男女関係なく活躍できる環境の中、
自分のペースで努力を重ね、
現場監督として着実に成長。
OPEN HOUSE DEVELOPMENT
RECRUITING
INTERVIEW
WORK
中村 有里
Yuri Nakamura
建設事業部 工事部
神奈川施工グループ 主任
2021年新卒入社
生活環境学部 環境デザイン学科卒
思い込みが招いたミス。
そこで目覚めた現場監督としての自覚。
注文住宅の設計に携わりたいと考えていた中村が、施工に取り組みたいという気持ちになったのは、学生時代にオープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)のインターンに参加した時のことだ。
「施工模擬体験で自分の目で見て、現場の収まりを知っている設計士って強いなと思ったんです。そして、もし私がこのまま設計士になって現場のことを知らずに設計をしてしまうのは、自分の思いとは違うなと…。そうした思いがあり、OHDに入社を決めました」
入社後、先輩の現場への同行によるOJT(現場研修)を経て、現場監督として物件を任されるようになったのは5か月目。そこには自分の思うようにはいかない、何もできない日々が待ち受けていた。
「新人ではあるものの、現場では私が多くの職人さんの監督を行う立場です。なのに、経験豊富な職人さんたちに教えてもらっている状態。これでいいのかなと、もどかしさを感じていました」
そのような時、担当6物件目のある出来事が、現場監督としての中村を覚醒させた。
「建物がほとんど完成し、検査の段階になったとき、窓の位置に違和感を覚えました。そこで図面を見ると位置がずれていることに気づいたのです。担当の職人さんは大ベテランでこちらが何も言わなくても間違うはずがないと思い込んでいたので、その事実は衝撃でした。でも、どんなにベテランの職人さんにも間違いはあり、そこに私たち現場監督が気づかなければ存在している意味がない。そう気付かされました。目の前が真っ暗になりましたが、先輩や職人さんたちに『ちゃんと張り替えて、その後の対応をしっかり行えば大丈夫。一度バツになっても、次に二重丸すればいい。あまり思い詰めるな』と声をかけていただき本当に救われました」
中村は周囲の温かい環境に感謝しつつも、この出来事を教訓として、現場監督としての責任を強く意識して現場に臨むようになった。
「新人賞を取りたい」その目標が成長スピードを加速する。
現場監督としての自覚に目覚めた頃、中村は1年目の新人賞レースで自分が新人賞を取りたいと、チームの方々に宣言した。新人賞レースとは、入社後の4月〜翌年3月までの1年間で、定期的に実施されるテスト、担当棟数、工期などのトータルの成績を競うもの。実は中村は4月のテストで2番の成績を収め、神奈川施工グループの期待を集めていた。しかし、最初は自分に自信が持てず、それまでは「新人賞を取りたい」と言えずにいたのだった。
「取りたいと宣言したことで、周りの方々が、『もう少し、こうしたら』などとアドバイスをしてくれたり、工程を組む時も『ここが空いているけどいいの?』『人が足りなければ、自分が業者さんに相談してあげるよ』などと動いてくれるようになり、それこそチーム総力を上げて、私を応援してくれました」
そんな中、中村も周囲の期待に応えようと努力を重ね、成果を上げ続け、最終的に新人賞を手にすることができた。
「私以上に教育担当の方やマネージャー、私を採用してくれた方々が喜んでくれて、それを見てさらに喜びが溢れました。そしてここまで自分を思ってくれる環境って素晴らしいな、そんなOHDが好きだな、と改めて思いました。また、新人賞レースを勝ち抜いて得たのは、目標を立てることの大切さ。目の前のことだけに取り組んでいる時とは成長スピードが全く違い、成長が格段に早かったです」
お客様や職人さんからの信頼を得て、より自らの感性や資質を活かした活躍へ。
入社2年目を迎えた今、中村が取り組みたいと考えているのは、現場監督は男性の仕事という認識を払拭することだ。
「他社と比較するとOHDは女性の現場監督が多く、みんな施工現場で活躍しています。とはいえ、私自身も入社前は、現場監督は男性の仕事だと思っていましたし、お客様や職人さんから女性の現場監督は珍しいと思われているのが現状です」
しかし、女性の現場監督の方が優秀な面もあるのではないかと、中村は考えている。
「特に女性のお客様目線に関しては強みを発揮できます。例えば、家事をする際使いにくいのではないかと思えば、『この高さですけど大丈夫ですか?』『洋服を吊ると床についてしまいますけど大丈夫ですか?』『それならこうした方がいいのでは?』などの提案ができるのは女性ならでは。現場監督は男性だけの仕事ではないし、男性だから優秀ということでもないと思っています」
現場での経験を重ねた今、中村はお客様や職人さんから確かな信頼を得ている。
「自分の提案がお客様に喜ばれることも増えましたし、また、職人さんたちに疑問をぶつけたり、提案ができるようになり、『よく見ているね』と言われるようにもなりました」
現場監督として次の目標を掲げ、さらなる高みへ。中村の挑戦はこれからも続く。
COLUMN
日本一を目指す想い
社長の言葉通り、令和の時代に本気で日本一を目指している会社はオープンハウスグループしかないと思っています。オープンハウスグループには目標に対して組織全体で取り組める強さがある。だからこそ、日本一は決して夢物語ではありません。私自身、新人賞レースを勝ち抜いたことで目標を立てる大切さを知ったので、なおさらそう思います。個人ができることはわずかかもしれませんが、私自身も日本一を目指している会社で働いている自覚や誇りを持つことで、会社の日本一に寄与できるのではないかと思います。
OFF STYLE
施工の仕事を始めて、現場でお客様に収納などを提案していると、自分のうちでも作りたくなり、休日にDIYをするようになりました。また、キャンプをしたり、海や川など静かな場所で何も考えずに過ごす時間も好きです。そんな時は携帯も見ないようにして、完全に仕事から離れます。