INTERVIEW 02 現場を先導する存在として、
関係性づくりを大切にする
- 施工管理
- 平井 奏良2018年新卒入社
学生時代は野球一筋。就職活動の当初は、様々な業界を視野に入れて説明会などに参加し、その中でも関心を持ったのが住宅メーカーでした。
人生で一番大きな買い物と言われるその言葉に魅力を感じたのです。数あるハウスメーカーの中でも、ヒノキヤグループのZ空調をはじめとした「住み心地にこだわる」という考え方に共感し、私自身が「この家に住みたい!」と思ったのが、入社の決め手でした。
仕事について
私は現在、施工管理職として現場監督の業務を担っています。現場監督の仕事は、営業担当とお客様が作成した図面を形にすることです。家を建てるといっても、家を形にするだけでなく、地盤調査や基礎工事、内装、電気工事など、作業は多岐にわたります。また、地域によっても建築基準は異なり、例えば東京と埼玉では、近隣住宅との距離などから防火に対する規定も異なります。施工管理はすべての打ち合わせに参加し、工事日程の調整やお客様への確認などを行います。入社半年後から一人で現場を担当するようになりましたが、先輩に同行していたときには気づかなかった段取りがあり、最初は調整ミスでお客様や職人さんに迷惑をかけてしまうこともありました。現場を重ねていくうちに実感したことは、事前準備の大切さです。目先の作業だけでなく、その後の工程をイメージしながら調整することで、関係者の方々とも目線を合わせながら工事を進められるようになってきました。
HIRAI’s PRIDE
更地の状態から家が建つまで、すべての工程を見届けるのは私たち現場監督だけです。だからこそ、現場監督はお客様の代弁者として、各々の業者の方と綿密に打ち合わせをする必要があります。一方で、建ててしまうと見えなくなる基礎工事などに対しても、多くの職人さんが試行錯誤を重ね、情熱を持って工事をしています。私の一番の使命はスムーズな進行をすることですが、現場のすべてを知る者として、職人さんも含めた関係者全員の想いをつなげることも大切だと考えています。頑張って良かったと感じる瞬間は、完成した家を目の前にお客様が嬉しそうな顔をしている姿を見た時です。同じ家は一つとしてありませんし、関係者も都度変わります。現場一つひとつが違うからこそ、向き合っていく姿勢が重要なのです。ついつい後回しになってしまいがちな職人さんへの挨拶も、現場へ足を運び、直接伝えるというこだわりを徹底しています。
これからに向けて
お客様がお住まいになってから10年経った時に「やっぱり桧家さんにお願いして良かった。」と言っていただけるような家づくりが私の理想です。施工管理がお客様と関わるのは竣工までになりますが、お客様にとって重要なのはそこから始まる暮らしだからです。ヒノキヤグループの主力商品であるZ空調も、お客様が10年、20年、30年と暮らす家であることを念頭に開発されたものです。何かの判断に迫られた時、会社の考え方だから従うのではなく、お客様のより良い未来を、自分が一番に考えて答えを出すことの大切さを感じています。施工管理としてさらに知識を増やしていくことはもちろん、後輩の育成にも力を入れていくことがいまの目標です。将来は現場の知識と経験を活かし、営業職にもチャレンジしてみたいです。
⼊社から現在までのキャリア
- 2018年
- 桧家住宅
安全部配属 - 現場を回り工事の安全を指導
- 2019年
- 施工管理としての
仕事がスタート - 先輩社員の手伝い、後半から
自分自身の現場も始まる
- 2020年
- 2021年
- 優秀監督賞受賞
ある1⽇のスケジュール
- 8:00
- 出社・当日回る現場の工程の確認
- 9:00
- 担当現場の
巡回
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 担当現場の
巡回
- 15:00
- 展示場にてお客様との打ち合わせ
- 17:45
- 現場で出た問題に対して先輩、上司へ相談・資料作成後、帰社