YouTubeと実演権団体SESACのライセンス問題のためアデルやボブ・ディランなどの楽曲がアメリカで利用不可能に
3万人以上のシンガーソングライターらが加盟し100万曲以上の楽曲を扱っている実演権団体SESACとのライセンス紛争によって、アメリカのYouTubeおよびYouTube Musicで、アデルやボブ・ディランらの楽曲が削除された状態になっていることがわかりました。
YouTube Music missing songs due to expired ‘SESAC’ license
https://9to5google.com/2024/09/28/youtube-music-sesac/
Adele, Bob Dylan Songs Blocked by YouTube in Legal Dispute
https://variety.com/2024/digital/news/adele-bob-dylan-songs-blocked-by-youtube-legal-dispute-1236159099/
YouTube pulls songs from Adele, Nirvana, and others due to SESAC dispute - The Verge
https://www.theverge.com/24257157/youtube-sesac-music-licensing-streaming
ニュースサイト・9to5googleによると、アデルなどの楽曲にアクセスすると以下のように「This video countains content from SESAC. it is not available in your country.(このビデオはSESACのコンテンツを含みます。お住まいの国では利用できません)」というメッセージが表示されるとのこと。
同じくVarietyも、YouTubeプレミアムでアデルの「Hello」のMVが見られなくなっているスクリーンショットを示しています。
当該動画は日本では問題なく再生可能です。
Adele - Hello (Official Music Video) - YouTube
YouTubeはこの件について、「最善の努力はしましたが、SESACとのライセンス契約は合意に至らず満了になりました。このため、アメリカのYouTubeではSESACに関係するコンテンツを、著作権法に従ってブロックしました」と説明しています。
ニュースサイト・VarietyやThe Vergeによれば、再生不可能になっている楽曲にはアデルやボブ・ディラン、イェ(カニエ・ウェスト)、ニルヴァーナ、グリーン・デイ、R.E.M.、バーナ・ボーイ、ラッシュなどのものが含まれるとのこと。
YouTubeの広報担当者は、SESACとの交渉は続けていると語っており、条件が整い次第、ブロックは解除される見通しです。
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