施工管理から、建売、注文設計まで。
多彩なキャリアが
技術者としての強みに。
OPEN HOUSE DEVELOPMENT
RECRUITING
INTERVIEW
WORK
西出 友香理
Yukari Nishide
建設事業部 設計部
建売設計グループ 係長
2012年新卒入社
理工学部システムデザイン工学科卒
現場で職人さんと交わした言葉から
設計において最も大切なことを学ぶ。
「設計担当の人は、やはり現場のことをわかっていないよね」
西出は設計職を志望して入社をしたが、当時のオープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)は、「まずは家づくりの現場を知ること」が重視されており、新入社員全員が施工現場に配属された。現場で聞いた職人のその言葉は、設計士を目指していた西出にとっては強烈だった。
「実際に家を作るのは職人さんですので、施工のしやすさや図面のわかりやすさ、職人さんが求める図面など、現場をイメージして設計することの大切さを痛感しました。その意識を持つことができたのは、現場の経験があったからです。そして目に前でモノが実際に出来上がっていく過程に触れることができたことは、後に設計を担当するようになったとき、自身の強みの一つになりました。現場を管理する監督の声なども拾い上げ図面に反映させるなど、現場ファーストの設計を実践してきたと思っています」
そう語る西出には、ある想いがあった。それは「会社を大きくする一翼を担いたい」ということだ。西出の入社当時、OHDの知名度は低く、ほぼ周知されていない企業だった。
「入社後5年、10年、15年経ったときに、こんなにも会社が成長した。その一翼を自分も担えたと言えたら素晴らしい社会人人生だな、と思ってOHDへの入社を決めました。実際に、私の入社前後からオープンハウスグループの急成長が始まり、それを目の当たりにできているのは本当に幸せだと感じています」
入社後、施工管理の業務を約1年、その後建売設計のグループに配属され約2年、さらに注文設計グループで約5年勤務。そして再度、建売設計グループへ異動。多様な仕事を経験したからこそ、西出には技術者としてのオリジナリティが身についている。
「施工管理、建売設計、注文設計とキャリアを積めたことが、技術者として成長し、今の自分を形成していると思います。職人さんを巻き込みながら工事を進めていく施工管理、多くの棟数を設計して戸建で街並みを作る建売設計、お客様の要望以上のプランを提案して形にする注文設計、そのいずれもかけがえのない経験であり、技術者としての血肉になっています」
マネージャーとして、設計士として、多くの人に感動を与える人材に成長したい。
注文設計時代、西出には忘れられない案件がある。
「お客様ご夫婦は、ご主人様がとても厳しい方で、間取り、照明計画、外構など、すべてに渡ってご要望は細かく、多岐にわたりました。その場で対応できずに持ち帰ることも多く、ご要望を叶えるのが難しい場合などは叱責も受けました。ようやくご契約になった際も、契約書が稚拙であると指摘される始末。重い気持ちになっていたのは確かです。その後着工、完工と過ぎていき、お引き渡しのときを迎えました。そのときに奥様にかけられた言葉は今でも忘れられません」
「主人が、アタリの設計士だったと言っていましたよ」――その言葉に涙が溢れ出た。
「アタリと評価していただいたことが嬉しくて涙が止まりませんでした。やって良かった、投げ出さないで良かった、と心から思いました。振り返れば、一つひとつのご要望に真摯に向き合ってきたと思います。お客様のために自分ができることは何か。お客様の期待以上のものを提案したい。その熱意がお客様に伝わったのだと思います」
現在、西出は建売設計グループのマネージャーとして、建売分譲住宅の設計だけでなく、チームの生産性、品質の向上にも取り組んでいる。
「建売住宅は、注文設計と異なり、見えないお客様に対して設計をします。これまでの経験を活かし、今の時代や環境において『本当にお客様が求めていることを追求し、お客様目線に徹底して立つ』ことを大事にし、多くのお客様に選んでいただける間取りやデザインを提供したいですね。また今後、会社が日本一を目指す企業として、他の不動産会社が手掛けている商業建築の分野にも参入するときも来ると思っています。そのときには手を挙げてチャレンジしたい。建物で多くの人を感動させることができる設計士に成長していきたいですね」
COLUMN
日本一を目指す想い
当社には若くから活躍できる環境があり、その中での個人個人の成長の積み重ねが、会社の成長にも繋がっていると思います。日本一を築くためには、社員一人ひとりが、その意識を持って業務に取り組み、「日本一」の名に恥じないような考えや行動をしていかねばなりません。自らが組織の先頭に立って、日本一の設計集団を築き上げたいと考えています。
OFF STYLE
休日はヨガで汗を流し、オシャレなカフェ巡りをするのが楽しみの一つです。長期休暇の際は、海外旅行や国内旅行をして、その地域の文化や街並みに触れるのが好きですね。最近は、沖縄の名護市役所を見て感動しました。古い建築でしたが、沖縄の気候環境に馴染む独特な雰囲気に圧倒されました。