Flutterで作ったプロジェクトをAndroidアプリとしてリリースする場合は、Google Play Consoleにデベロッパー(開発者)登録をする必要がありますが、2023年9月以前に登録・作成したアカウントについては、本人確認が求められるようになりました。
この本人確認期限については、2024年2月末まではデベロッパー側で任意の日付に設定できますが、それを過ぎるとGoogle側で自動的に期限が設定されます。
(確認期限は「アカウントの詳細」ページで確認できます)
この確認期限までに本人確認が完了しない場合は、アカウントが削除されてしまう可能性があるため、残念ながら対応が必要になります。
この記事では、組織アカウントの場合の確認方法について説明します(当社が組織アカウントであるため。個人アカウントについては、組織の場合よりも確認の要件が少ないです)。
1)確認期限の60日までにGoogle Play Consoleから「情報 Google Play Consoleデベロッパーアカウントを今すぐご確認ください」という内容のメールが届くので、「確認を開始」をクリック。
2)Google Play Consoleの該当ページが開くので、デベロッパーアカウントの確認を「始める」を押下
3)「開始」を押下
4)アカウントの種類を選択(この記事では「組織アカウント」の場合で説明しています)
5)【個人の場合は不要】お支払いプロファイルをリンクしてDUNSナンバーを登録
6)組織の情報を入力
7)Googleからの連絡方法を入力
8)メールアドレスの確認(6で登録した「組織の電話番号」宛てにSMSで6桁コードが送信されますのでそれを入力)
9)「デベロッパープロフィールの一部として表示される詳細」を入力
10)確認事項にチェックして「保存」押下
11)Googleから本人確認書類提出を求めるメールが来るので、「今すぐ確認」を押下
12)必要書類を確認して「身元確認を開始する」を押下
(注)必要な提出書類
- 個人の場合:政府機関発行の正式な身分証明書(運転免許証・パスポート等)
- 組織の場合:政府機関発行の正式な身分証明書(運転免許証・パスポート等)、DUNSナンバー、組織に関する正式な書類
13)(組織の身元確認)DUNSナンバー取得時に登録されている英文会社名が表記された書類の画像あるいはPDFをアップロード
14)(個人の身元確認)個人の身元が特定できる書類の画像あるいはPDFをアップロード
15)14の書類に記載されている住所を入力して「送信」押下
16)Googleから確認完了のメールが届けばめでたく終了です。
(詳しくは、以下の動画で説明していますので、よろしければご覧ください)