 夏目 健二 ワシが行くハズだった高校はの、全国から優秀な選手ばっかり集まってきとったんじゃ。もちろん監督も一流、体育館なんてバスケ部専用のがあるんじゃ。それでもその高校が全国制覇をしたことはただの一度もない。それを考えたらなんでこんなチームでって思う時もある。遠いで、I•Hは……。
出典元:あひるの空 5巻 P76/講談社 夏目 健二 バスケに対しての気持ちがない奴はいくら練習したって上手くならん。それはオマエもようわかっとることじゃろ。
出典元:あひるの空 5巻 P98/講談社 夏目 健二 大事なんはシュートでもパスでもない。“点をとる”ことじゃろ。それができんかったからお前は負けたんじゃ。
出典元:あひるの空 8巻 P68/講談社 夏目 健二 別にサボッてたわけとちがうわ……。ただーー…、大事に握りしめていたその手を離してしまいそうになった時期があった。失くせん、もう二度と……!!
出典元:あひるの空 11巻 P61/講談社 夏目 健二 1%でも可能性があるならそれにかけたるわ。ワシはアイツラと上がっていくで…!!
出典元:あひるの空 12巻 P86/講談社 夏目 健二 いつもこうじゃ……。光を見出したとたんにーー、閉ざされる……。
出典元:あひるの空 12巻 P115/講談社 夏目 健二 もう迷わん。どん底から頂点まで駆け上がったる……!!
出典元:あひるの空 13巻 P67/講談社 夏目 健二 ずっと、それで苦労してきたんじゃ。ワシだって信頼できる仲間がほしい…!!
出典元:あひるの空 13巻 P160/講談社 夏目 健二 仲間への苛立ちも己の愚かさも、こだわりはもう全部捨てた。この試合で全部精算する。
出典元:あひるの空 15巻 P199/講談社 夏目 健二 一時でもこのチームに懸けようとした。頼む、ワシは間違ってなかったことを証明させてくれ……!!
出典元:あひるの空 16巻 P18/講談社 夏目 健二 ここは底辺じゃ。これ以上の下はない。だったらーーー、あとは見上げるだけじゃ。ワシはこのチームで上がっていくで……!
出典元:あひるの空 16巻 P34/講談社 夏目 健二 認めたくはない。だが確かな現実がここにある。受け入れろ、受け入れてしまえばーー、あとはひたすら真っ直ぐな道が続くだけだろう。
出典元:あひるの空 18巻 P20/講談社 夏目 健二 試合中、絶対やったらいかんことじゃ、相手にバスカン与えんのは。止めるのがムリなら思いきってどつけ。F•T2本の方がまだダメージ少なくてすむからの。
出典元:あひるの空 19巻 P23/講談社 夏目 健二 他人を羨んどるウチは、いつまでたっても上には上がれんぞ。
出典元:あひるの空 19巻 P51/講談社 夏目 健二 力の差……、持って生まれたモノの差……、届かないかとも思っていた絶望感。自分で辿りつけてなかっただけ……。まだ未来がある…!!!
出典元:あひるの空 21巻 P79/講談社 夏目 健二 あんなにブッ壊したくて仕方のなかったものが、ちょっとばかし離れたくらいで愛おしく感じてしまう。自分が変わったからなのか、それともーー、ただ単にワシが子供だからなのか……。
出典元:あひるの空 22巻 P186/講談社 夏目 健二 トラウマかなんか知らんけどの、そーゆう悩み抱えてんのが自分だけだと思ったら大マチガイじゃ。ワシもたいして変わらん。
出典元:あひるの空 23巻 P77/講談社 夏目 健二 あぶないあぶない。上ばっか見とったら足元すくわれるわ。
出典元:あひるの空 25巻 P151/講談社 夏目 健二 別に番号で勝負するワケじゃないじゃろ。結果さえ出してたら称号なんか後からいくらでもくっついてくるわ。
出典元:あひるの空 29巻 P135/講談社 夏目 健二 残り時間を逆算して追っかけるようになったら終いじゃ。
出典元:あひるの空 36巻 P17/講談社 夏目 健二 あと10分であんさん達ともお別れかと思うと名残惜しいの。ーー頼むから、これで終わりにはせんでくれよ。
出典元:あひるの空 36巻 P221/講談社 夏目 健二 なんじゃオマエラ、負けそうとか思っとんのか。こんな逆境、何度経験してきたと思っとんじゃ。越えてきたワ、その度に。
出典元:あひるの空 37巻 P184/講談社 夏目 健二 間違いなくこの先、挫折が待っとる。それでも3年間絶対諦めんと誓うなら、ワシの持っとる技術、オマエに全部伝授したる。死ぬ気でついてこい。
出典元:あひるの空 40巻 P135/講談社 夏目 健二 1年前手が届かなかったトコに、今まさに届こうとしてる。と同時に、これが最後のチャンスなんじゃないかという危惧もある。
出典元:あひるの空 42巻 P167/講談社 夏目 健二 僕は体力もないし力もないなから、何か一つだけど武器になるものがほしくて、小学校の頃からずっとフックだけをやり続けたんだ。
出典元:あひるの空 8巻 P98/講談社 茂吉 要 ヒトの気持ちもしらないで勝手に期待されても困るんだよ。僕はただ、フツーにバスケがしたかったんだ。なのに、勝手に期待して勝手に失望してったんじゃないか!
出典元:あひるの空 8巻 P140/講談社 茂吉 要 ーー僕は、ばかだ……。僕に失望してたのは僕自身じゃないか。行かなきゃ……、もう一度あそこにーー…!!
出典元:あひるの空 8巻 P164/講談社 茂吉 要 期待されるのはもう疲れた。失望されるのにも、もう慣れてしまった。でもほんとはそんなことどうでもよかったんだ。
出典元:あひるの空 8巻 P193/講談社 茂吉 要 成功率よりもむしろシュートにいくまでの過程がスゴイ……。あの小さな体でーー、一体どれだけの試練を乗り越えてきたんだろう……。
出典元:あひるの空 9巻 P22/講談社 茂吉 要 心配しなくても大丈夫。大事なのはゴールを狙うこと。戦ってるのは君一人じゃない。
出典元:あひるの空 10巻 P16/講談社 茂吉 要 君はこれから身長が伸びて、伸びるたびポジションが一つずつ変わっていくだろう。そしていずれ到達する、バスケットプレーヤーの頂点に。君は可能性に満ちている。それが羨ましい。僕も、もう諦めない。
出典元:あひるの空 11巻 P96/講談社 茂吉 要 ばかだったな……。あのときやめてなかったら、こんな人達とも対等に渡りあえてたかもしれないのに。後悔はもうたくさんだ。
出典元:あひるの空 11巻 P131/講談社 茂吉 要 大丈夫、このままじゃ終われません。来年またここに来ます。
出典元:あひるの空 12巻 P100/講談社 茂吉 要 そもそもこの部は始まってまだ1か月強。積み重ねたものなんて微々たるもんです。本当の始まりはこれからでは?
出典元:あひるの空 13巻 P57/講談社 茂吉 要 僕はこの試合に勝ちたいと思ってる。でも先輩にはもっと強い想いがある。誰かの力じゃなく、自分の力でなんとかしたいんだ。
出典元:あひるの空 17巻 P63/講談社 茂吉 要 ーーああそうか……、この人も真っ直ぐに進んできただけなんだ。“差”はこんなところにもできてたんだ……。
出典元:あひるの空 18巻 P58/講談社 茂吉 要 この体躯に一番期待していたのは僕自身なのかもしれない。僕は凡人だ。ここからスタートするんだ…!!
出典元:あひるの空 18巻 P204/講談社 茂吉 要 すごく難しい。普通は自分より長身のDFに対してやるのが効果的なんだけど、僕は動きが遅いし力では敵わないけど、それでも渡りあえるような得点力を身につけたい。
出典元:あひるの空 19巻 P48/講談社 茂吉 要 プレイ時間が長ければ負けた時の負担も大きい。このチームで自分がどんな役割を担っているのか、もう“誰かが助けてくれる”チームなんかじゃない。僕がチームを強くするんだ…!!!
出典元:あひるの空 20巻 P63/講談社 茂吉 要 点が取れないことよりも、味方にしてみればあるイミそっちの方が怖い。シュートが下手ということは、常に相手にチャンスを与え続けているということです。
出典元:あひるの空 21巻 P152/講談社 茂吉 要 そーゆう考えは良くない。頑張って無理だったのなら仕方ないけど、最初から何もしなのなら目標なんて意味がない。
出典元:あひるの空 23巻 P97/講談社 茂吉 要 ほんとうはもうーー、弱音を吐く寸前だ……。だけどーー、僕も負けたくないんです。
出典元:あひるの空 25巻 P145/講談社 茂吉 要 部員が増えるのは選手層が厚くなる意味でもいいことだけど、それによってバランスを失うこともあるんだ。ましてや初心者に一から教えてあげれる余裕も人員も、今の僕らにはない。
出典元:あひるの空 28巻 P174/講談社 茂吉 要 このメンバーで戦うのはこの大会が最後だ。うん、だから、僕は今のメンバーで一試合でも多くやりたい。
出典元:あひるの空 31巻 P49/講談社 茂吉 要 大丈夫。走ってきた、ずっと。たった1年かもしれないけど、きっとあの頃の数年分。今やっと、過去を取り戻せる…!!
出典元:あひるの空 35巻 P185/講談社 茂吉 要 僕もそうでしたから。期待は不確定。センターに必要なのは絶対的信頼です。
出典元:あひるの空 37巻 P129/講談社 茂吉 要 僕はただ大きいだけ。クズ高に天才は一人もいないよ。けどこの5人ならきっと、奇跡を起こせる。
出典元:あひるの空 37巻 P189/講談社 茂吉 要 焦るのよくない。流れには逆らえない時間もある。なまじ勝ってるから追われてると思うんだ。
出典元:あひるの空 41巻 P99/講談社 茂吉 要 心配しなくても大丈夫ですよ。先輩がいなくても切り抜けてみせます。
出典元:あひるの空 43巻 P71/講談社 茂吉 要 言われるまでもない。課題は分かってる。飛び道具だけじゃ戦えない。“変革”が必要だ。
出典元:あひるの空 44巻 P27/講談社 茂吉 要 彼らに比べて僕は、圧倒的なパワーが足りない。実力以上のもので勝負できてきたのは頼れる存在があったから。僕は変わりたいんだ。
出典元:あひるの空 44巻 P42/講談社 茂吉 要 浮かれてるヒマなんかない。時間がいくらあっても足りない。越えて、越えて、新しい自分になれ。
出典元:あひるの空 44巻 P56/講談社 茂吉 要 この先は未知の領域だから、試合が始まったらどんなプレーも見逃さないように。教えられることは言葉よりも。
出典元:あひるの空 47巻 P30/講談社 茂吉 要 アイツは今、バスケ部を守るために耐えてんだよ。だから俺達はーー、アイツが殴られる痛みに耐えなきゃならねんだ!!
出典元:あひるの空 4巻 P60/講談社 安原 真一 アイツはいい子ちゃんだからな。なんでもかんでも一人で責任おっかぶってよ。俺ら3人アイツに守られてるみてーで、それが気に入らねんだ。
出典元:あひるの空 14巻 P186/講談社 安原 真一 何より一番許せねーのは、その状況をありがたがっちまってる自分だ……!!
出典元:あひるの空 14巻 P189/講談社 安原 真一 俺はよ、他人に守られるのは好きじゃねぇ。だから今日まで必死こいて練習してきたんだ。“借り”はーー、プレーで返すしかねぇと思ってる。
出典元:あひるの空 15巻 P106/講談社 安原 真一 これっくれー対応できなきゃ、オマエラの足でまといでしかねぇってことだ。ーーーー…冗談じゃねぇ。誰かの足を引っ張って生きる人生はもうコリゴリだ。
出典元:あひるの空 19巻 P29/講談社 安原 真一 ここは俺達が何とかする……。このメンツで負けは許されねーぜ!!
出典元:あひるの空 21巻 P13/講談社 安原 真一 経験なんか関係ねぇ。これは俺の挑戦だ。俺もそろそろ“カベ”の越え時なんだよ。
出典元:あひるの空 24巻 P151/講談社 安原 真一 合宿中ずっと特訓してたんだよ、もう完全に俺のモンだ。これでもう、チームのお荷物とは言わせねぇぜ。
出典元:あひるの空 26巻 P164/講談社 安原 真一 なんにせよ、辞める要因が“他人”ってのは納得いかねーよな。オマエは違うんだろ?ならいーじゃん。
安原 真一 上がれば上がるほど強いトコとやらなきゃなんねーって思うと、じっとしていらんなくなる。
出典元:あひるの空 31巻 P174/講談社 安原 真一 負けねぇよ、そのために今までやってきたんだ。絶対上がってやるぜぇっ。
出典元:あひるの空 31巻 P174/講談社 安原 真一 分かってるよ。ここは俺の出番じゃねぇ。俺はなんとしてもこの試合勝ちてぇ。だから託す。
出典元:あひるの空 37巻 P91/講談社 安原 真一 アイツはクズ高の宝だからな。リスクは最大限に回避する。トビがベンチにいる間は、俺がクズ高を引っ張るぜ。
出典元:あひるの空 41巻 P127/講談社 安原 真一 気持ちは分かるけどよ、少し落ち着けよ。ケガしてなくたってベンチにいる奴は皆同じ気持ちなんだよ。
出典元:あひるの空 42巻 P42/講談社 安原 真一 大学生とやって痛感したろ。上に行きゃ行くほど俺らの活躍できるチャンスなんかなくなるって。でも絶対に何もしないで終わりたくねぇ。1点でも多くゴールを決めてやる。
出典元:あひるの空 44巻 P101/講談社 安原 真一 つまりよ、高校バスケってのはそーゆーヤツらの集まりなんだよ。オレ達がいくらがんばったってーーーー、オマエらに追いつけるワケねーじゃん。
出典元:あひるの空 5巻 P106/講談社 茶木 正広 でもよー、俺らがスクリーンを覚えりゃ、トビや空坊の得点チャンスが広がるってことだべ?俺らは得点にゃ絡めねーけどよ、俺らにしかできねーことをやってやんぜっ。
出典元:あひるの空 5巻 P150/講談社 茶木 正広 毎日毎日、地味な練習ばっかだった。楽しいか楽しくねーかっつったら、そりゃあ楽しくねーよ。じゃあなんであのときヤメちまわなかったんだ。
出典元:あひるの空 15巻 P134/講談社 茶木 正広 俺もそっちで活躍してぇ…。早く俺を出してくれ…!!!
出典元:あひるの空 21巻 P27/講談社 茶木 正広 試合で足引っ張ってるのは確実に俺らだぜ。俺だっていつそーゆう気持ちになるか紙一重だぜ。
出典元:あひるの空 21巻 P183/講談社 茶木 正広 何をだよ。そーゆう言葉が出るってことは、俺が皆の足を引っ張ってるってことだろ。気にするも何も、実力以上のモンは出せねーよ。
出典元:あひるの空 24巻 P85/講談社 茶木 正広 勝ったのは嬉しいけど、それ以上にスゲー悔しいわ、俺。
出典元:あひるの空 27巻 P139/講談社 茶木 正広 新入生が入ってくるまであと2ヶ月ーー。絶対にーー、うまくなってやる…!!!
出典元:あひるの空 28巻 P14/講談社 茶木 正広 俺らのレベルアップ次第でチームの運命が変わることもあるってことだ。
出典元:あひるの空 28巻 P22/講談社 茶木 正広 別にそーゆうつもりで言ったんじゃねーのに…。俺はただチームの為にーー。違うよな、だから怒られたんじゃねーか。だから逃げてんだろ。
出典元:あひるの空 28巻 P38/講談社 茶木 正広 なんでって、そんなことしたらアイツらの夢台無しにしちまう。前にも同じよーなことやったのに、足引っ張るよーなことだけはもう二度としたくねぇよ。
出典元:あひるの空 28巻 P61/講談社 茶木 正広 PGってポジションにこだわったのは、アイツラに離されていくのがただ怖かったんだ。俺は…、それを否定したかった。
出典元:あひるの空 28巻 P63/講談社 茶木 正広 ナベやヤスに役割ができて、それを達成することが喜びになった。嬉しいからもっと上手くなろうと思う。でも、俺はその役割を見出すことができなかった。だから、冷めていく。
出典元:あひるの空 28巻 P65/講談社 茶木 正広 もしあのまま勝ち上がって試合のレベルが上がれば、俺らますます役立たずになっちまうだろ。来年のI•Hまでにもっと力つけて、ちゃんと試合に出てーんだ。
出典元:あひるの空 13巻 P29/講談社 鍋島 竜平 あんなに試合に出てぇ出てぇ言ってたのに……、いざ試合に出てみりゃあーー、1プレー1プレーにビビるよーになっちまった……。
出典元:あひるの空 21巻 P185/講談社 鍋島 竜平 仲間に弱音を吐くのは、慰めて、励まして欲しいからだろ?欲しいのは同情なんかじゃない。欲しいのは“信頼”だ。
出典元:あひるの空 21巻 P194/講談社 鍋島 竜平 ーー先生、そんな無責任なこと簡単に言わんで下さい。尊敬する野球選手さん、夢を追いかけることのリスクを教えてください。結局、頼れんのはこの手で掴んだモノだけなんじゃないべか。
出典元:あひるの空 21巻 P197/講談社 鍋島 竜平 新しい武器を手に入れるたび、より速く、より高く跳べる気がして、その期待だけでもうどこまでも走っていけると思った。
出典元:あひるの空 27巻 P206/講談社 鍋島 竜平 試合のたびーー、いつも思う。自分はこの場所に不必要なんじゃねぇかって。積み重ねてきて得た自信なんて、コイツラの前じゃ豆粒みてーなもんだ。とても俺なんかじゃーー。
出典元:あひるの空 35巻 P136/講談社 鍋島 竜平 役割を求めて走ってきた。ここで降りるワケにゃいかねぇ…!!
出典元:あひるの空 35巻 P151/講談社 鍋島 竜平 俺は自信がないから試合の時はいつも手が震える。何百本、何千本練習したって、ゴール決めんのは難しいなぁ。
出典元:あひるの空 43巻 P29/講談社 鍋島 竜平 分かってる。俺達のミスが皆の“最後”になる、そんな恐怖を。でも戦わなきゃ、俺は一人じゃない。
出典元:あひるの空 47巻 P56/講談社 鍋島 竜平 俺は1番になるためにここに来たんだ。絶対にオマエを超える。
出典元:あひるの空 29巻 P55/講談社 五十嵐 行太 スピードもタイミングも、何よりシュートを打つことに対しての自信がハンパねぇ…。一体今まで…、どんな練習してきやがったんだ。
出典元:あひるの空 29巻 P66/講談社 五十嵐 行太 聞き捨てならねぇな!!こっちはいつでもやる準備できてんだよ。だいたい1年だから試合に出さないなんてナンセンスなんだよ。
出典元:あひるの空 29巻 P101/講談社 五十嵐 行太 デカイ口叩いてこのザマかよ。ーー…、冗談じゃねぇ……。こんな所でコケてたまるか!!
出典元:あひるの空 30巻 P72/講談社 五十嵐 行太 俺はもうここでやっていくって決めたんだ。自分で、選んだんだ。過去はもう切り捨てる。
出典元:あひるの空 30巻 P134/講談社 五十嵐 行太 “勝って欲しい”なんて俺はこれっぽっちも思わないね。その勝利の中心に俺は絶対いてやる…!!
出典元:あひるの空 31巻 P53/講談社 五十嵐 行太 待ってた。証明する。アイツと同じ場所に立ってるってことを…!!
出典元:あひるの空 35巻 P187/講談社 五十嵐 行太 うるせーな、ここでビビってたら勝てるモンま勝てないんだよ。俺はーー、何が何でも勝たなきゃいけないんだ。
出典元:あひるの空 36巻 P29/講談社 五十嵐 行太 その役、俺にやらせて下さい。俺なら確実に突破できる。厳密に言うと二人なら必ず崩せる。
出典元:あひるの空 37巻 P87/講談社 五十嵐 行太 選択肢はきっと、もっと、いつだって無限にあって、あの決断はその中の小っぽけな1コなんだ。
出典元:あひるの空 37巻 P94/講談社 五十嵐 行太 俺は覚悟が足りてなかった。大事なのは決断より“決別“だ。
出典元:あひるの空 37巻 P105/講談社 五十嵐 行太 あの試合で確かに掴んだもの。これは“創造”だ。
出典元:あひるの空 40巻 P85/講談社 五十嵐 行太 俺は試合でミスした奴を責めたりしないけど、それを引っ張ってプレイに集中出来ない奴はチームメイトとして認めない。それがこのチームにいる最低限の資格だろ?
出典元:あひるの空 48巻 P61/講談社 五十嵐 行太 練習は休まなかった。努力を怠らなかった。試合でそれを断ち切るためにーー。もう大丈夫だと思ったのに、やれるハズだったのにーー…。
出典元:あひるの空 30巻 P105/講談社 紺野 道郎 俺、試合に出てる…。ちゃんと動けてる…。“チーム”の一人になれてる…!!
出典元:あひるの空 32巻 P26/講談社 紺野 道郎 ーー日毎に強くなる想い……。もっとこの人達の力になりたい…!!
出典元:あひるの空 32巻 P61/講談社 紺野 道郎 もう震えてない……。“勝利”にちゃんと貢献できた。もう大丈夫…。ちゃんとやれる…!!!
出典元:あひるの空 32巻 P96/講談社 紺野 道郎 いつだって自分の居場所や存在理由みたいなものを求めてた。そんなものはどこにもあるワケないのに。ただ必要とされたい。それだけでいい。
出典元:あひるの空 48巻 P218/講談社 紺野 道郎 ゴメンーー。正直言うとすごく悔しいんだ。僕がどんなに声出したって、スコアの数字は動かないから。
出典元:あひるの空 36巻 P68/講談社 田中 よしお バスケをやりたいっていうのは、最初はただの願望だった。でも今はクズ高のメンバーでいたい。ダメだって…、無理だって笑われても僕はここにいたいんだ。
出典元:あひるの空 40巻 P137/講談社 田中 よしお 昔いじめられっ子だった俺に、先生は勇気を持って立ち向かえと言った。それはいじめられたことがない人の言葉だ。オマエラなんて迷ったことすらないんだろ。ココに飛び込む勇気があれば、俺だってとっくにーー。
出典元:あひるの空 36巻 P236/講談社 和田 晃 また一つ後悔が増えてしまった。今、この瞬間あそこにいれたハズなのに…!!
出典元:あひるの空 38巻 P124/講談社 和田 晃 練習がちょっとキツかったくらいで、なんであの時逃げ出しちゃったんだろう、俺……。迷って悩んで恐れて、後ずさりした自分がバカだった。
出典元:あひるの空 39巻 P137/講談社 和田 晃 ーーちくしょう。なんで…、なんで俺は“こっち側”にいるんだ。
出典元:あひるの空 37巻 P149/講談社 中田 翔太 大丈夫、先輩達がなんとかしてくれるよ。あんな頼もしい人達他にいねぇし、オマエはオマエの仕事をちゃんとしろよ。
出典元:あひるの空48巻 P61/講談社 中田 翔太 よーするにコレって、目標が“日本一”になったってことですよね。
出典元:あひるの空39巻 P33/講談社 小南 晴生 うん、間違いない。ここには高校3年間を懸ける価値がある。
出典元:あひるの空39巻 P115/講談社 小南 晴生 全部、できなかったんじゃない。できたのにしなかったんだ。でもあの時、自分が一番近い場所にいたんだ。もしあの時“選択”を考えていたら、きっと一生後悔したと思う。
出典元:あひるの空40巻 P101/講談社 小南 晴生 それじゃダメなんだ。スポーツマンの体じゃないと言うなら、まずはそこを覆したい。
出典元:あひるの空40巻 P116/講談社 小南 晴生 確かに自分で選んだんです。でも心のどこかにずっと手放した方の重圧が影を潜めていて、それが日常を覆い尽くすまでさほど時間はかかりませんでした。ある日突然、自分が異次元へ飛ばされたような感覚になって自分からコートを離れました。怖いです。“普通”に侵されるのは。
出典元:あひるの空40巻 P123/講談社 小南 晴生 いつ、どこで、自分の行動が「誰かや何かのため」に切り替わったんだろう。そう、思ってしまったんだろう。そしてそういう自分を、自分で誇らしげに歩いてきてしまったんだろう。
出典元:あひるの空40巻 P128/講談社 小南 晴生 ーー普通に混ざってはいけない。自分は特異でなくてはならない。能力も、感性も“人と違う”ということが、すなわち“才能”である。
出典元:あひるの空40巻 P131/講談社 小南 晴生 それはまるで、恐れを知らない子供の無邪気さにも似たひた向きさ。今まで手にしてきたものと引き換えに失ってきたんだ。僕はここでは、何も持っていない…!!!
出典元:あひるの空40巻 P137/講談社 小南 晴生 技術が身につけばつくほど、その差がわかる。同じ1年なのにあっちは試合で活躍してるし初心者だし当たり前だけど、早く皆に追いついて一緒にプレーしたいな。
出典元:あひるの空44巻 P11/講談社 小池 裕二 それこそ社会に出たらコートでバッシュ鳴らせる機会なんてほとんどないんだぜ。俺はこれから3年間、好きなバスケを思い切りやれる。ただそれだけでいいんだ。
出典元:あひるの空39巻 P42/講談社 迫田 稔 フォワードとしての責任感とそれを支える自信ーー。持っている才能が大きいだけに、時としてそれは弱点にもなります。
出典元:あひるの空 4巻 P157/講談社 七尾 奈緒 ゾーンDFやスクリーンに絶対必要なものは、お互いをカバーしあえる信頼関係でしょ?自分の弱点を自分の技術でカバーできると思っている選手がいれば、チームは機能しないんだよ。
出典元:あひるの空 4巻 P174/講談社 七尾 奈緒 このチームが勝つために必要なことは、個々が自分の弱点をしっかり受け止めて、それを支えあえるチームワークを作ること。TEAMに“I”という文字はない。バスケットの基本だよ。
出典元:あひるの空 4巻 P176/講談社 七尾 奈緒 今はまだ能力の高い選手が集まっただけにすぎません。バスケットチームとしては素人とかわりないんです。この合宿の最終目標はーー、九頭龍高校バスケ部というチームを作ること。神奈川の激戦区を勝ち抜いて、I•Hに出場できるほどのチームです。私はこの人達ならきっとーー、それができると信じています。
出典元:あひるの空 5巻 P53/講談社 七尾 奈緒 バスケの知識だけ集めたって、それだけで正しいコーチングができるワケじゃない。みんなの前ではさも自身ありげにしてるけど、今回の合宿だっていい成果が出るかどうかは、正直わからないんです。でもわたしが弱気なトコ見せちゃったらみんなに不安を与えちゃうし、嫌われても仕方ないって気持ちでのぞんではいるんですけど……。
出典元:あひるの空 5巻 P60/講談社 七尾 奈緒 DFはシュートやリバウンドと違って、数字でカウントできるものではないですからね。そこからどう結果を出したのかはたしかにわかりづらいと思います。ーーたった一つのことをのぞいてですけど……。勝つか負けるか、ーーです。
出典元:あひるの空 6巻 P73/講談社 七尾 奈緒 今はガマンのときだよ。悔しがるのはまだ早いんじゃない!?まだ試合に負けたワケじゃないんだよ。
出典元:あひるの空 6巻 P168/講談社 七尾 奈緒 ーーいい言葉ですね、気に入りました。行きましょう。勝利のために。
出典元:あひるの空 10巻 P81/講談社 七尾 奈緒 失望してしまったのはその場所から好きだったから。皆のことがーーー…、大好きだったからーー。
出典元:あひるの空 12巻 P146/講談社 七尾 奈緒 勝算はないに等しい。でも可能性は決して“0”じゃない。きっと奇跡をおこしてみせます。
出典元:あひるの空 14巻 P152/講談社 七尾 奈緒 確かに3Pの成功率は男子よりも女子の方が高いです。両手打ちのない外国では、その精度の高さを見て“奇跡”と賞賛する人も少なくはありません。ーーでも私は、その人達は間違ってると思います。一朝一夕で体得できる技術なんて、どのスポーツにだってありはしませんから。
出典元:あひるの空 17巻 P24/講談社 七尾 奈緒 何よりもーー、毎日あんなに努力してるんですもん。絶対、上手くなりますよっ。
出典元:あひるの空 21巻 P191/講談社 七尾 奈緒 そろそろ、ちゃんとした監督を探した方がいいと思うんです。技術的な事だけじゃなく、目上の人に教わるというのはやっぱり違いますのね。常に緊張感があるというか…。自分たちだけでやろうとすると、どうしても甘えや驕りが出てしまいますし、私もいつだって冷静でいられるワケじゃありませんから……。
出典元:あひるの空 22巻 P161/講談社 七尾 奈緒 あの時からずっと胸のつかえが取れない。監督が見つかったら私はただのマネージャーになって、それが不満なワケじゃない。何でもいいから皆の力になりたいのは本当の本音だ。なのにーー、何に悩んでいるのか自分でも分からなくなる……。
出典元:あひるの空 23巻 P71/講談社 七尾 奈緒 必要かどうかを決めるのは、往々にして他人のことの方が多い。それでも自分で決めるんだ。自分で、決めるんだ。
出典元:あひるの空 23巻 P79/講談社 七尾 奈緒 そんなことないよっ。最初の頃は一つも勝てなかったのに、それが今は連勝記録更新中。強くなってるのは誰の目から見ても明らか。それで得たものがないなんて贅沢だと思うなっ。
出典元:あひるの空 25巻 P9/講談社 七尾 奈緒 中学の時の顧問の先生が言っていた。「強いチームはその走りを見れば分かる」。監督が替わるだけでここまで違うものなんだ……。
出典元:あひるの空 26巻 P26/講談社 七尾 奈緒 車谷先生が来てからまだほんの1ヶ月しか経ってないのに、男子も女子も成長して強くなっているのが目に見えて分かるんです。もちろんそれはずっと望んできたことだし、純粋に嬉しい気持ちはあるんですけど……。なんでしょう、ほんの少しだけ悔しいんです。
出典元:あひるの空 26巻 P39/講談社 七尾 奈緒 いいんですよ、わかんなくて。意味ないようなことでも、何でもやっておきたいんです。
出典元:あひるの空 28巻 P133/講談社 七尾 奈緒 それこそ地獄みたいな練習を毎日毎に積み重ねてきたんですもの。短いワケないじゃないですか。
出典元:あひるの空 28巻 P138/講談社 七尾 奈緒 私は、スゴイ人達の成長を目の当たりにしてるんだ。
出典元:あひるの空 38巻 P64/講談社 七尾 奈緒 きっと誰かが私達の知らないトコで、私達以上に努力してるんだ。私は哲学者じゃないけど、人間は一人じゃ頑張れない生き物だと思うのです。
出典元:あひるの空 39巻 P80/講談社 七尾 奈緒 誰かが支えて、見守って、応援して、その想いはきっと伝わって、繋がって、必ず誰かの力になってるよ。
出典元:あひるの空 39巻 P80/講談社 七尾 奈緒 ここにいると“私には何もない”って、いつも突きつけられる…!!
出典元:あひるの空 39巻 P79/講談社 小南 真琴 なんでかな、困ってる人見たらほっとけないんだ。自分が役立たずだからせめて誰かの為になりたいの。
出典元:あひるの空 44巻 P144/講談社 芳幸 愛 本当は誰にも話したくなかった。誰かに迷惑をかけるたび、自分の存在を消したくなるから。
出典元:あひるの空 49巻 P72/講談社 芳幸 愛 こう見えてプレッシャーに弱いんです私。それがいつ来るかって不安も増大するし、それでもまだ自分のことなら納得できます。だけどそれが誰かにとって大切な瞬間だったら、自分のせいで誰かがその瞬間を逃してしまったら。もうあんな思いしたくないです。二度としたくないんです。
出典元:あひるの空 50巻 P142/講談社 芳幸 愛 決まってるじゃない。あの子にはーー、バスケに最も必要な身長っていう“才能”がないからよ。たとえ他に優れた部分があったとしても、欠けている身長を補うには1000本でも足りないのかもね。
出典元:あひるの空 1巻 P150/講談社 薮内 円 ーーーー私は違う。たとえ世界中の人が笑っても私は笑わない。どんなに弱くてカッコ悪くたって、私は絶対に笑わないわ!!
出典元:あひるの空 3巻 P15/講談社 薮内 円 子供みたいなこと言ってんじゃないわよ!皆、何かしら決められたルールの上でやってるの!!あなたもバスケわるんでしょ!?だったら最低限のルールくらい守んなさいよっ!!それができないんなら、バスケなんてやめちまえっ!!
出典元:あひるの空 3巻 P157/講談社 薮内 円 例えばさ、空君はおせじにもバスケ向きの体格とは言えないけど、それを超越するほどのスピードとシュートセンスをもってる。もちろん、それは血のにじむような努力の結果気もしれないけどーー、どんなにがんばってもそこに届かない人が世の中にはいるんだよ。
出典元:あひるの空 5巻 P15/講談社 薮内 円 マネージャーだからって雑用だけをやりに来てるワケじゃない。どんな形でも好きなものに携わりたいって思うのはダメなコトかなぁ?
出典元:あひるの空 5巻 P16/講談社 薮内 円 誰かに頼るとか頼らないとかじゃなくてさっ。みんな自分がやるべきことはちゃんとわかってると思うよ。
出典元:あひるの空 5巻 P61/講談社 薮内 円 身長差なんてーー、バスケも恋愛もカンケーないよ、きっと……。
出典元:あひるの空 8巻 P18/講談社 薮内 円 がんばってがんばって、それでも結果が出ないんだったら、努力することにイミなんてあるのかな……。
出典元:あひるの空 12巻 P119/講談社 薮内 円 気にしたってしょーがないじゃん?やっちゃったもんはやっちゃったんだし……。もうどうやったって、元通りにはならないよ。
出典元:あひるの空 12巻 P141/講談社 薮内 円 現在進行形で頑張ってる人達にきっと自分を認めてほしかったんだ。何もしてないのに。
出典元:あひるの空 19巻 P163/講談社 薮内 円 せめて試合で対等に渡りあえてたら……。何も言い返せなかった…、自分が悔しいっ…!!!
出典元:あひるの空 22巻 P129/講談社 薮内 円 私達みたいな学校がI•Hを目指してるなんて言ったらハナで笑われてたのに、あなた達を見てるともしかしたらって、本気で思えてくるよ……。
出典元:あひるの空 27巻 P48/講談社 薮内 円 あの時ああしておけば良かったとか、ほんの数か月の間にそう何度も経験したくない。今年は私達高校最後の夏だしね。
出典元:あひるの空 28巻 P95/講談社 薮内 円 私達はずっと自分の為に頑張ってきたんだと思ってた。ーーや、実際にはそうなんだけど、でもその裏で支えてくれる人がたくさんいて、監督はもちろんマネージャーや1年生や……。そーゆう一つ一つの“想い”に今は応えたい。
出典元:あひるの空 31巻 P78/講談社 薮内 円 もう少し、あと少し手を伸ばせば届く…。必ず!!!
出典元:あひるの空 34巻 P68/講談社 薮内 円 不思議だ、体力も集中力も限界ギリギリなのに……。終わりたくない。もっとここにいたい……!!
出典元:あひるの空 34巻 P119/講談社 薮内 円 負けてばっかりの頃は何でこんなに頑張ってるのにって、いつもそう思ってた。でも違った。勝つチームのそれはもっと遥かに上なんだ…!!
出典元:あひるの空 34巻 P127/講談社 薮内 円 勝ち負けに関係なく、最後の瞬間はもっと劇的なんだと思ってた。でも今まさに迎えたそれはあっけないほどマヌケで、ラストのあの不思議な感覚は砂時計の底が抜けたように、一気に流れ落ちた。それが私たちの最後。
出典元:あひるの空 34巻 P164/講談社 薮内 円 これで、今までの“全部”が終わった。終わったんだ。
出典元:あひるの空 34巻 P171/講談社 薮内 円 負けるってこーゆうことなんだ。終わりって、そーゆうことなんだ。
出典元:あひるの空 34巻 P184/講談社 薮内 円 正直、私はアナタが嫌いです。ただ、私が頑張れた要因の一つは間違いなくアナタの存在です。
出典元:あひるの空 41巻 P247/講談社 薮内 円 だんだん現実味が薄くなるというか、や、逆なのかもしれない。突きつけられていくんだ、この場所と空気に。私たちの夏は終わったんだってどこかでまだ認めてなかった。
出典元:あひるの空 43巻 P203/講談社 薮内 円 見たいのは勝ち負けじゃない。私を動かした人の行く先を見届けたいんだ。
出典元:あひるの空 45巻 P29/講談社 薮内 円 まだ終わってない。上手く言えないけど、この1年間私には後悔がたくさんありすぎて…、もう取り戻せないし後戻りもできないけど、それを認めてしまったらきっと本当に終わってしまう気がする。
出典元:あひるの空 46巻 P57/講談社 薮内 円 それは私も一緒かもしれない。今まで私を突き動かしてきたものは、きっと悔しさだけじゃないと思うの。あの日の練習試合から、ずっとアナタを追いかけてた。
出典元:あひるの空 46巻 P165/講談社 薮内 円 目を逸らさないでいよう。最後の瞬間はあんなにもあっけなかったから。逃げない、ちゃんと見届ける…!!
出典元:あひるの空 49巻 P124/講談社 薮内 円 落ち込んだってしょーがない。胸を借りるつもりでって言ったでしょ。勉強させてもらったと思えばいいさ。めそめそするなっ。単純な話、今日のスコアがウチらと県ベスト16の距離ってことだよ。これから新人戦やって先発もある。今度会う時までに、どれだけ差を縮められるかが勝負だよ。
出典元:あひるの空22巻 P125/講談社 国分 洋子 最初に言ったハズだよ。勝つ為の人選っ、私情ははさまない。人一倍努力してるのは知ってるよ。でも使えないんじゃ意味がない。
出典元:あひるの空 23巻 P48/講談社 国分 洋子 何度も言うけど今年は勝ちにいくんだ。優しさや同情で強くなれるならいくらでもするよ。
出典元:あひるの空 23巻 P48/講談社 国分 洋子 ーー…これが現実だね。ちょっとキツイ練習したぐらいで人より努力した気になってる。あたし達の位置はまだそんなもん。ーー大丈夫だよ。みんなで乗り越えたらそれが自信になるから。
出典元:あひるの空 26巻 P9/講談社 国分 洋子 県大会に指一本掛かってる。死んでも諦めるもんか。
出典元:あひるの空 34巻 P146/講談社 国分 洋子 ーーもしあの時、交代を告げられて私譲りませんでしたよ。頑固なんで。だから後悔なんかしてません。後悔なんてしません。
出典元:あひるの空 34巻 P166/講談社 国分 洋子 ーー勝ってほしいね、こんなに頑張ってきたんだもん。そりゃ相手だってI•Hに片手が届くくらいの努力をずっとしてきたんだろうけど、それでも私達の“1年”が引けを取ってるなんて絶対に思わない。
出典元:あひるの空 36巻 P218/講談社 国分 洋子 そーゆう所なんだよ、ここは。いい環境をいつも与えてもらえるワケじゃない。空君達が“上”へ行くってことは、きっとそーゆうことなんだよ。
出典元:あひるの空 46巻 P12/講談社 国分 洋子 試合に出たくて出たくて、でも届かなくて何度も諦めようかと迷ったりもした。努力を認めてもらえた時は本当に嬉しかった。でもそれは多分違くて、私は決して認めてもらうために頑張ってきたんじゃない。ここで結果を残すために、今まで必死に走ってきたんだ。
出典元:あひるの空 34巻 P78/講談社 新見 怜 まだだ……。勝たなきゃ結果を残したことになんかならない……!!
出典元:あひるの空 34巻 P114/講談社 新見 怜 私には人望も、適性も、自信もない。自信がないんです。でもほんの少しだけ私は“欲”を張る。追いつきたい背中、追い越したい自分。
出典元:あひるの空 40巻 P62/講談社 新見 怜 耐える痛みがあるとゆうことを知りなさい。
出典元:あひるの空 4巻 P27/講談社 五月 正義 オマエラがやったことを世間一般でなんというか知ってるか?裏切りというんだ。
出典元:あひるの空 12巻 P105/講談社 五月 正義 責任をとるなどという言葉を軽々しく使うもんじゃない。責任をとれないから未成年なんだ。
出典元:あひるの空 12巻 P109/講談社 五月 正義 やればやった分だけ結果が出るなんてのは、どこをどう探したって学校のテストだけです。彼らがやろうとしてることは、そんな嘘っぱちな努力なんかじゃない。3年間ーー、春も夏も秋も冬も……、毎日毎日同じことをひたすら繰り返すような……、そんな努力なんですよ。
出典元:あひるの空 12巻 P122/講談社 五月 正義 アイツラが挑戦してるのは、そーゆう場所なんです!たった一度の敗北や失敗をしたからといって……、ムダな努力だったと切り捨てるんですか!?
出典元:あひるの空 12巻 P124/講談社 五月 正義 ちゃんと見届けてやりたいんだ。図体はでかくても子供は子供だ。正面からちゃんと見てやれる大人の存在は必要だよ。誰もやらないからじゃない。自分にしかできないと思ったんだ。
出典元:あひるの空 19巻 P42/講談社 五月 正義 これは俺の問題ーー…。バスケ部の顧問をクビになったのは、自分の管理能力のいたらなさが招いた結果だ。あの日オマエも同じことを言ったろう。俺は自分の為にココに戻ってきたんだ。
出典元:あひるの空 19巻 P116/講談社 五月 正義 失望させるようで申し訳ないですが、私ももうダメだと一度諦めたクチです。指導なんて大それたものはたいしてしてませんよ。希望は、自分達で作るものでしょう?
出典元:あひるの空 23巻 P164/講談社 五月 正義 アイツは人よりも劣っている部分が分かりやすいからか、アイツなりに自分の居場所を守るのに精一杯なんだろうな。でも、誰だってそーゆう部分はあるだろう?
出典元:あひるの空 26巻 P41/講談社 五月 正義 自分はいらないんじゃないかと思うことより、ここにいたいと思うことの方がずっと大変なんだ。疲れたり迷ったりするのも、至極当然なことじゃないか。
出典元:あひるの空 26巻 P42/講談社 五月 正義 車谷先生の指導が始まってからチームの成長は著しい。素人の私でも実感するほどです。ただーー、チームが成長するスピードと自分が成長するスピードの違いも実感してしまいます。
出典元:あひるの空 28巻 P40/講談社 五月 正義 感謝するよ、オマエ達には。大人になってもこうやって興奮して震えることがあるもんなんだな。
出典元:あひるの空 36巻 P207/講談社 五月 正義 不安な顔をするな花園、1年に見られるぞ。皆お前の背中を追ってるんだ。ベンチでも不敵でいろ。
出典元:あひるの空 48巻 P81/講談社 五月 正義 私はただ見てたんです。生徒が変わっていく……。彼らの人生を考えれば、その一種を見たと言っても過言じゃない。そんな経験は初めてだったんです。
出典元:あひるの空 50巻 P186/講談社 五月 正義 あれからずっと自問自答してる。何が正しくて何が間違いだったのか。どんな答えも結局、結果論でしかないけど、俺の中には後悔しかないよ。
出典元:あひるの空 24巻 P136/講談社 車谷 智久 ーー決して“誰かの為”に来たワケじゃない。この場所が、一番アイツの気持ちに近付けると思ったんだ。
出典元:あひるの空 24巻 P186/講談社車谷 智久 こらからどうやって教えていくかで灰にもダイヤにもなれる。指導者にとってこれ以上のワクワクはないです。
出典元:あひるの空 25巻 P16/講談社 車谷 智久 別に認めてくれなくてもいいですよ。挑戦する権利だけ与えて下さい。別にダメだったらダメでいいじゃないですか。とりあえずやらせて下さいよ。
出典元:あひるの空 25巻 P20/講談社 車谷 智久 “今まで通り”を変えられない人間は、来年も再来年もずっと今まで通りだ。
出典元:あひるの空 25巻 P79/講談社 車谷 智久 これは性別や体力の問題じゃなく、あくまでも精神論だ。人が“もうダメだ”っていう限界ギリギリのラインなんてこんなもんじゃない。こんなもんじゃないんだ。
出典元:あひるの空 25巻 P118/講談社 車谷 智久 上達しないのはセンスがないから。退いてしまうのは才能がないから。あの人には 、あのチームにはかなわないから。人は目指していた何かを断念する時必ず理由をつける。ナゼか分かるか? その方が楽だからだ。
出典元:あひるの空 25巻 P118/講談社 車谷 智久 ダメならダメでいい。ただ、自分の努力の足りなさを別の何かのせいにはするな。
出典元:あひるの空 25巻 P119/講談社 車谷 智久 走りっぱなしの奴なんてこの世にいない。進んで止まって、止まって進んで。人はそれを 歩みと呼ぶのだ。
出典元:あひるの空 25巻 P119/講談社 車谷 智久 ゲームで同じ武器を持ったキャラがいたら、ステータスの高い方を重宝するだろ。つまりアイツの選択肢は2つしかない。身長を伸ばすか、自分だけのレアな武器を手にするかだ。
出典元:あひるの空 25巻 P157/講談社 車谷 智久 別に宇宙で泳いでこいなんて言ってるワケじゃないんだ。無理してもできないことなら俺は初めから注文も強要もしないよ。
出典元:あひるの空 26巻 P21/講談社 車谷 智久 ただ目の前にそーゆう困難をつきつけられた時、初めから無理だと思うような奴は、どうやったって上がっていけない。大事なのは強いチームか弱いチームかじゃなく、強くなれるチームかどうかだ。
出典元:あひるの空 26巻 P22/講談社 車谷 智久 こーゆう時は考え方をプラスにしよう。用意された環境はいかなる場合でも、全て自分達にとって最高のものと思え。
出典元:あひるの空 26巻 P61/講談社 車谷 智久 なんでボーッと捕まるのを待ってるんだ!!背中に背負ってる“走”の文字は飾りか!?違うだろうが!!!いいか、相手にここでプレスをかけられるのは『ここなら引き離せる』と思われているからだ!!
出典元:あひるの空 26巻 P74/講談社 車谷 智久 いいマネージャーがいることほど、心強いものはない。つくづく恵まれたチームだと思うよ。
出典元:あひるの空 26巻 P97/講談社 車谷 智久 試合に勝ちはしたが、実力は雲泥の差だ。間違っても自分達の力を過信するな。思いがけない勝利はチームを増長させる。
出典元:あひるの空 27巻 P148/講談社 車谷 智久 へこむなっ。あれがオマエ達の実力だ。悔しかったら敗北を噛み締めて這い上がれ!!
出典元:あひるの空 28巻 P11/講談社 車谷 智久 ポジションは保身の場所じゃない。次の試合ではオマエは使わん。
出典元:あひるの空 28巻 P30/講談社 車谷 智久 ポジションに執着するのはいい。そーゆう選手は好きだ。ただオマエは“自信はない”と言った。“ミスをするだろう”とも。もしオマエが監督だったらそんな奴を使えるか?自分はまだ一定レベルに達していないことを言い訳に用意しているような奴をだ。そのプレーの先に勝利はない。居場所を守りたいだけなら他のトコへ行くといい。
出典元:あひるの空 28巻 P33/講談社 車谷 智久 今やっと…、部活らしくなってきたトコです。ただ、まとめるだけなら誰でもできるんですけどね。チームとして走り出してからは、なかなかそうはいきません。
出典元:あひるの空 28巻 P49/講談社 車谷 智久 結果が伴わないのは仕方ない。アイツがどんなモチベーションでプレーに臨もうが、正直どうでもいいんだ。確かに俺も言い過ぎた感はある。取り消して戻ってくるならそうしてもいいだろう。でもな、情熱は常に悔しさに勝るんだ。アイツはずっと前からそういう自分と葛藤してきたんだ。
出典元:あひるの空 28巻 P70/講談社 車谷 智久 長く辛い冬を越えてきたのは、全てここから勝ち上がっていくためだ。出し切れよ全部。
出典元:あひるの空 29巻 P138/講談社 車谷 智久 各自、自分に言い聞かせろ。ここからは点差は忘れる。むしろ自分達が後追いだと思え。最後まで走りきれよ、いいな!!
出典元:あひるの空 29巻 P195/講談社 車谷 智久 バスケでどうやったら勝てるかを理論的に説明できるか?「説明できない」が正解。勝つということ自体、不確定なものだからだ。だが反対語の「負ける」は容易に説明ができる。努力を怠る、向上心を失くす、あらゆる−要素が負けに直結する。
出典元:あひるの空 30巻 P56/講談社 車谷 智久 毎日死にもの狂いで練習してるのは勝つためじゃない。負けないためにやってるんだ。勝負に多分も絶対もない。最後まで負けなかったチームが勝つんだ。
出典元:あひるの空 30巻 P56/講談社 車谷 智久 調子が悪い時は誰にだってある。モチベーションを保つというのは、それ相応の技術がいることなんだ。ましてや高校の多感な時だ。あえて何があったのかは聞かんがーー、プライベートなことで仲間に負担はかけるなよ。
出典元:あひるの空 31巻 P134/講談社 車谷 智久 人は悲しい時や苦しい時に一番強くいなきゃいけないと俺は思うんだ。もし“弱さ”のせいで心の負担が連鎖していってしまったとしたら、人はそれを悲劇と呼ぶのだろう。
出典元:あひるの空 31巻 P136/講談社 車谷 智久 焦りは負の要素であると同時に、思わぬ突破口を開くこともある。“1秒”を凝縮しろ。どんな些細な変動も見逃すな。
出典元:あひるの空 34巻 P121/講談社 車谷 智久 ーー…、よくやったな、上出来だ。ーーとは言わん。負けは負けだ。ヨウの交代も一瞬迷ったが他の選択肢は俺には浮かばなかった。最後の最後で力になれなかった。スマン。
出典元:あひるの空 34巻 P165/講談社 車谷 智久 やめさせてしまった部員もいたし、合宿では棄権者が出て保護者に謝罪したこともありました。それでも強気で厳しくやってきましたが、内心では結構ビビってたんです。どこまでやればいいのか、どこまでやっていいのか。もし、これで結果を出せなかったらーー、と……。僕はあまり指導者に向いていないのかもしれません。
出典元:あひるの空 38巻 P50/講談社 車谷 智久 目の前の試合が常に最後だと思え。ここからはそういう戦いだ。最後の瞬間まで全力で走り切れ。
出典元:あひるの空 40巻 P35/講談社 車谷 智久 よく初戦は大事という言葉を使うが、俺からすれば初戦も決勝も全部同じだ。砂の一粒を軽視する奴は流砂に飲まれる。至極当たり前のことだが“一歩ずつ”。それがウチらしいやり方だろう。
出典元:あひるの空 40巻 P197/講談社 車谷 智久 上級生には時間が限られてる。吸収できるものとそうでないものを、しっかりとその目で見極めろ。オマエの性格は十分に知ってる。その上で皆に必要とされたんだ。今すぐにとは言わん、1年で応えろ。
出典元:あひるの空 41巻 P64/講談社 車谷 智久 DFの弱さはそのOF力で押し切ってきたんだ。あえてそこを突きたい気持ちはあるが、なにしろこっちも大事な支柱を欠いてる所だ。ならば向こうが一番得意な分野でこっちが頭一つ出よう。
出典元:あひるの空 41巻 P123/講談社 車谷 智久 自信を砕くということ。すなわち、目前に圧倒的実力差を叩きつけることだ。ここまで1年生チームの成果、その多くは14番の得点。結果と比例してそれは大きかったろう。ヒビさえ入ればあとは脆い。
出典元:あひるの空 41巻 P134/講談社 車谷 智久 個々の能力が相当高いチームだ。1on1で仕掛けてくる回数も多い。ならばこっちはチーム力で対抗する。上に行けばこんなチームのゴロゴロいるぞ。越えろよ。
出典元:あひるの空 42巻 P59/講談社 車谷 智久 集中力を切らすなよ、1つでもミスしたら一気に差が開くぞ。堅実なプレイは普段の練習背景が如実に出る。そういう意味では必要なことは全てやってきた。自信を持って臨め。
出典元:あひるの空 42巻 P120/講談社 車谷 智久 1点差を競うゲームなんてそう立て続けにあるもんじゃないぞ、むしろ有難く思え。プレッシャーを感じる必要なんかまったくない。平常心で臨め。いいな。
出典元:あひるの空 43巻 P106/講談社 車谷 智久 OBですか彼ら。よっぽど居心地がよかったんでしょうね、僕らもそうでした。きっと幸せな青春だった。大人になって集まりたい場所ってあるんですよね、後輩はいい迷惑ですが。正直な所、僕はまだ子供達にそーゆう場所を与えてあげれてません。でも常日頃、そーゆう教育者になりたいと思ってます。
出典元:あひるの空 43巻 P173/講談社 車谷 智久 通用しないのは元々分かってたことです。本人達も昨日のゲームで理解したでしょう。ただ同時に次元の違う話じゃないとも思ったハズです。いつか自分達が辿り着く場所、今やるべきことがハッキリすればそれでいい。
出典元:あひるの空 44巻 P91/講談社 車谷 智久 これは欲を言えばということですが、彼らにはその意図の更に上を行ってほしい。それが本来の願望ではあります。つまり、負けてばかりだったあの頃とはもう違うという証明です。
出典元:あひるの空 44巻 P98/講談社 車谷 智久 第一段階は“絶望”、そして“思考”。ここでようやく“挑戦”だ。アイツラも“結果”を出す気でいる。
出典元:あひるの空 44巻 P151/講談社 車谷 智久 これは保険だ。ここでダメなようなら、I•Hなんかそもそも無理な話なんだ。
出典元:あひるの空 48巻 P48/講談社 車谷 智久 もちろんどっちが悪いとかですることじゃない。たとえ許されたところで、居心地の悪さは消えないだろう?
出典元:あひるの空 50巻 P104/講談社 車谷 智久 迷惑かどうかはこっちが決めるんだ。お前が決めることじゃない。そして断言する。ウチの部にそんな奴はいない。
出典元:あひるの空 50巻 P110/講談社 車谷 智久 いや、別に急ってワケじゃないんですが、チームのリーダーとしてちょっと重い責任を背負ってもらおうかなと思って。団体スポーツはみんな一緒ですよ。まずはリーダーが周りをついていかせなきゃいけない。
出典元:あひるの空 50巻 P184/講談社 車谷 智久 君はもっと自分の才能に自惚れていい。それこそ、九頭高の得点力は自分の3Pだと思うくらいにね。
出典元:あひるの空 24巻 P211/講談社 坂田 年男 経験者でも大半は受験で1年何もしてこなかった子たちです。いきなりあの練習量はこなせませんよ。どういうルートをたどったとしても、しょせんヤル気やある人しか残らないということですな。
出典元:あひるの空 29巻 P1/講談社 坂田 年男 緊張してしまうのも無理はない。君達がここまで辿ってきた道を考えれば、至極当然のことだ。
出典元:あひるの空 30巻 P48/講談社 坂田 年男 積み重ねてきたものが大きければ大きいほど、失うことの恐怖も肥大する。去年と今年じゃ今の心境は全員違うだろう?ここはそうやって、同じ道を辿ってきた子達が集う場所なんだ。
出典元:あひるの空 30巻 P48/講談社 坂田 年男 調子の上がる上がらないは誰にでもある。人間だからね。でも君達はここ一発の時に調子が上がるようにしなきゃ。特に繊細さをもとめられるシューターのようなポジションはね。負けだたら来年まで次はないということをモチベーションを上げる糧にしなさい。
出典元:あひるの空 30巻 P76/講談社 坂田 年男 ハートの弱さは最終的には自分で何とかしなくちゃいけない。しかし、その解決に高校の大事な時間を費やすのは非常に惜しい。多少荒療治でも本戦までに彼の本当の才能を引き出してあげたい。
出典元:あひるの空 31巻 P100/講談社 坂田 年男 やるべきことが限定されたからね、迷う必要がなくなった。どんなに小さいプレーでも責任感を持つことが大事なんだ。
出典元:あひるの空 31巻 P197/講談社 坂田 年男 よほどの実力差がない限り、絶対という結果はない。最後の最後で勝負を分つものが何なんのか…、それは君たちにしか分からないんだ。
出典元:あひるの空 34巻 P189/講談社 坂田 年男 今日、この試合が最後になってもなんら不思議はない。これから戦う相手はそれ程の実力校だ。ーーだがそれでも、僕は君達が勝つことを信じて疑わない。
出典元:あひるの空 35巻 P7/講談社 坂田 年男 負けてるんだから当然だ。ここで緊張しない選手ならむしろ使わないよ。今は冷静に戦況を読むことが重要、つまり心理戦だ。
出典元:あひるの空 35巻 P139/講談社 坂田 年男 君達がここまできた道のりの裏には、いろんな人達の協力や応援があったことを心の隅におきなさい。君達だけのこれまでじゃない。1シュート1プレイにその人達の想いをのせること。決して悔いを残さないように。
出典元:あひるの空 35巻 P199/講談社 坂田 年男 子供はね、言葉の鞘を持ってないから嫌いとか悔しいとかの感情を露骨に出しちゃう。それはもう、時として刃物以上の殺傷力を持ちます。同じチームにそーゆう子が何人かいるとね、まず手がつけられない。だからね、ああやって手を繋がせて、言葉は封印して感情を全部混ぜちゃう。そうするとね、不思議と伝わるんです。隣同士だけじゃなく対面の子にまで。試合に出れなくて悔しいんだなとか、誰にも負けたくないんだなとか、もちろん勝ちたいっていう思いもね。
出典元:あひるの空 39巻 P164/講談社 坂田 年男 大切なのは教育として正しいかどうかじゃなく、その子に響くかどうかだと思うんだよね。
出典元:あひるの空 39巻 P165/講談社 坂田 年男 心配しなくても完成度は君の方が上だ。負けるんじゃない、誰にも。
出典元:あひるの空 46巻 P55/講談社 坂田 年男 バスケットは“積み重ね”のゲームです。一発逆転は存在しません。天候に左右されることもない。このスポーツに奇蹟はありませんよ。
出典元:あひるの空 17巻 P59/講談社 押尾 さあな…。ただ一つだけ確実に言える。その後悔は一生消えんぞ。
出典元:あひるの空 38巻 P187/講談社 押尾 世の中、どんなに頑張ったってどうしようもないことは山ほどある。それを夢だの何だので励ます無責任な連中は信用ならん。ただーー、無駄なことを頑張る人間は嫌いじゃない。
出典元:あひるの空 31巻 P61/講談社 小沢 信念を貫くということは、この世で一番過酷で孤独なことだと思う。でも届くためには誰かがやらなきゃならないんだ。君にはその責任があるんじゃないか?
出典元:あひるの空 38巻 P54/講談社 小沢 処分を下し罰は受けた。しかし罰を受け続ける必要はないでしょう。子供が道に迷ったとき、道標をたててあげるのが私達教師の仕事のハズです。
出典元:あひるの空 13巻 P110/講談社 九頭龍高校 校長 人が本当の本気になることなんて、一生のうちそうあるものじゃありません。勝ち負けじゃない。見届けてあげてください。
出典元:あひるの空 15巻 P6/講談社 九頭龍高校 校長 翼を折られた鳥はーーー、堕ちるだせだヨ。
出典元:あひるの空 2巻 P130/講談社 常盤 時貴 見ての通り、神奈川は全国屈指の激戦区だ。もう準備はできたのかい?とりあえず俺達は一足先にーー、関東の玉座まで行ってくるヨ。ぼやぼやしてるとおいてっちゃうヨ。
出典元:あひるの空 4巻 P92/講談社 常盤 時貴 最初は仕方なしに、ーーネ。ーーでも、もう火がついちゃったから……、そうなると自分でも止められないんだ。“次”は必ず喰ってやる!!!
出典元:あひるの空 14巻 P127/講談社 常盤 時貴 いや、全然まだまだです。丸高が強かったのはあの人のおかげだなんてーー、言われたくないですからネ。必死ですヨ。
出典元:あひるの空 21巻 P109/講談社 常盤 時貴 例えば3年間ーー、いや子供のころからずっと、ひたすら努力してきた者と明らかにそれに劣る者が対峙したとしても、その勝負は必ずした努力の質や時間に左右されない。分かってるサ。だからいつも必死なんだヨ。
出典元:あひるの空 35巻 P176/講談社 常盤 時貴 見くびるな……。どんな小さな隙からでも展開は引っくり返るんだ。
出典元:あひるの空 36巻 P127/講談社 常盤 時貴 昔からよく言われる。何でも器用にこなしちゃうから、大事なトコでブーストがかからない。自分の沸点を知らずにきたんだ。
出典元:あひるの空 36巻 P140/講談社 常盤 時貴 興味ないんでそーゆうの。それに嫌いなんです。元総理とかもと暴走族とか。無名校の無名監督で勝負しましょうヨ。
出典元:あひるの空 36巻 P170/講談社 常盤 時貴 今まで何度、あの姿を見たんだろう。あのメジャーリーガーはチームが優勝した夜も自室でバットを振るんだという。こんなちっぽけな高校の無名のバスケ部で、そんな逸話を幾度となくこの目で直視してきたんだ。
出典元:あひるの空 36巻 P175/講談社 常盤 時貴 まだ地区決勝だってのにどれだけハードル高いんだヨ。本当ーー、コツコツレベル上げてきたのに。負けられない。必ず全国を掴む…!!
出典元:あひるの空 36巻 P212/講談社 常盤 時貴 その胸についてるのはただの飾りか?ーー…、いつまで一人で戦うつもりだ?
出典元:あひるの空 38巻 P140/講談社 常盤 時貴 これは終わりじゃなくて“始まり”だ。
出典元:あひるの空 39巻 P124/講談社 常盤 時貴 変わりますよ、きっと。断言してもいい。これは“革命”だ。
出典元:あひるの空 39巻 P154/講談社 常盤 時貴 1プレイ1プレイ、なんで全力でやらねえ!?なにヨユーぶっこいでんだあ!?
出典元:あひるの空 2巻 P152/講談社 千葉 真一 世の中には埋もれた才能がくさるほどある。俺達みたいに運のいいヤツラばかりじゃねえんだ。
出典元:あひるの空 9巻 P74/講談社 千葉 真一 数字で計れるほど甘かねーぜ、この世界は。
出典元:あひるの空 9巻 P102/講談社 千葉 真一 やめとけ、敗者にかけてやる言葉はねーよ。全国へのカベはーー、想像以上に高くてブ厚いぜ…!!
出典元:あひるの空 13巻 P171/講談社 千葉 真一 初めてボールついたのが小3の時、体が頑丈なせーか、一日たりとも練習を休んだことはねぇ。刮目しろ、これが俺の生き様だ。
出典元:あひるの空 14巻 P25/講談社 千葉 真一 ーーー才能か。身長も才能の一つとは言われちゃいるが、こーゆう場所に来て改めて思い知るぜ。自分の凡庸さをよ……!!!
出典元:あひるの空 14巻 P95/講談社 千葉 真一 優秀なカントクと信頼できる仲間、それに出逢えただけでも奇跡だぜ。なのに今、I•Hの鼻っぱしらをつかもうとしてる…。“そりゃあ夢だぜ”って言われたってたいして驚きゃしねぇけどよ、せめてあと数か月、コートの上に立つ権利を……!!
出典元:あひるの空 14巻 P112/講談社 千葉 真一 誰しもがそうやって自分に言い聞かす。いい試合だった、全てを出しきったんだ、後悔などあるハズがない。そんはヤセ我慢をコートの隅に置いて去るんだ……!!!
出典元:あひるの空 14巻 P125/講談社 千葉 真一 その“熱”を知ってしまったら、燻りが消えることは決してないんだ。誰かに託したところで俺はそれで納得できるのか…!?
出典元:あひるの空 17巻 P73/講談社 千葉 真一 ーーー…俺はまだ燃え尽きてねぇ。火種が燻ったまんまで、アチくてしょーがねんだ。
出典元:あひるの空 18巻 P207/講談社 千葉 真一 ビブス掴んじまったのはいただけねぇが…、それだけオマエも必死だったんだろ。そこだけは認めてやる。だったら最後までやり通せ。終わり方は自分で決めろ。
出典元:あひるの空 20巻 P73/講談社 千葉 真一 後悔?ねぇよ、そんなもん。ーー全部出し切った。もうスッカラカンだ。オマエラも来年きっと分かるさ。燃え尽きたその後に残ったものが何なのかーー。
出典元:あひるの空 34巻 P22/講談社 千葉 真一 俺を必要としてくれた以上、期待に応えてぇんだよ。夢見ちまったからな、もう止まれねーぜ。
出典元:あひるの空 36巻 P158/講談社 千葉 真一 俺アレのーー、コツコツレベル上げんのがスゲェ好きでよ。自分のだけじゃやり足りなくてな、弟が寝てる時にアイツの分もレベル上げたんだ。今でもアイツはドラクエってセーブしたら勝手にレベルが上がるシステムだと思ってる。そーやってしこたまレベル上げて上げて、やっとボスのいる城にいったらソッコーで袋叩きにされてな。子供ながらに震えたぜ、この先どんだけ楽しめんだよって。
出典元:あひるの空 36巻 P185/講談社 千葉 真一 そんな手引書がありゃ、世の中で戦争なんか起きねーよ。俺だってオメェ、本当に信頼できる奴なんか何人もいねぇぜ。ただ、その何人かは地球上で最も信頼できる男達だぜ。
出典元:あひるの空 37巻 P8/講談社 千葉 真一 ああ、分かってら。全員トップクラスのプレーヤーだと思って当たるぜ。
出典元:あひるの空 14巻 P25/講談社 沢 賢人 ドライブや3Pはもちろんそうだろうけど、DFも、身長以外のことは全部やってきたんだな。尚更負けたくねーぜ。
出典元:あひるの空 35巻 P115/講談社 原巻 信二 あぁーー、いるよなこーゆう……、見るからに持ってそうな奴。ただな……、そーゆう奴には死んでも負けたくないんだよ。
出典元:あひるの空 36巻 P10/講談社 原巻 信二 センスは認めるよ。でもオマエまだ、何も越えてきてないだろ。
出典元:あひるの空 36巻 P37/講談社 原巻 信二 残り30秒、1点を守り切るにはちょっと長すぎる。オマエの存在後必要不可欠だ。その為にウチに来たんだろう?
出典元:あひるの空 38巻 P122/講談社 原巻 信二 個々のレベルが高いのは認めるけど、でもそれじゃ上がれねんだよ。
出典元:あひるの空 35巻 P91/講談社 千葉 淳 信頼してもらう方法だぁ?結局、いまだに答えは分かんねーままだ。だならもう求めねぇ…!!
出典元:あひるの空 37巻 P134/講談社 千葉 淳 俺も誰かに必要とされたい。他人にはそう見えるんだな。俺はそこで満たされたことなんてなかった。明らかに違った。アイツと。
出典元:あひるの空 38巻 P4/講談社 千葉 淳 俺も誰かに必要とされたい。他人にはそう見えるんだな。俺はそこで満たされたことなんてなかった。明らかに違った。アイツと。
出典元:あひるの空 38巻 P4/講談社 千葉 淳 “守る”ってのは点差のことだと思った。ーーでも違った。チームにいたいと思うから守るんだ。
出典元:あひるの空 38巻 P149/講談社 千葉 淳 費やしてきた時間に関係なく、背負うものの重さや責任は皆対等だろう。だがそれでも、オマエ以上にその数字にデカイ意味を持ってる奴はいない。
出典元:あひるの空 37巻 P47/講談社 安藤 仁 君自身、アイツに勝るとも劣ってないと言うのが本音だろう。じゃあその先の越えたいというのは建前か?……いや、そうじゃない。表現そのものが違うんだ。おそらく君はーー、叩き壊したいんだろう。自分のコンプレックスを。
出典元:あひるの空 38巻 P8/講談社 安藤 仁 言わなくても分かるさ。人は誰もがそれを求め、もがいて苦しむんだ。“存在意義”というヤツを。
出典元:あひるの空 38巻 P10/講談社 安藤 仁 このラインの向こう側は常に5人で戦ってるんだ。5人で戦ってる以上、誰のせいも誰のおかげも存在しない。だから“チーム”なんだ。
出典元:あひるの空 38巻 P141/講談社 安藤 仁 ムネを貸すくらいのつもりだったのに、本気出さなきゃいけなくなっちまったぜ。言っておくぜ、YOUなんて眼中にない。勝つのは俺だ。
出典元:あひるの空 5巻 P183/講談社 蒲地 太郎 言ったろ?勝つのは俺だって。YOUの3Pもなかなかイケてたが、それだけじゃダメだ。言っとくけど身長差なんかじゃないぜ?俺達の決定的な違いはーー、俺には翼があってーー、YOUにはないってことさ。
出典元:あひるの空 6巻 P63/講談社 蒲地 太郎 たぎる血を抑えられねぇ。アイツラにだけは絶対、負けるワケにはいかないんだ…!!
出典元:あひるの空 26巻 P65/講談社 蒲地 太郎 I•Hを目指すためには足下の小石さえも許さねぇ。コイツラに“もしかしたら”なんて希望を与えちゃいけねぇ…!!
出典元:あひるの空 26巻 P205/講談社 蒲地 太郎 あったりめーだ。嫌だっつったって俺がコートに引きずってってやるぜ。俺達に負けの2文字はねぇ。
出典元:あひるの空 27巻 P24/講談社 蒲地 太郎 こーゆうスタイルはアイツのマネみてーで不本意なんだがな。プライドじゃ勝利は掴めねぇ。
出典元:あひるの空 45巻 P135/講談社 蒲地 太郎 先輩ーー、一度ドロップアウトした人間が這い上がれるほどーーーー、高校バスケは甘くないっすよ。
出典元:あひるの空 5巻 P175/講談社 小西 学 スゴイと思う?アイツがあそこまでやってるのは、自分よかスゴイ奴が他にいるからだよ。
出典元:あひるの空 29巻 P120/講談社 香取 真吾 あのとき君が犯した最大のミスはーー、ボールをもらった瞬間、ゴールに目が向かなかったことだ。
出典元:あひるの空 7巻 P117/講談社 古賀 学年は関係ない。ここは使える奴が上がっていく世界なんだ。
出典元:あひるの空 30巻 P28/講談社 北住吉高校 新監督 勝負はやってみるまでわからない。戦う前から相手を見下すのはよせ。
出典元:あひるの空 9巻 P29/講談社 高橋 克己 3年間やってきたのは、全てこの大会のためだ。たとえ弱小だって高校でバスケやってりゃI•H位夢に見るだろ。俺はこのバスケ部に軌跡を残したい。
出典元:あひるの空 9巻 P55/講談社 高橋 克己 まずは相手の才能を認めよう。試合はそれからだ。パスをする方ももらう方も、“ここなら点を取れる”。そういう嗅覚を持ってる。残念ながら俺らにはない才能だな。だが勝機はある。意外と脆いぜ“天才”は。
出典元:あひるの空 9巻 P135/講談社 高橋 克己 最初のI•Hが最後のチャンス。こんな所で苦戦してる場合じゃないんだよ。
出典元:あひるの空 10巻 P26/講談社 高橋 克己 中学生の相手や初心者を育てながら2年耐えた。1点を争って心臓がヒリヒリするよーなクロスゲームをずっと待っていたんだ……。俺は今ーー確かに夢の中にいる…!!
出典元:あひるの空 10巻 P65/講談社 高橋 克己 PGの仕事をするFなんて聞こえはいいが、口で言うほどたやすいもんじゃない。必要とされるのは完璧な決定力。チームを勝利へと導く力だ。
出典元:あひるの空 14巻 P77/講談社 高橋 克己 背中の4番っていう数字は、バスケットというスポーツにおいて最も重いものなんだ。技術で仲間をひっぱり、精神面ではチームの支柱となる。この点差で4Fという今の状況でもメンバーに不安の色は見えない。あのちっぽけな数字に仲間の信頼のすべてが乗っかってる。キャプテンっていうのは、そういう場所なんだ。
出典元:あひるの空 14巻 P110/講談社 高橋 克己 ないよ。あの熱量を体感できる場所は他のどこにもないよ。
出典元:あひるの空 18巻 P174/講談社 高橋 克己 “常に生産性のある日々を”。ミニバスやってた頃の監督の言葉だ。まだ終わってないぜ。
出典元:あひるの空 20巻 P66/講談社 高橋 克己 小っちゃいのがコンプレックスだって?大きい奴にだってコンプレックスはあるんだぜ。そもそも、そーいう話は他の皆とタメ張れるよーになってからだ。オマエはチビの中で1番になれよ。
出典元:あひるの空 20巻 P76/講談社 高橋 克己 やっぱあっちに行っときゃ良かったと後悔するだろう。だけどな、そっちに行かなきゃ一生気になったままだぜ?自分で選んだんだろ?迷うなよ。
出典元:あひるの空 29巻 P51/講談社 高橋 克己 例えば小さな嘘や恥ずかしい失態なんてのは、誰もが素直に認めがたいもんだろ?同様に自分より強大な力や秀でた才能なんかに対しても同じような“抑制”がかかる。これはプライドが高い低いは関係ない。人間なら誰にでも起こる心理現象なんだ。ただ、それをバネにするか妬みに走るのかは人間性の問題だ。
出典元:あひるの空 40巻 P91/講談社 高橋 克己 あるんだよ、本当に。限界を超えた力ってのが本当にあるんだよ。
出典元:あひるの空 40巻 P92/講談社 高橋 克己 この大会逃したら、もう高校バスケは終わりだもんね。悔いは残したくね。
出典元:あひるの空 9巻 P31/講談社 児島 幸成 俺を出してくれ。俺のバスケット人生を今、ここで賭けさせてくれ…!!
出典元:あひるの空 10巻 P77/講談社 児島 幸成 これで終わりなんじゃない。
ここはまだ“途中”なんだ……!!
出典元:あひるの空 10巻 P82/講談社 児島 幸成 わかってるよ。コート入ったって、つっ立ってるだけじゃ何のイミもねぇ……。ここは戦場だ。点をとってナンボの世界。俺は選手だ!!!
出典元:あひるの空 10巻 P158/講談社 児島 幸成 そのプレーで、コートに立つイミを、そして自分自身の存在意義を示せ……!!!
出典元:あひるの空 10巻 P162/講談社 児島 幸成 この試合の為にーー、何年耐えたと思ってんだ。こんなもん逆境でもなんでもねぇ……!!
出典元:あひるの空 10巻 P177/講談社 児島 幸成 ーーうん、なんかずっとモヤモヤしてんの嫌だったからさ、ちゃんと決別したくて来たんだ。オマエがどういう思いでクズ高に行ったか知らないけど、あとはもう結果で語ろうぜ。
出典元:あひるの空 33巻 P192/講談社 桜井 一義 むしろ誇りに思ってるくらいだよ。バスケの歴史と定説を自分の手で覆せるんだもの。願わくばこよ3年間、僕より背の低い選手が現れないことを祈るよ。
出典元:あひるの空 12巻 P199/講談社 上木 鷹山 競争相手は少ないに限る。そんな騒ぐほどのことじゃないでしょ。
出典元:あひるの空 15巻 P18/講談社 上木 鷹山 小さい選手は目の前に壁がない状況でシュートを打てることなんてほとんどない。“分かれ道”は、その一瞬をつかめるかどうか……。
出典元:あひるの空 16巻 P188/講談社 上木 鷹山 今、動かずにいつ動けっていうんだっ!!
出典元:あひるの空 17巻 P134/講談社 上木 鷹山 選択肢を間違えたんだと誰もが言う。折れそうになる。砕けそうになる。そのたび、呼人のあの言葉が雷鳴のように轟く。もう走り出してしまった。止まるな、進み続けろ。
出典元:あひるの空 17巻 P176/講談社 上木 鷹山 本当に尻もちつくとは思わなかったや。知ってるかい、DFの足を崩せる程のスキルを持つドリブラーのことを“ANKLE BREAKER”ってゆうんだぜ。
出典元:あひるの空 12巻 P196/講談社 不破 豹 別についてく必要なんかないべや。他の人は知らんけどね、俺はスキルが全て。そのチームでしか活躍できないプレーヤーなんて、さらさらキョーミはないや。
出典元:あひるの空 15巻 P23/講談社 不破 豹 頼るということは弱いことだ。頼られることは重荷になる。俺は一人で強くなりたい。
出典元:あひるの空 18巻 P105/講談社 不破 豹 チャラチャラ、飾りでバスケやってるつもりはないから。最短距離で頂上までかけ上がりたいんだ……!!
出典元:あひるの空 14巻 P80/講談社 白石 静 先輩なんかいくら立てたってチームの為にはならないぜ。俺の活路を塞ぐなよ。
出典元:あひるの空 14巻 P128/講談社 白石 静 いるだけで上手くなるんなら誰も苦労しないぜ。部屋に戻って荷物まとめろよ、どうせ続かねぇ。今すぐやめちまえ。
出典元:あひるの空 15巻 P10/講談社 白石 静 やればできんじゃん。できるんだったら最初からやれよ。
出典元:あひるの空 15巻 P37/講談社 白石 静 認めるも何も……、ウチに努力家じゃない奴なんていないだろ。
出典元:あひるの空 16巻 P106/講談社 白石 静 残り1分で、オマエらの現在地を教えてやろうか。
出典元:あひるの空 18巻 P106/講談社 白石 静 ーー…、冗談だろ。俺は幼稚園児相手にだって手ェ抜いたりしないよ。どっかの誰かさんみたく、ほんの少し好き勝手やってるだけさ。
出典元:あひるの空 18巻 P128/講談社 白石 静 この“壁”を越えるのに、憧れや理想は毛ほどしか手を貸さない。誰もがその場所を通るのに誰しもがそれを避けて通る。去った者と残った者に差なんてない。“止まるか進むか”。ただそれだけなんだ……!!
出典元:あひるの空 15巻 P32/講談社 峯田 圭介 あの日、立ち止まらなくて本当によかった……。俺の進んできた道は間違いじゃなかった…!!!!
出典元:あひるの空 18巻 P86/講談社 峯田 圭介 試合は時計が止まるまで何が起こるかわかりませんよ。
出典元:あひるの空 10巻 P150/講談社 酒巻 呼人 相手に“イケる”と思わせてはいけない。どのスポーツでも共通の鉄則だが、バスケほどそれが露骨に出るものはない。
出典元:あひるの空 10巻 P169/講談社 酒巻 呼人 未来ってのは希望だ。希望ってのは生命だ。夢を見るうちは必ず明日がある。俺達、大人の仕事は子供の未来を守る事だぜ。
出典元:あひるの空 11巻 P85/講談社 酒巻 呼人 夢を見てるうちはーー、必ず明日がある……、か。世の中そううまくいきゃあ、誰も苦労しねーわな。
出典元:あひるの空 12巻 P91/講談社 酒巻 呼人 いつも言ってんだろォが。バスケってのはできるかできねぇかじゃねぇ。やるかやらねぇかだ。
出典元:あひるの空 14巻 P41/講談社 酒巻 呼人 “そこ”がオマエの限界ーー。そーゆうことだな?
出典元:あひるの空 15巻 P17/講談社 酒巻 呼人 俺は長いこといろんなトコでカントクをやってきた。たとえ、どんなチームとやるとしても、相手をナメるようなマネは一度もしたことはないよ。
出典元:あひるの空 15巻 P79/講談社 酒巻 呼人 出場権をあたえられた者はそのプレー時間に己の全てをたたき込め。見せられなかった奴はあとで後悔しても遅い。いいか、チャンスは誰にでも常に回ってくるもんじゃねぇ。だからこそ、つかんだ糸の先は絶対に離すな。
出典元:あひるの空 15巻 P88/講談社 酒巻 呼人 小さい選手は技術に頼りがちになる。3Pやパスのスキルをいくら上げたって、そりゃああくまでも+αにしかすぎねぇ。小さい選手にとっての最大の武器はドライブなんだ。DFにとっての最大の脅威もな。
出典元:あひるの空 16巻 P116/講談社 酒巻 呼人 オマエラを日本一のチームにするまで、俺のことを監督と呼ばなくていい。一緒に上がっていこう。
出典元:あひるの空 16巻 P159/講談社 酒巻 呼人 お前はあひるだ。頑張ったって飛べねーよ。それでも生きてる。そして生きていくんだ。自分で動き出さなきゃそこで朽ちてくだけだぜ。
出典元:あひるの空 17巻 P133/講談社 酒巻 呼人 バスケットやってる奴は自信家が多い。そーゆう性格の方が選手として大成することが多いからだ。イレギュラー的に1年を出すことになっちまったがーー、“そこ”に飛びこめるどうかで、すでに道は分かれ始める。
出典元:あひるの空 17巻 P147/講談社 酒巻 呼人 ボールを持ったら点取ることしか考えねぇバカーー、か……。だがそれは必ずしも悪いことなワケじゃない。そのシュートが自分の為じゃなく、チームの為であればいいんだ。
出典元:あひるの空 18巻 P78/講談社 酒巻 呼人 分かったろう。オマエのそのスタイルには限界がある。これはチーム戦なんだ。オマエがどんなにやっきになったって、5対1じゃ勝てねーよ。
出典元:あひるの空 18巻 P104/講談社 酒巻 呼人 大人が科せる罰とーー…、子供が背負う罪は得てして違うものでしょう。そして何よりも確かなことが一つだけある。“子供達にはやる気がある”。今、放出しなければもう二度と次はありませんよ。
出典元:あひるの空 18巻 P141/講談社 酒巻 呼人 もっと実践の経験を積みなさい。高校の3年間でできることなんてたかが知れてる。じゃあ勝つチームと負けるチームの差はどこにあるのか。もちろん幼少の頃からバスケをやってることは重要だが、必須条件じゃない。
出典元:あひるの空 19巻 P8/講談社 酒巻 呼人 どこを攻めれば点を取れるのか、どこをどう守れば相手のゴールを防げるのか。試合中、無数にあるチャンスは一瞬ですり抜けてく。強いチームほどそれを見極められる“目”を持ってる。勝負勘という表現の方が正しいかも知れないな。
出典元:あひるの空 19巻 P9/講談社 酒巻 呼人 別に何も苦労せぇへんよ?バスケやっとるおかげで友達に困ったことあらへんもん。
出典元:あひるの空 19巻 P56/講談社 二ノ宮 昭人 大ゲサちゃうわ。もしもってことがあるかもしれんし、そしたら俺責任あるとられへん。それになーー、負けたときの言いワケにされてもかなわんしなっ。
出典元:あひるの空 19巻 P68/講談社 二ノ宮 昭人 でもな、チームを強くしたんは別に俺ちゃうねん。俺以外のヤツラやねん。なのに、ちっこいってだけでご褒美もろうてしもた。“風の又三郎”は学校に長くおったらアカンねん。
出典元:あひるの空 19巻 P86/講談社 二ノ宮 昭人 何度やっても同じやで、俺には勝たれへんよ。はっきり言うたる。自分まだそのレベルちゃうねん。
出典元:あひるの空 20巻 P167/講談社 二ノ宮 昭人 何も心配することあらへん。有利なんはこっちやで。絶対、逆転なんかさせへんよ。
出典元:あひるの空 21巻 P56/講談社 二ノ宮 昭人 ま…、しゃーないな。後悔は後でしたらええか。
出典元:あひるの空 21巻 P86/講談社 二ノ宮 昭人 合コン会場来てんのとちゃうねんで。そーゆんは試合終わった後に…、や。
出典元:あひるの空 26巻 P58/講談社 二ノ宮 昭人 おおきに。けど、アンタには教えたないわ。名前は轟くもんやんか。
出典元:あひるの空 30巻 P31/講談社 二ノ宮 昭人 心配あらへん、すぐ戻ったる。そもそも俺がおらへんくらいで負けるよーなら、この先昇っていかれへんで?
出典元:あひるの空 31巻 P157/講談社 二ノ宮 昭人 俺はやりたい。この学校に入った時点でバスケは諦めてたから…、せっかく“希望”拾ったんだ。フイにしたくねぇ…!!
出典元:あひるの空 23巻 P130/講談社 間久見 芳武 シュートの感覚を取り戻すのに、ーー3ヶ月かかった。それでもまだ100パーじゃねぇ…。I•Hなんて夢見ること自体…、間違ってんのかもしんねぇな……。
出典元:あひるの空 23巻 P141/講談社 間久見 芳武 ちょっとは部活らしくなったじゃねーか。待ってろよ、もっといい場所まで連れてってやる…!!
出典元:あひるの空 32巻 P118/講談社 間久見 芳武 アイツラより1年も遅くスタートラインを踏んだんだ。1回戦上がれただけでもキセキだぜ。ただ、それでも俺は後悔より感謝の方がでかいんだよ。オマエラがいなかったら夢さえ見れなかった。
出典元:あひるの空 33巻 P90/講談社 間久見 芳武 何が楽しいことだよ……。ただ惨めなだけじゃねーか……!!
出典元:あひるの空 23巻 P154/講談社 柾木 魅了されるということは、もしかしたら不幸なことなのかもしれない。それまでの自分を打ち砕かれることもあるからだ。それでも今までの自分よか、ちょっとはマシなんじゃないか。
出典元:あひるの空 24巻 P20/講談社 柾木 嫌だ、まだ終わりたくねぇ……!!1年じゃ足りねぇ…。俺、まだ何も残してねぇ……!!こんなんで終われるかよ!!!終われるワケねーだろ!!!!
出典元:あひるの空 33巻 P92/講談社 俺にとっちゃ人生で一番長い地獄の1年だったぜ。この思いは皆一緒じゃねーのか?悔しさって、仲間で共有するもんなんじゃねーのか?
出典元:あひるの空 33巻 P87/講談社 そうか?俺はそうは思わん。これは可能性や確率の問題じゃない。挑戦するか否かの意志だ。
出典元:あひるの空 23巻 P117/講談社 内村 泰造 俺はいいんだ。俺はもしこの学校で失敗してもきっとどこかでやり直せる。でもオマエラは違う。高校の3年という時間は、俺達大人の何十年分にも相当するんだ。
出典元:あひるの空 23巻 P139/講談社 内村 泰造 悔しいか?そりゃ悔しいよな。そう思えるってことは、今までに本気でやってきた証拠だ。これで終わりじゃないぞ!!
出典元:あひるの空 30巻 P39/講談社 内村 泰造 ようやく目標に辿り着いた。3年はおそらくこの大会が最後だろう。思えば1年間よくやってきたな。正直、ここまでやってこれるとは思っていなかった。だがこれで終わりにさせる気はないぞ。俺はもっとお前達とここのコートを踏みたい…!!
出典元:あひるの空 32巻 P152/講談社 内村 泰造 悔しいか?そりゃ悔しいよな。そう思えるってことは、今までに本気でやってきた証拠だ。これで終わりじゃないぞ!!
出典元:あひるの空 30巻 P39/講談社 内村 泰造 これは誰の足だ。俺の足だ。誰の意志で動く?俺の意志だ。走らされるな!!!
出典元:あひるの空 21巻 P141/講談社 日高 誠 コートの外に出されて、俺はスゲェ悔しかった。別に負けるなら負けるでいいよ。でも逃げるのはヤメようぜ。
出典元:あひるの空 22巻 P41/講談社 日高 誠 セカンドチャンスに備えんのは基本中の基本だろっ。誰かが点取るんじゃなくて、皆で点取ろうぜっ。
出典元:あひるの空 22巻 P47/講談社 日高 誠 俺達が上になれば、きっと変わると思った。誰かが変えてくれると思った。誰かって、誰だ?
出典元:あひるの空 22巻 P89/講談社 日高 誠 ああ、そうか……。こうやって歴史は繰り返されるのか。誰がチームを変えるんだ?
出典元:あひるの空 22巻 P90/講談社 日高 誠 別に自惚れてたワケじゃないけど、もっと行けると思った。それだけの練習してきたし、何よりも俺達でチームを変えた自信があった。でも結局、何が残ったんだろうな。
出典元:あひるの空 43巻 P206/講談社 日高 誠 なんてゆーか、俺、違うと思うんだ。本当に弱い人間だったらベスト8懸けてあんな連中と一緒に戦えない。たとえ痩せ我慢だとしても、それはやっぱり“強さ”なんだと思う。
出典元:あひるの空 47巻 P79/講談社 日高 誠 ーー声出せんじゃん。なんで女のアタシにそれができて、チームメイトにできねぇんだよ!!?勝ちたいんだろ?強くなりたいんだろ?だったら、ミスしたら怒鳴れよ!!フザけた奴はどつけよ!!! 兵藤 新22 29
出典元:あひるの空 22巻 P29/講談社 兵藤 新 それはね、主将の仕事でもPGの仕事でもない。チームの中で一番勝ちたいと願ってる奴がやるもんなんだよ。
出典元:あひるの空 22巻 P30/講談社 兵藤 新 で、誰が変えんの?監督に嫌なら辞めろと言われて、全員残ったことをアンタは喜んでたけど、それで何が変わんの?そんなのただの現状維持じゃん。
出典元:あひるの空 22巻 P32/講談社 兵藤 新 もっとヘコんでると思ったけど結構ズ太いんだね。しっかり化粧直して、ホントご苦労さんだね。キライなんだよ、そーゆうチャラチャラした奴と試合すんの。
出典元:あひるの空 22巻 P127/講談社 兵藤 新 常に答えがなきゃ生きていけないのか。いい加減気付けバカ。アンタにしてはよくやった、それでいいじゃん。
出典元:あひるの空 43巻 P207/講談社 兵藤 新 人生そう上手くいかないって証明してあげる。そこで見てろ。
出典元:あひるの空 45巻 P34/講談社 兵藤 新 もし自分がそうゆう立場になったとして結果がどんなであれ、きっと納得しないんだろうなって。本当の終わりは自分の中にあるんだと思うよ。だからアタシは諦めない。終わっても終わらせない。
出典元:あひるの空 46巻 P162/講談社 兵藤 新 せっかく繋がったんだ、絆は大事にしないとね。なんせメンタルが強いもんで、他人の言葉に振り回されたことなんて生まれてこの方一度もないんだよ。だから逆にアンタとは何かあるんだと思って。
出典元:あひるの空 46巻 P164/講談社 兵藤 新 カン違いしなさんな。私の仕事はこのチームを強くすること、ただそれだけだよ。そしてこれは “強要” じゃない。この世界にはね、『やらされてる』なんて言葉はないんだよ。
出典元:あひるの空 21巻 P144/講談社 兵藤 和代どんなにキツイ練習だろうが、どんなに理不尽な要求だろうが、最後に決断して動くのは自分自身さね。決断をするという事は、自らに責を課すという事。他人のせいになんかするな!!!
出典元:あひるの空 21巻 P145/講談社 兵藤 和代 ほーー、なかなかいいアイディアじゃないか。後半は1年だけでいこうか?あいにく冗談になっちゃいないんだよ。多分、それでいい勝負さね。
出典元:あひるの空 22巻 P19/講談社 兵藤 和代 外すも何も、そんなもん最初から決めてないだろ。たわけたことぬかすんじゃないよ。でも、今までそうだった…、かい?じゃあ改めて言ってあげようか、レギュラーは全員外す。コートの外出て見学でもしてな。
出典元:あひるの空 22巻 P21/講談社 兵藤 和代 難しいけどできるのか、難しいから無理なのかどっちだ!?
出典元:あひるの空 22巻 P35/講談社 兵藤 和代 できると思ってるうちは必ず勝機がある。絶対に諦めるな。
出典元:あひるの空 22巻 P44/講談社 兵藤 和代 背伸びしたって実力以上のものは出ないさ。いつも通りやればいい。勝ちたいならひたすらゴール目指しな。
出典元:あひるの空 43巻 P193/講談社 兵藤 和代 たとえそこで負けたとしても、それがアンタにとっての結果ってことさ。
出典元:あひるの空 46巻 P54/講談社 兵藤 和代 ダメだ。ーー…、残念ながらそこで終わりじゃないんだよ。アンタには“未来”がある。今はまだ分からなくていい。でも、いつか必ずその決断を振り返る時がくる。その時わき上がる感情は、安堵か後悔か。
出典元:あひるの空 46巻 P55/講談社 兵藤 和代 その選択は、絶対に間違いなんかじゃない!!
出典元:あひるの空 32巻 P18/講談社 牧野 智弘 何かを貫かれた気がした。それまでの自分は弱いのを身長のせいにしてた。自分も“武器”を手にしていつか戦いたいと思った。“目標”ができたから迷わなかった……!!
出典元:あひるの空 32巻 P88/講談社 牧野 智弘 君の意志が聞きたいんだ。今まで通りマネージャーの仕事でいいのか、それとも選手としてコートに立ちたいのか。無理かどうかは私が決めるんだよ、ん?
出典元:あひるの空 32巻 P40/講談社 磯野 真理子 監督として君達に選択肢をあげる。雑用係として部に残るか、自主退部するか。他人の時間を奪ってきた人間が、自分だけ有意義な時間を過ごせると思わないでね。
出典元:あひるの空 32巻 P45/講談社 磯野 真理子 その感情は人前であらわにすることは、私たちみたいな人間にはありえないことだ。いつもどこかでたった一人で、誰にも見られないように、悟られないように隠してきたんだ。それは決して負の行動じゃなく、人としてのプライドだ。
出典元:あひるの空 32巻 P71/講談社 磯野 真理子 君はまだ2年生、たとえ今日負けたとしても、チャンスはずっと前に続いてる。
出典元:あひるの空 32巻 P90/講談社 磯野 真理子 そーゆう御託は勝ち上がってから聞くよ。だから今はアイツラに任す。どう思われたって構わねぇ。俺は1試合でも多く結果を残してぇんだよ。
出典元:あひるの空 41巻 P66/講談社 吉村 憲吾 夢は必ず叶うと信じた時代、望んでいるのは“そこ”じゃない。口にすれば案の定笑われてしまう。万年地区敗退のチームが?って。そりゃーー、オマエラには分かるまいに。昔から決まり決まって笑うのはいつも戦ってない奴らだ。
出典元:あひるの空 41巻 P76/講談社 吉村 憲吾 嘘だ。だって勝たなきゃ、勝たなきゃそこですべてが終わってしまう。何も残らないなら、何のために日々努力するんだ。
出典元:あひるの空 41巻 P83/講談社 吉村 憲吾 悪かったな、オマエラばっかに点取らせちまって。ーーまぁ余力あるなら付き合えよ。
出典元:あひるの空 41巻 P142/講談社 吉村 憲吾 大口叩いてこのザマか。殴られるのを覚悟して言った。プライドが無いんだと思った、中学の先輩はプライドのかたまりだったから。負けたのはアイツラのせいだ。最後に勝つ所を見せたかった。
出典元:あひるの空 41巻 P144/講談社 桐谷 寧人 でも負けたのは俺達のせいじゃない。皆で勝つのはいいけど、誰かのせいで負けるのはごめんだ。もう二度とあんな思いしたくない。
出典元:あひるの空 41巻 P153/講談社 桐谷 寧人 ここから?無理だろ、どうやったって。敵わない。負けるんだここで、俺達のせいで。俺のせいで。
出典元:あひるの空 41巻 P159/講談社 桐谷 寧人 オメェらはよくやってる。だから気張んな。俺は勝つことがすべてとは思わねぇ。
出典元:あひるの空 41巻 P82/講談社 吉村 ヒロシ 夢だなんてのはな、そのステージに上がってる人間が語れるんだよ。オメェが好きな芸人やアイドル、スポーツ選手も皆そういう道を辿っていったんだ。だから言えるんだ。“夢は叶う”ってな。
出典元:あひるの空 41巻 P168/講談社 吉村 ヒロシ バスケには自信がある。でも、今高校でバスケやってる人間のどのくらいが将来、バスケをやってる自分と直結して考えてるんだろうか。俺の“自信”は未来を掴めるほどのものなのか。試される、この総体で。
出典元:あひるの空 42巻 P15/講談社 深沼 綾 つまり“ここで決める”ってことだろ…。それはお互い様だぜ。
出典元:あひるの空 43巻 P113/講談社 深沼 綾 ま、ドコいったって楽じゃねーわな。どのみち全部ブッ倒さなきゃ代表にはなれねんだ。
出典元:あひるの空 43巻 P139/講談社 深沼 綾 負けたんだよ俺達は。北住もクズ高も川崎のチームに。“でも、まだ終わってない”。今そんな心境だろ? 深沼45 179
出典元:あひるの空 45巻 P179/講談社 深沼 綾 人が全身全霊を懸けて立ち向かう時、それは君達の人生の中のほんの一瞬の出来事です。その瞬間がまさしくこれからの数週間。3年生にとっては特にね。
出典元:あひるの空 42巻 P9/講談社 千歳 一 青春に後悔はつきものです。でも、できることなら数は少ない方がよい。だから君達にいう言葉は一言だけ。いい結果を残しましょう、以上。
出典元:あひるの空 42巻 P10/講談社 千歳 一 いい?勝負は運じゃない。何がどう動いても結果が“実力”です。
出典元:あひるの空 42巻 P124/講談社 千歳 一 高校の監督という仕事は残酷だ。どんなにチームに愛着をもっても、一緒に過ごせる期間はおそろしく短い。その体感速度は生徒達よりも何倍も何百倍も速いのです。
出典元:あひるの空 42巻 P151/講談社 千歳 一 これまで7年間、菖蒲の監督を務めてきた。そして7回、子供達の夢を砕いてきた。
出典元:あひるの空 42巻 P152/講談社 千歳 一 彼らは青春の尊い一瞬と情熱をバスケに捧げる。ただの部活動ではない、高校生活のすべてを懸けているのだ。それでもしも結果が伴わないとしたら?逆に私は何を失うんだろう。彼らはそれには到底及ばない、そんなことは百も承知だ。でも、この世で一番大好きなものを絶つと決めた。
出典元:あひるの空 43巻 P170/講談社 千歳 一 正解かどうかはきっと一生分からないのかもしれない。でもきっと、決して間違ってもいないのだとーー。
出典元:あひるの空 43巻 P174/講談社 千歳 一 ーー故障は初めてか?実際の痛みよりも、“それが来る”って不安の方が怖いんだよな。もっと早くに経験しとくんだったな。
出典元:あひるの空 47巻 P102/講談社 逸見 友親 落ち着いてるよ、最初っからな。1点差なら追い抜けると思ってるんだろ。何事もそんな簡単にいかないんだよ。
出典元:あひるの空 48巻 P35/講談社 逸見 友親 痛みはねーけど恐怖はある。それを超えたら最高のプレーが出来るんじゃねーかとおもってるよ、いつかな。
出典元:あひるの空 49巻 P103/講談社 逸見 友親 気のせいじゃないというか、自分のカンが正しかったんだな。この人を超えていかないと背中さえ届かない。
出典元:あひるの空 48巻 P76/講談社 今井 レオ 大丈夫、大丈夫。勝ってんのはウチなんだから。俺にボールくれたら突き放して終わらせちゃう。
出典元:あひるの空 49巻 P169/講談社 今井 レオ Cとしても、チームとしてもこっちが“上”だってことを証明してやるよ。
出典元:あひるの空 49巻 P168/講談社 尾崎 一葉 負けた方が言うのも何だけど、よくもった方だと思うよ。本当は分かってるでしょ。勝負は互いのシューターな分けたんだ。敗因はそこだけ。その有り様は君だけじゃないんでしょ?勝負は時の運ーー、なんてことは微塵も思ってないよ。君に負けた…、ともね。
出典元:あひるの空 50巻 P257/講談社 荻野 瞬 これで勝てん方がどうかしとる。そう思うのがまっとうな人間やな。瀕死の状態が一番危険なんは、あるイミ自然界の法則や。
出典元:あひるの空 49巻 P171/講談社 錦戸 達哉 最低でも3年……、いや4年や。チームってのは時間をかけて強ォするもんや。今だけでいいのか、それとも来年も勝ちたいのか、選手潰す前に指導見直した方がええ。責めんけどな、俺も最初はそうやった。
出典元:あひるの空 50巻 P202/講談社 錦戸 達哉 高校で敵なしなんてのはぶっちゃけありえねぇ。なぜなら高校の試合に1ON1はねぇからだ。オマエが強いからチームが上がっていけるわけじゃねぇ。“仲間が強い”からチームが上がっていけるんだ。
出典元:あひるの空 13巻 P159/講談社 唐沢 センスは認めてやるよ。でもそれだけだ。スキルより自信の方がデケェ。そーゆー奴は成長しねぇんだ。
出典元:あひるの空 14巻 P171/講談社 唐沢 点がとれなくて必死こいて、咄嗟に出たのが今のか。でもな、それも正解なんだぜ?なんでそんなに“抜く”ことにこだわる?大事なのは点をとることだぜ。
出典元:あひるの空 15巻 P55/講談社 唐沢 悔しいと思うことが悪いワケじゃねぇ。お前は怒りの解放の仕方が下手なんだ。“ちくしょう”って思った時に発生するエネルギーは溜めるんだよ。溜めて溜めて、ひたすら溜めてくと体ん中である物質に変わる。“麻薬”さ。
出典元:あひるの空 17巻 P8/講談社 唐沢 心が乱れりゃプレーも乱れる。アイツ自身、それで損をしてきたろう。逆に感情をコントロールできるってことは、プレーに集中できてるってことだ。プレーに集中できりゃ動きにキレも出る。ただそれだけのことさ。
出典元:あひるの空 17巻 P44/講談社 唐沢 ただアイツには“その先”の可能性を信じて、あえてああ言ったんだ。読みが冴えたり、相手の動きがよく見えたり、シューターによく3Pが入って止まらなくなるよーな現象があるだろ。バスケットじゃそれをーー、“ゾーンに入る”と呼ぶんだ。
出典元:あひるの空 17巻 P44/講談社 唐沢 背が低いことがハンデなんじゃないのよ?背が低いのを“弱い”と思うことがハンデになるの。
出典元:あひるの空 1巻 P94/講談社 車谷 由夏 悔しかったらーーーー、身長差なんてふっとばしちゃうくらいの選手になりなさい。小っちゃくたってできることはたくさんあると思うよ。
出典元:あひるの空 2巻 P61/講談社 車谷 由夏 そりゃ…、空にはカッコ悪く見えるかもしれないケド。でもね、たとえカッコ悪くたって、そうしなきゃならない時だってあるのよ。それがどんな時か…、いつか空にもわかるわ。
出典元:あひるの空 2巻 P175/講談社 車谷 由夏 わかってるよ。でも、選んだのは空だから。この先、どんな結果が待ち受けてるとしても、そこに後悔はないと信じてる。
出典元:あひるの空 11巻 P7/講談社 車谷 由夏 空がスタメンでコートに立てるなんて奇跡に近いわ。空だけじゃなく小さな選手はたいてい、同じカベにぶち当たる。空がコートで自分の居場所を確保したいなら、皆と同じことをやっていてはダメなのよ。
出典元:あひるの空 11巻 P82/講談社 車谷 由夏 いかがだったでしょうか? お気に入りの名言は見つかりましたか?
僕がこの作品が好きな理由の1つとして、作者のこだわりや想いに共感するところがあります。
それは漫画そのものではないのですが、作中の小話やあとがき、折り込みのコメントなどで作者のあひるの空に対する想いが見られます。そしてそこに書かれた作者の人間らしさとこだわりの強さにも、強く惹かれます。
過去に2度、映像化の話をもらったことがある。頂いた脚本の結末はどちらも「空がNBAの舞台へ…」だった。一回目は「テーマと違う…」と思って断ったけど、二回目の時は巻数もそこそこ進んでいたし、正直「まだ解って貰えてない」というダメージの方がでかかった。
あひるの空:39巻 巻末の表紙折り込み 2021年現在はアニメ化をしていますが、僕が大学生の頃に何故この作品はアニメ化されないのだろうと思っていましたが、39巻の表紙の折り込みに書かれていた内容やこの話以外にも電子書籍化を断っているエピソードや「あひるの空 BEST COLECTION」というCDでいうところのベスト盤(掲載回は作者選)を出したりもしていますので、ぜひ確認してみてもらいたいです。
僕自身、主人公の空をはじめ、同級生の天才トビや空の父親である智久の言葉の感情がこもった言葉は本当に深く心に染み入るものばかりで、人生について悩んだりモチベーションが下がったときに、一度立ち止まってじっくりと考える時間をとらさせてくれた経験があります。
学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『あひるの空』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?
日本一を目指すチームとして、スポーツ弱小校を舞台に部員同士の不和、部員と指導者との軋轢、部員の退部、いじめなど「部活動で起こりうる問題」やバスケ部員の学校生活や恋愛、相手チームの心情なども含め、主人公:空を巡る様々な人間模様を描いた感動のヒューマンドラマがもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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