「デザイン」向上への情熱と熱い想いで、
オープンハウス・ディベロップメントの
建売分譲住宅に新たな風を。
OPEN HOUSE DEVELOPMENT
RECRUITING
INTERVIEW
WORK
棚橋 優樹
Yuki Tanahashi
建設事業部 設計部
建売設計グループ 係長
2019年新卒入社
理工学研究科建築学修了
デザインの可能性を広げる挑戦が始まった。
自分の思い描いたものを形にした感動。
大学院で建築学を修めた棚橋は、培った知見を活かすべく、基本設計から実施設計まで携わることができる企業への就職を志望していた。その中で、オープンハウス・ディベロップメント(以下、OHD)は他社とは異なる圧倒的な熱を感じたと言う。
「楽しく活気に溢れた職場で、社員全員が日本一という目標に向かって真剣に仕事をしている姿に魅了されました。他社も見ていましたが、その圧倒的な熱量と社員の活気は群を抜いたものがあり、この人たちと共に一緒に仕事をしたいと思ったのです」
一方で、OHDの社員や風土に魅力を感じたものの「OHDがつくる建物がどこよりも好き」で入社したわけではない、と棚橋は言う。だからこそ、入社時にはOHDのデザインをもっと良くしたいという強い想いがあった。
「端的に言えば、かっこいい外観、オシャレな内装、見栄えのする外構などの要素が、OHDの建物には希薄だと感じていました。もっと新しく優れたデザインを反映させる余地があると思いました。その気持ちを素直に上司に伝えると、私の考えに共感していただき、上司の熱い指導とともに、デザインの可能性を広げる挑戦が始まったのです」
それを象徴する物件の一つが、横浜・長津田の物件である。法規制上、土地の分割が許可されないことから、50坪という都心にしては比較的広い土地に建てる建売分譲住宅だった。言うまでもないが、建売設計は注文設計と異なり、最初からお客様のニーズがあるわけではない。設計士の技術や考え、スキル、感性が問われる仕事であり、棚橋に言わせれば、建売分譲住宅は「設計士の表現の場」だ。
「設計士として、私が空間で表現したいことを具現化できるチャンスが巡ってきたと感じた物件です。試行錯誤し、様々なプランを検討する中で、回遊性や吹き抜けを採用した斬新な間取り、外観は水平ラインと垂直ラインを強調したデザインとするなど、これまでのOHDの建売分譲住宅とは一線を画した建物となりました」
高い実力の証、「マイスタープランナー」。「OHDのデザイナーといえば、棚橋」へ。
千葉県・香取では、OHDの建売分譲住宅の新たな挑戦でもある「街並み」の創造にも取り組んだ。これは、単に建物を建てるのではなく、テーマ性を持った街づくりを意味する。
「香取の物件は4棟現場で、4棟で構成されるエリアにテーマ性を持たせることを試行しました。地域の歴史を調べていくと、江戸時代は船が行き来していた商業が盛んな場所で、宮大工が多くいた場所であることがわかりました。近くには著名な神社もあります。そこで私たちは「寺社仏閣」をテーマとし、寺社仏閣に多く見られる縦のラインや市松模様などをデザインや外構に採用。こうした街並み創造などの新たな挑戦が、OHDのデザインをより良く変えていくと思っています」
OHDには、設計士の成長を促す施策の一つとして、「デザインマイスター試験」がある。課題の土地に住宅をデザインするもので、設計士のデザイン力や表現力が直接反映される試験だ。この試験に合格すると、トップには「マイスタープランナー」の称号が与えられる。棚橋は過去に3回トップを取っており、「殿堂入り」の高い評価を受けている。他にも、毎月行われる社内コンペ「建売KING」など、こうした施策が棚橋の設計意欲をかきたてたという。
「自分のデザイン力には一定の自信がありますし、自分が良いと思うアイデアを図面に反映させることはできます。しかし、他の社員が同レベルの図面を描ける手法を編み出すことは非常に難しい。今、マネージャーとして、自身の設計に対する考え方や手法、表現方法やコツなどをたくさんの社員に広めていくことで、デザイン力の向上の一端を担う存在になりたいと思っています」
棚橋は自分と同じスキルや表現力を持つ人が増えれば、OHDはさらに強くなることを信じている。今まで以上の熱量を持って部下の育成に取り組むと同時に、自身の成長にも棚橋は貪欲だ。「OHDのデザイナーといえば、棚橋」と社内外から評価されることが目標であり、自身の成長がOHDの成長と軌を一にすることを確信している。
COLUMN
日本一を目指す想い
学生までは、「日本一」など目指したことなどなく、すべてそこそこの人生を送ってきました。しかし入社後、オープンハウスグループの社員と接するようになり、本気になって日本一を目指している姿や言動を見て、考え方や生き方そのものが変わったと思っています。人生は一回きり。どうせ仕事をするなら楽しく仕事をしたいし、どうせ生きるなら本気で生きたい。その私の原動力となっているのが、「日本一を目指す」ことです。設計士としてその一翼を担っていきたいと考えています。
OFF STYLE
コロナ禍以前は、よく美術館や展覧会に出向き、また知人の演奏会に行くなど、様々なジャンルの芸術に触れるようにしていました。建築とは異なるジャンルでも、設計につながるヒントや手法を発見することがあります。意外なところから仕事のヒント、生きるヒントを探し出すことが好きですね。コロナ禍が収まれば、また積極的に外に出て、芸術をはじめとした多くのことに触れ、体感することで、自身の感性を磨くことに注力していきたいと考えています。