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『虎に翼』第98回 声をあげて、忘却に抗う
星家で航一との思い出を語り、笑い合う寅子と優未。しかしどういうわけか、星家の面々に重い空気が流れるのでした。
それぞれの家庭事情
食事のあと、手伝わなくていいのかと寅子が言うと、航一は「僕も今度寅子さんの家にお邪魔するんだから」と断ります。いや、航一が家事をしているのではなく、台所にいるのは百合なわけでして。航一と寅子の貸し借りを百合が間に挟まって清算するのはおかしな話なんですよ。花江なら、断りもせずちゃちゃっと台所に立っていそうなところですが。
しかし、寅子はマルチタスクが苦手ですから。
猪爪家に航一が来ることの是非について、頭をめぐらせてしまいます。黙り込んでしまうと、優未が花江と直昭の対立について話します。優未が結婚にまつわる同居問題だと説明すると、家族のことを言うものじゃないと嗜める寅子。優未はよい解決先がでるかもしれないと言います。たしかに第三者が関わった方がいいかも。寅子は助けにならないし。
「なら、僕たち一緒に住みますか?」
それはプロポーズなのか?
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