初入閣は13人 新閣僚 1日の動き タイムライン【詳しく】

石破内閣の閣僚は▽初入閣が13人▽再任が2人▽閣僚経験者の再入閣が4人となりました。自民党の石破総裁は、10月1日に召集された臨時国会の総理大臣指名選挙で第102代の総理大臣に選出された後、閣僚人事が行われました。

新閣僚の、10月1日の動きを詳しくお伝えしています。

こども政策相 三原氏「石破政権の中でしっかり頑張りたい」

こども政策担当大臣として初入閣する三原じゅん子氏は、総理大臣官邸で「石破総理大臣からは『大変重要な政策なので、しっかりと取り組んでほしい』とのことだった。石破政権の中でしっかり頑張っていきたい」と述べました。

16:30ごろ

経済安保相 城内氏「バランス感覚を持って取り組みたい」

経済安全保障担当大臣として初入閣する自民党の城内実氏は午後4時半ごろ、議員会館の事務所で総理大臣官邸からの電話を受け「身に余る重責です。ありがとうございます」と応じました。このあと城内氏は、記者団に対し「総裁選挙で大健闘された高市早苗氏と小林鷹之氏という、非常に有能な2人の後任の大臣なので、やはり喜びというよりもプレッシャーを感じている。バランス感覚を持って取り組んでいきたい」と述べました。

そして記者団に対し「経済安保をしっかりやっていくことと、自由で公正な経済活動を維持していくことの両方が大事で、バランス感覚が求められると思うので、国民目線でもって取り組んでいきたい」と述べました。
また、兼任する宇宙や科学技術の分野について「欧米先進国や中国を含む国際競争の渦中なので、しっかり研究開発をして、特に宇宙については日本が遅れを取らないようにしっかり進めていくことが大事だ」と述べました。

デジタル相 平氏 今の保険証発行終了は「堅持したい」

デジタル大臣として、初入閣する平将明氏は記者団に対し「人口が減少しているのでデジタル化は各分野で必須だと思う。生成AIをはじめ進化が激しいので、こういったAIをどういう形で実装できるか考えていきたい」と述べました。また、マイナンバーカードと健康保険証の一体化に伴ってことし12月に今の保険証の発行を終了する方針については「堅持したいと思っている」と述べました。

文部科学相 阿部氏「重責で緊張 しっかり努力していきたい」

文部科学大臣として初めて入閣する阿部俊子氏は総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「石破総理大臣からは一生懸命、頑張るようにと言われた。重責なので緊張しているが、しっかり努力していきたい」と述べました。

厚生労働相 福岡氏「国民の安心に直結 しっかり頑張りたい」

厚生労働大臣として初めて入閣する福岡資麿氏は、呼び込みのあと、総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「石破総理大臣からは『かなり幅が広い分野なので大変だろうけど、しっかり務めてほしい』という声をいただいた。社会保障制度や労働政策はすべての国民の安心に直結しているので、しっかり頑張っていきたい」と述べました。

経済産業相 武藤氏「物価上昇を上回る賃金の上昇を」

経済産業大臣として初入閣する武藤容治氏は、総理大臣官邸で記者団の取材に応じ「東京電力福島第一原発の廃炉にしっかり取り組むよう、石破総理大臣から指示を受けた。国民にしっかり向き合って説明責任を果たしながら経済産業省としての役割も果たしていきたい」と述べました。
その上で「私は中小企業出身なので、現場の感覚を生かしながら政策を進めていきたいし、物価上昇を上回る賃金の上昇を実現していかないといけない。中小企業の価格転嫁をはじめ、大変厳しい状態なのは承知しているので、しっかり乗り切れるようやっていきたい」と述べました。

国家公安委員長 坂井氏「国民の安全・安心 治安を守る」

国家公安委員長として初めて入閣する坂井学氏は総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「国民の安全・安心、治安をしっかり守るという観点から全身全霊で取り組みたい。国民の信頼を得て、任せて大丈夫だと思ってもらえる内閣になるよう、私もその一員として頑張っていきたい」と述べました。

外相 岩屋氏「外交は継続性と一貫性が大事」

外務大臣として入閣する岩屋毅氏は総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「石破総理大臣からは、外交は継続性と一貫性が大事なので、これまで積み上げてきた日本外交の成果の上に、さらに充実・発展させてもらいたいという話があった」と述べました。

国土交通相 斉藤氏「地方を元気にする政策を進めていきたい」

国土交通大臣に再任される斉藤鉄夫氏は、記者団に対し「公明党からただ一人、内閣に入る者として、しっかり石破政権を支えていきたい、中核で支えていきたいと決意した。1つは防災減災、国土強じん化。もう1つは観光。そして地域の交通空白を解消していく。これらを通じて、地方を元気にする政策をしっかり進めていきたい」と述べました。
また、一般のドライバーが有料で人を運ぶライドシェアへの対応を問われたのに対し「日本版ライドシェアで交通空白、特に地方の移動の足不足に対応できるように全力で頑張っていきたい」と述べました。
一方、鉄道車両の車輪に車軸を取り付ける作業の際に、数値を改ざんするなどの不正が相次いでいる問題については「国土交通省、そして大臣が先頭に立って、鉄道の安全性についてしっかりと確立していきたい」と述べました。

16:30ごろ

経済再生相 赤澤氏「令和8年度末までに防災庁を設置」

経済再生担当大臣として初めて入閣する赤澤亮正氏は午後4時半ごろ、議員会館の事務所で総理大臣官邸からの連絡を受けました。

そして、記者団に対し「石破政権に期待することは圧倒的に1番が物価高対策、2番が経済対策だ。国民が1番やってほしいと思う政策の担当閣僚なので全力で対応したい」と述べました。

また、赤澤氏は、防災庁の設置準備も担当することについて「令和8年度末までに防災庁を設置する。精力的に最大のスピードで対応できる予算と定員をそろえ、首都直下地震、南海トラフ地震、富士山噴火などに備えなければならない」と述べました。

16:20すぎ

法相 牧原氏「大臣職遠いイメージ 自分が自分じゃない感じ」

法務大臣として初めて入閣する自民党の牧原秀樹氏は、午後4時20分すぎ、議員会館の事務所で、総理大臣官邸からの電話を受け「わかりました」と応じました。牧原氏は、記者団に対し「至急、官邸に来るよう連絡があった」と述べ、歩いて総理大臣官邸に向かいました。
牧原氏は「大臣職というのはすごく遠く高いものだというイメージがずっとあった。今まさに自分がそのように呼ばれようとしているのは、自分が自分じゃないみたいな感じがする」と語りました。
一方、官邸に入る際には警備員に名前を伝えたもののなかなか入れてもらえず「名前が入っていないので止められている」と述べ、困った様子を見せる一幕もありました。
そして総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「すごく身が引き締まる。ものすごく重いことであり、歴史的なことだ。今、ずっしりと肩が重くなったような感じを受けている。法務大臣は、人権や多くの人の人生にも関わる大切な仕事であり、人生のすべてをかけて職責を果たしていきたい」と述べました。

16:20すぎ

復興相 伊藤氏「寄り添いながら 全力を尽くしていきたい」

復興大臣として初めて入閣する自民党の伊藤忠彦氏は午後4時20分すぎ、議員会館の事務所で総理大臣官邸からの電話を受け「承りました。ありがとうございます」と応じました。このあと伊藤氏は記者団に対し「被災地をもっともっと元気にしていかなければならない。気持ちに寄り添いながら、全力を尽くしていきたい」と述べました。

16:30ごろ

農相 小里氏「本望の職務 しっかり頑張る」

農林水産大臣として初めて入閣する自民党の小里泰弘氏は、午後4時半ごろ、議員会館の事務所で、総理大臣官邸からの電話を受けました。
このあと記者団に対し「私にとっては、本望とする職務であり、力の限り務めたい。石破総理大臣からは、農村の振興や東京電力福島第一原発にたまる処理水の問題など、5から6項目ほど指示を受けた」と述べました。
また、このところのコメの価格上昇について問われたのに対し「原材料価格が上がり、賃金も上がり、それが価格に反映されないと、経営は危うくなる。農業分野に置き換えれば、食料の安定供給が危ぶまれることになるので、適切な価格形成については、しっかりと国民に説明していきたい」と述べました。

16:30ごろ

防衛相 中谷氏「自衛隊と一緒に国を守る仕事をしていく」

3回目の入閣となる自民党の中谷元氏は、午後4時半ごろ、議員会館の事務所で総理大臣官邸からの電話を受けました。このあと中谷氏は記者団に対し「非常に複雑な国際情勢の中で、防衛のスタイルや安全保障環境も急激に変わってきている。国民の皆さんが安心して生活できるよう、自衛隊と一緒に、国を守る仕事をしていく」と述べました。
そして総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「安全保障は、石破総理大臣と20年以上、自民党の中で検討や議論を進めてきたので、まったく考えに相違はない。ご指導いただきながら、しっかりとやっていく」と述べました。その上で、記者団が、石破総理大臣から「アジア版NATO」の構築や日米地位協定の改定について言及があったのか質問したのに対し「きょうは指示がなかった。この問題については官房長官や、外務省など関係省庁とよく調整して考えていきたい」と述べました。

16:30前

総務相 村上氏「“負の遺産”非常に難しい」

総務大臣として入閣する村上誠一郎氏は午後4時半前、議員会館の事務所で総理大臣官邸から呼び込みの電話を受けると「ただちに参ります」と応じました。これを前に、村上氏は記者団に対し、石破内閣について「これまでの負の遺産があるので、どのように解消しながらやっていくかが非常に難しい。『裏金』問題や、旧統一教会の件もある。それに株の乱高下などは残念ながら、アベノミクスの負の遺産だと思うので、そういうものに対応しながらやっていくというのが、非常に厳しいかなと思う」と述べました。
一方、過去に安倍元総理大臣を「国賊だ」などと発言したことについて問われると当時、遺族に謝罪し自民党の役職停止になったと説明したうえで「私は、自民党の総務会で、論理的におかしいことはおかしいと言ってきた。自分ではずっと正論を言い続けたつもりだ。しかし、人間社会は感情をともなうので、これからは、融和的にやっていくつもりだ」と述べました。

16:30ごろ

財務相 加藤氏「一丸となって進めるよう微力ながら努力したい」

財務大臣に起用された加藤元官房長官は、午後4時半ごろ、総理大臣官邸からの電話を受けたあと、記者団に対し「これから指示もあると思うが、 大変厳しい状況の中に進んでいく。一丸となって進んでいけるように微力ながら努力したい。経済的には良い兆しが見え、これからまさにデフレ脱却を進めていく。そうした中で大変重たい役割を担う責任を受け止め、一つ一つの仕事に取り組んでいきたい」と述べました。
その上で「総理からは経済あっての財政と、そして賃上げと投資がけん引する成長型経済をしっかり進めてほしいと話があった。これから補正予算などもあると思うが、メリハリのある財政運営をしてほしいと言われた」と述べました。
また「金融面では、『資産運用立国』に加えて『投資大国』を実現していく。あらゆる投資が国内に向かっていくようしっかりと進めていきたい。それを通じて国民の皆さんの生活、そして所得が向上していく、そういう社会や経済を作っていこうと思う」と抱負を述べました。

16:20すぎ

地方創生相 伊東氏「妻も生きていたら喜んでいると思う」

地方創生担当大臣として初めて入閣する伊東良孝氏は長年、政治活動を支え、去年亡くなった妻の写真とともに、議員会館の事務所で総理大臣官邸からの連絡を待ちました。午後4時20分すぎ、呼び込みの電話を受けると「わかりました。ありがとうございます」と応じていました。伊東氏は記者団に対し「妻も生きていたら喜んでいると思う。大変うれしく、また責任を感じている。しっかりやってきたい」と述べました。
そして総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「担当する分野の数が多いので、本当に引き締まる思いだ。地方創生については石破総理大臣も『思い入れがある』という話をしていたので、しっかりとその思いに応えていきたい」と述べました。

《閣僚内定者 朝からの動き》

1日午後

環境相に内定 浅尾氏 モーニング用のネクタイを準備

環境大臣として初めての入閣が内定している自民党の浅尾慶一郎氏の議員会館の事務所には、お祝いのこちょうらんが届いていました。また、浅尾氏は皇居での認証式で着用するモーニング用のネクタイを持っていなかったことから、急きょ注文したということで、午後、事務所に届きました。

浅尾氏は「宮中に行く際はシルバーグレーの無地のネクタイが必要だと聞いて、急きょ準備した。ギリギリ間に合った」と、ほっとした表情で述べました。

浅尾氏は、民主党やみんなの党を経て自民党に所属した経緯があり「私自身は自民党に入って浅い議員だが懐広くいろいろな人を活用する自民党の仲間に心から感謝したい。しっかり頑張っていきたい」と意気込みを語りました。

1日午前

入閣内定の3議員 谷垣元総裁の自宅訪れ報告

入閣が内定している自民党の国会議員3人が、1日午前に東京 世田谷区の谷垣元総裁の自宅を訪れました。

訪問したのは、法務大臣に内定している牧原秀樹氏、農林水産大臣に内定している小里泰弘氏、防衛大臣に内定している中谷元氏で、いずれもかつて旧谷垣グループに所属していました。

3人が入閣の内定を報告すると、谷垣氏は「自民党がしっかり変わっていけるように、頑張ってもらいたい」と激励したということです。

このあと小里氏は記者団に対し「本当に喜んでいただいて、目にちょっと涙が浮かんでいたようだった。『まさに本望だろうから頑張れ』と言われたので、力のかぎり頑張る」と述べました。

また、牧原氏は「谷垣氏は、自民党に政権交代した後、最初の法務大臣だったので、偉大な功績も継ぐような気持ちでしっかり頑張りたい」と述べました。

9:00ごろ

経済安保相に内定 城内氏 英字新聞で自身の名前を確認

経済安全保障担当大臣として初めての入閣が内定している自民党の城内実氏は、午前9時ごろ、議員会館の事務所で英字新聞に目を通していました。

外務省出身の城内氏は、英語力が落ちないよう、なるべく毎朝、英字新聞を読んでいるということで、1面に自分の名前を見つけると「閣僚の1人として載っているのは非常に感慨深い」と話していました。このあと城内氏は、内閣府の担当者から今後の予定などについて説明を受けました。

城内氏は「ひしひしと重責を感じ、緊張感でいっぱいだ。経済安全保障を実現していく利益と、自由競争に基づく経済活動を担保することの両方をやらなければならず、バランス感覚が求められる。これがまさにこの仕事のだいご味だと感じている」と述べました。

9:00すぎ

財務相に内定 加藤氏「1日1日大切にして頑張る」

財務大臣への起用が内定している加藤元官房長官は、1日9時過ぎ、都内の自宅を出る際、記者団に対し「もし閣僚の呼び込みがあれば、それからだと思うが、1日1日大切にして頑張っていきたい」と述べ、車に乗り込みました。

7:00ごろ

国家公安委員長に内定 坂井氏 戸塚駅前であいさつ

国家公安委員長として初入閣する自民党の坂井学氏は、1日朝7時ごろから、地元・横浜市の戸塚駅前であいさつに立ちました。坂井氏はおよそ20年にわたり、平日はほぼ毎朝、街頭でのあいさつを続けているということで、通勤客から「おめでとう」などと声をかけられていました。

このあと議員会館の事務所に入ると、地元の関係者からお祝いのこちょうらんが届けられていました。坂井氏は「心して臨むが、あまり焦らず、気負わずにやっていきたい。東京一極集中の国になりつつあるが、多くの地域が活性化することによって日本全体が元気になっていくと思う。日本の元気を取り戻すことを目指していきたい」と述べました。

7:00ごろ

法相に内定 牧原秀樹氏 通勤客に日課の声かけ

法務大臣として初めての入閣が内定している自民党の牧原秀樹氏は、午前7時前から地元のさいたま市のJR大宮駅で、通勤客などに声かけを行いました。

牧原氏は、駅前での声かけを19年余り、ほぼ毎日続けているということで、慣れた手つきでのぼり旗やスピーカーを設置していました。そして通勤客から「おめでとう」とか「頑張ってね」と声をかけられ、握手や写真撮影などに応じていました。

牧原氏は29日の夜、自宅のリビングで犬とくつろいでいた際に初入閣の知らせを聞いたということで「率直に言って本当かなと、ドッキリカメラじゃないかと思った」と話していました。その上で「内閣の一員になることは大変な重責であり、いつもよりはるかにプレッシャーを感じている。問題意識を持ち、これまでの経験を生かしながら成し遂げていきたい」と話していました。

牧原氏は、さいたま市内の自宅から電車で国会に通っているということで、およそ1時間の声かけが終わるとリュックサックを背負って駅に入っていきました。

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