新しいデザインに果敢に取り組む。
お客様に選ばれる住宅を
創り出すために。
OPEN HOUSE DEVELOPMENT
RECRUITING
INTERVIEW
WORK
窪田 光秀
Mitsuhide Kubota
建設事業部 設計部
建売設計グループ 次長
2010年中途入社
理工学部建築学科卒
お客様からの支持を持続・拡大させるために、
着手した「デザイン改革」。
「このデザインのままでお客様からの支持は続くのだろうか」――それが、窪田がオープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)に入社し、建売設計の業務に就いたときの最初の印象だった。
窪田が入社した2010年は、オープンハウスグループが本格的な急成長を開始した時期。しかし窪田の中には一抹の不安があった。
「当時のOHDの建売分譲住宅のデザインは、白を基調とした四角い箱にいくつかの窓がついている、といった建物で、問題はないものの、面白みもない。それが当時の私の印象でした。入社前は前職で商業ビルや店舗の設計施工を担当していたこともあって、目に映るデザインは建物において非常に重要な要素と考えていました。そして、私がマネージャーに昇格したのを機に着手したのが、従来のOHDの建売分譲住宅を変えるデザイン改革です。デザインという付加価値を高めることを目指し、たとえば外観に凹凸感を出して陰影を付ける、白にこだわらない色使いを採用する、立体感を強調するなど、見栄えの良い、見た人の心を動かすデザインを取り入れる新しい試みを開始しました」
窪田は「デザイン性の向上」を目指し、メンバーに働きかけて実験的にデザイン改革を推し進めていった。現在、オープンハウスグループが生み出す建売分譲住宅は、「駅近・好立地・リーズナブル」に加えて、高いデザイン性も評価されているが、そのきっかけとなったのは窪田の取り組みだったと言っても過言ではない。
「デザインは、単に外観の見栄えだけでなく、そこには「テーマ性」が必要です。それを象徴するのがオープンハウスの社員寮の跡地に建てた戸建住宅です。この社員寮は現在の幹部の多くが巣立っていった場所。ここに新たに住まわれる家族も、子どもたちが巣立っていく場所になる。そこで私は、巣立ちの場=「巣箱」というコンセプトで設計を開始。「箱」をイメージした立体感のある設計を立案し、社内コンペを勝ち抜くことができました。設計者として想いを込めた案件であり、推進してきたデザイン改革のひとつのカタチを示した建物だったと思います」
「街並み」の創造という新たな挑戦。商品力の向上を図り「ブランディング化」へ。
現在、窪田はグループ長として人材育成から各チームの進捗管理、コスト管理、設計プランのチェック、デザインチェック、他部署との調整等、多岐にわたる業務を担当している。こうしたマネジメント業務に加えて、プレーヤーの視点での新たな挑戦も始まっている。その一つが、「街並み」の創造だ。
「建売分譲の大型現場になると、4~6棟の住宅が立ち並ぶことになります。従来はそこに“街並み”という概念はありませんでしたが、現在そのエリアを一つの小さな街と捉え、テーマ性を持った街並みの創造に取り組んでいます。ある物件では、その土地の歴史を調べ、レンガと関わりが深いことを把握。歴史を感じさせるレンガ調の街並みの創造に取り組みました。美しい街並みと高いデザインを併せて提供することで、お客様にはその街に住むことに喜びや楽しさ、快適さを実感してもらいたいと思っています」
「デザイン」や「街並み」の取り組みを通じて窪田が目指すのは、建売分譲住宅で、建物を「ブランディング化」した商品にすることだ。オープンハウスグループがお客様の支持を獲得しているのは、「好立地でリーズナブル」であることが大きな要因だが、窪田はここにも一つの課題意識を投げかける。
「お客様ニーズに応えた好立地・リーズナブルという要素、圧倒的ともいえる営業力は当グループの強みであることは間違いありませんが、これからは、建物の魅力でご購入いただくことも重要になってくると思っています。そのためには、建物のデザイン、品質の向上に加え、より高いレベルでの耐震性能の確保など、構造性能の向上も大きなテーマです。たとえば、優れたデザインで賞を獲得するレベルまで商品力を向上させることなどが、ブランディング化に繋がっていくと思っています」
窪田はその目標に向けて、まずは部署内に「ブランディングチーム」を発足させたいと考えている。設計士としての熱量と、飽くなき挑戦心が、OHDの成長を加速させていく。
COLUMN
日本一を目指す想い
日本一を築くためには、社員一人ひとりの、建物品質やデザイン、コスト、お客様対応など、すべてにおいて設計士としてのスキルの高さが求められます。組織としては、過去の情報蓄積から、事業拡大のための最適な仕組みを構築し、新たな人材育成の強化に繋げ、日本一の設計集団を創り出すことを目指します。それが私たちのポジションのミッションであり、責務であると自覚しています。
OFF STYLE
休みの日は、2人の息子とバスケットボールをしています。公園のリング、家の前の道路、家の中の土間と、天候に応じて場所を変えて楽しむスタイルです。終わった後は、地元の温泉・銭湯巡りをして汗を流し、美味しいものを食べて帰るというのが、休日の過ごし方のルーティンになっています。