渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

バイクの調子

2024年10月01日 | open



昨日、仕事を終える直前に
市内の若い人からお助け要
請の直電話あり。
市内の近所なので職場から
の足で向かった。
若い新婚さんで夫婦で3台
二輪を持っているが、その
うち1台の具合が悪いとの事
でお助けマンで往診急行した。

車両の不具合の一つはすぐに
原因が判明してその場で私が
解決したが、別な問題が二つ
発生していた。
現出している問題の症状のう
ち一つは本格的に手を入れな
いと直らない。
仕方ないので、別な1台で昨夜
は若い仲間たちとラーツーに
行く事にすると言っていた。
往復80kmの夜走りのちょい
乗りラーツー。同世代の若い
仲間と数台でうまいラーメン
屋に行くらしい。

新婚さんで家から奥さんも出
て来たが、相変わらず綺麗な
奥方だった。
お腹だいぶ大きくなってた。
幸せそう。
いいね~、新婚時代は(笑
「はい」と言って私にカップ
に入れた氷入りウーロン茶を
くれた。
「お、サンキュー」と言って
ごくごく飲んだら「全部飲ま
なくていいんだよ」と言う。
なんだい。自分が飲もうとし
てたのをたまたまくれたんか
いっ(笑
新婚夫婦は二人とも私とは
気の置けない関係だ。
齢は私の子どもとほぼという
か全く同学年世代だが、年の
離れた友人てやつ。でも自分
の子みたいで二人とも何だか
とてもかわいい。二人は俺の
事をあだ名で呼ぶ。私は旦那
は名前呼びで奥さんはちゃん
付けで呼んでいる。
うちも大昔からそうだけど、
夫がオートバイで外出する時
に「気をつけてね~」と笑顔
で送り出してくれる妻という
のはいいもんだ。
私の妻が昔言ってた事がある。
洗濯物を畳んでいる時、アパ
ートメントの窓から外を見た
ら、私が汗だくになりながら
一所懸命バイクを外でメンテ
ナンスしている。バイクに話
しかけるようにしながら。
そのゆっくりと流れる光景が
好きだった、と。
オートバイのある日常生活の
風景。生活の中にオートバイ
と夫婦がいる。
夫婦でバイク好きという関係
ならではだろう。
新婚さんの初々しさよ、永遠
に。

 

 


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