ワーキングホリデーを利用して、海外へ行くことを考えている人もいるのではないでしょうか。
「経験者がなぜ選んだのか知りたい」
「ワーキングホリデーのメリットやデメリットを知りたい」
「現地の生活はどんな感じ?」
こういった疑問に答えていきます。
ワーキングホリデーは魅力的な制度ですが、なかなか決断に踏み切れない人も多いはず。そこで今回は、経験者が決断した理由やメリットデメリット、注意点などを一挙紹介していきます。
なお、ワーキングホリデーでできることや費用、後悔しないためのポイントなどは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデーガイド
[目次]
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まずワーキングホリデーが人気な理由を解説していきます。
ワーキングホリデーに行く人の大半が語学勉強のために渡航をしています。現地の語学学校に通いながら、語学力を伸ばす人が多いです。やはり、現地で英語などを学ぶ方が飲み込みも早くなるのがポイントですね。
ワーキングホリデーは、現地でアルバイトをする権利を得ることができます。特に、一番人気のオーストラリアでは日本よりも時給が高いため、出稼ぎ目的でワーキングホリデーに来ている人もいます。
私の友人もオーストラリアへ行っていましたが、月に30万円以上稼いでいました。さらに、海外で働く経験は滅多にできないため、いろんな体験をしてみたいという人にはおすすめです。
ワーキングホリデーは1年間の間、海外で生活をすることができます。海外での生活に憧れている人も多いため、ワーキングホリデーを利用して海外生活を楽しむ人も多いです。
ワーキングホリデーで語学力を伸ばして、海外就職のステップにする人もいます。人気国であるオーストラリアやカナダ、イギリスなどは英語圏です。それぞれの国で英語を習得し、海外就職をするという人も。
私の友人はオーストラリアでワーキングホリデーを経験し、そのまま永住権を取得した人もいます。海外就職を考えている人にはぴったりの制度と言えるでしょう。
ワーキングホリデーの内容はなんとなく分かるけど、詳しいことは知らないという人もいるかと思います。ワーキングホリデーとは、2国間のルールに基づいて18〜30歳までの青年が相手国で休暇を楽しみながら就労ができる制度。渡航する国に対して1回しか使えないビザです。
原則として、観光がメインの制度なので就労や就学を第一目的として渡航することは禁止されています。
2018年現在、日本は世界22カ国と協定を結んでいます。それぞれの国の特徴を簡単に説明していきます。
年間発給数 200人
南アメリカ初の協定国。国土面積は世界8位で山岳地帯が多い国です。
ワインも有名なので、お酒が好きな人にはおすすめ。
年間発給数 200人
南アメリカある協定国。南北に長い国土が特徴です。
スペイン語の語学学校に入学をして勉強する人がほとんど。
年間発給数 制限なし
ワーキングホリデーで最も人気がある国です。英語取得や出稼ぎで来ている人も多いです。
セカンドビザ、サードビザの取得も可能なため、長期で滞在している人もいます。
年間発給数 6,500人
オーストラリアと同様にワーキングホリデーの人気国です。英語圏の中では特に治安が良く、女性でも安心して渡航できる国。
年間発給数 制限なし
人気国であるニュージーランドは、自然が豊かでアウトドアが好きが集まります。日本よりも治安が良いとされているので、安心して渡航をすることができます。
年間発給数 400人
アイルランドは自然豊かで緑が美しい国です。アイルランド語が公用語ですが、英語も使われます。
年間発給数 1,000人
ヨーロッパのワーキングホリデー協定国の中で、最も人気がある国です。2年間滞在ができますが倍率が非常に高く、当選する確率は低いです。
年間発給数 200人
ヨーロッパのほぼ中央に位置するオーストリア。夏は涼しいですが、冬は冷え込むので防寒対策が必須です。
年間発給数 500人
2017年からワーキングホリデー協定国になったスペイン。観光地としても人気があるため、ワーキングホリデーでも徐々に人気が集まっています。
年間発給数 400人
2016年からワーキングホリデー協定国になったスロバキア。ワインが有名なので、ワイン好きの方は必見です。
年間発給数 制限なし
アンデルセンが生まれた国として有名なデンマーク。年間を通じて涼しく、湿度も低いので生活する環境としては最適です。
年間発給数 制限なし
ドイツはヨーロッパの中心に位置するため、他国へのアクセスも良いです。公用語はドイツ語ですが、ほとんどの人が英語も話せるため、2カ国語勉強したい人にもおすすめ。
年間発給数 制限なし
オーロラが見れることで有名なノルウェー。涼しい国なので夏は快適に過ごすことができます。
年間発給数 200人
2017年から制度がスタートしたハンガリー。ヨーロッパの中央に位置しているため、ヨーロッパを周りたい人には最適です。
年間発給数 1500人
芸術や美食の街とも言われるフランス。ワーキングホリデーでも人気を集めています。
年間発給数 500人
ポーランドは、ヨーロッパの中でも物価が安く、過ごしやすいことで有名です。
年間発給数 制限なし
ポルトガルは、物価が安く、治安も安定しているので人気が出てきている国のひとつです。
年間発給数 400人
2018年から制度が始まったチェコ。近隣国へのアクセスも良く、人気が出てきています。
年間発給数 30人
2018年に制度が始まったアイスランド。世界一治安がよい国とも呼ばれているため、女性でも安心して渡航できるのが魅力です。
年間発給数 10,000人
日本から最も近い協定国。女性からの人気が高く、韓国語やグルメ、マッサージを目的とした人が多いです。
年間発給数 5,000人
台湾は日本からも近く、親日国なので、安心して渡航できる国のひとつです。食事も日本人の好みに合っているため、生活面では安心できるでしょう。
年間発給数 1,500人
世界的にも有名な金融都市である香港。英語と中国語が話されているので2カ国語留学にも最適です。
ワーキングホリデーでできることは幅広いです。
上記のように、基本的にどんなことでもできます。ただし、風俗営業に関係する業種は禁止されていますので注意してください。
それでは、ワーキングホリデーはどんな人に人気があるのでしょうか?
語学習得のため、大学を休学してワーキングホリデーへ行く大学生は多いです。
私もフィリピンへ語学留学をしていましたが、「これからワーキングホリデーへ行く」「ワーキングホリデーで英語を学ぶ」という学生が非常に多かったです。
大学生は休学という選択肢が取れ、リスクも少ないです。ワーキングホリデーでレベルアップしたいという人も多いのでしょう。
語学力を上げて転職を成功させたい社会人もワーキングホリデーを利用しています。ほとんどの場合は、会社を辞めて渡航してきています。
ワーキングホリデーは遊び目的の人も多いですが、転職が絡んでいる人は語学力をアップするという試練があります。
仮に語学力が上がらなかったら転職の面接などで「何をしに行ったの?」と言われてしまいます。語学学校に通いながら現地の仕事をして、勉強するスタイルが一般的なようです。
「社会に疲れてしまった」「人生が分からない」「とにかく自由に生きたい」
こういった人もワーキングホリデーを利用して海外生活を送っています。
私の周りにも、会社を辞めてワーキングホリデーでリフレッシュしている人や、社会に疲れたので旅を続けたいという人もいます。
どんな理由であれ、18〜30歳の人ならワーキングホリデービザをもらえるので、思い切って来てみるものありですね。
時給が高い国に行って、お金をがっつり稼ぎたいという人もいます。
特にオーストラリアとカナダは稼げる国として有名です。オーストラリアは時給が高く、月収で30万円以上稼ぐ人もゴロゴロいます。カナダは時給が高い訳ではありませんが、チップ制度があるため大きく稼ぐことも可能です。
「お金がないけど海外へ行きたい」「とりあえず稼ぎながら人生を決めていきたい」という人には最適な制度ですね。
ワーキングホリデーを利用して海外へ行く人は多いですが、どんな点でおすすめできるのでしょうか?そこで、ワーキングホリデーのメリットやおすすめする理由をいくつか紹介していきます。
ワーキングホリデーは旅行とは違い、その国に長期滞在が可能になります。
主要国の滞在期間の目安として、
オーストラリア 最長3年間
ニュージーランド 1年間
カナダ 1年間
イギリス 最長2年間
オーストラリアに関してはサードビザの発行が決まったため、最長で3年間の滞在が可能になりました。長期滞在をして語学力を上げるのもよし、たくさん稼いで旅を続けるのもよしです。
ワーキングホリデーにはさまざまな国の人が訪れています。語学学校やアルバイト先でもいろんな文化を知ることができ、価値観が広がります。いろんな国の人と知り合いたいと思ってワーキングホリデーへ来る人も多いです。
ワーキングホリデーでは、現地の語学学校に通いながら勉強ができます。日本で勉強するよりも実践的で、実際に現地の言葉を使って生活をしなければなりません。
また、仕事を見つけるには語学力が必須となってきます。嫌でも語学の勉強をする機会が与えられるのはワーキングホリデーのメリットでもあります。
しかし、日本人ばかりのコミュニティに入ってしまい、語学力がまったく伸びなかったという人もいるので注意してください。
ワーキングホリデーに行くと海外の生活や文化に触れられるので価値観が広がります。
例えば、オーストラリアでは残業という文化はないため、日本と異なった働き方をしています。日本以外の生活を知ることで、価値観だけでなく人生の選択肢も広がります。
ワーキングホリデーに参加する理由はさまざまです。
そこで、ワーキングホリデーに行った人がどんな理由で参加したのか、私の経験も含めて紹介をしていきます。
将来的に海外移住を考えている人多いです。そう考えている人はワーキングホリデーを利用して気になる国に住んでみて決める人もいます。
いきなり移住はハードルが高いけど、ワーキングホリデーで下見をしておきたいという人にはぴったりの制度です。
私の友人もイギリスに移住するためにワーキングホリデーで下見に行った人がいます。結果として移住を諦めて帰ってきましたが、いきなり移住するとこを考えたら良い判断だったと思います。
海外移住を考えている人は、まずワーキングホリデー制度を使って下見をすることをおすすめします。
旅の資金を稼ぐためにワーキングホリデーで稼いでいるという人も多いです。
私の友人で多いのが、オーストラリアで稼いでから世界一周の旅に出るという人です。オーストラリアは日本よりも時給が高いため、日本で働くよりも稼げる場合があります。
ファームジョブなどで一気にお金を稼いで世界を旅するというスタイルはメジャーになってきました。
ワーキングホリデーに行く理由で最も多いのが「語学力アップ」。
語学学校に通って現地の言葉を学ぶことで、就職や転職、スキルアップに繋げる人が多いです。私の友人も、オーストラリアやカナダでワーキングホリデーをしていますが、語学学校に通いながら英語を勉強しています。
ワーキングホリデー後、永住権を取得してそのまま現地に住みたいという人もいます。
私の友人はオーストラリアの永住権を取得するために、現地で働きながら英語を勉強しています。
オーストラリアの永住権は非常に取得が難しいのですが、ワーキングホリデー期間を利用して努力しているようです。
「ワーキングホリデーに行って良かった」と感じている人は多いです。そこで、どういった点で良かったのか、経験者の話を基に解説をしていきます。
ワーキングホリデーへ行く前は、海外生活への不安や英語ができるようになるか心配だったという人も多いです。しかし、ワーキングホリデーで海外生活を経験し、語学力を伸ばした人は自信を持って帰国しています。
私も海外で生活をしていますが、昔の自分と比べて自信がつきました。また、日本にいるときに悩んでいたことがちっぽけに感じて精神面でも強くなります。
ワーキングホリデーを通して英語力がアップした人は多いです。語学学校に通いながら、現地のカフェやレストランで働いて英語力の大きく伸ばした人もいます。
私の友人もワーキングホリデーを経験して、英語がペラペラになっていました。
英語が話せると就職や転職にも有利になります。ワーキングホリデーを上手く生かせば英語力が大きく伸びるでしょう。
ワーキングホリデーのメリットは大きいですが、デメリットや注意点がいくつかあります。
ワーキングホリデーではさまざまな国籍の人と出会えます。しかし、海外生活の不安から日本人同士で絡んでしまう人も少なくありません。
語学学校でも日本人と固まってしまい、休日に遊ぶのも日本人、アルバイトも日本食レストランという人も数多くいます。
もはや日本で生活しているのと変わらないのです。ワーキングホリデーに行く際は、きちんと目標を決めてから渡航する必要があります。
海外生活に浮かれてしまって、1年間を遊んで過ごしてしまったという人も大勢います。語学学校に通うものの、授業は適当に受けて毎日遊びまわっている人も多いです。
結果、帰国するときに英語力がまったくアップしておらず「何をしに行ったのだろう」と後悔する人も。
特に転職や就職を控えている人は、マイナスな評価をつけられてしまう可能性がありますので注意してください。
ワーキングホリデーに行く際はきちんと目標を立ててから渡航することをおすすめします。そこで、目標設定や計画の立て方をいくつか紹介していきます。
帰国後の人生プランを考えながらワーキングホリデーの目標を立てていきましょう。
人によって将来の人生設計はさまざまです。
例えば、転職を有利に進めたい人であれば英語力アップに全力を注げる計画を立てる必要があります。帰国後にどんな人生を歩みたいかまずは考えてみてください。
日本にいるときに悩んでいたことや、苦手なことにフォーカスを当てて目標設定をするのもありです。
自分の弱みはワーキングホリデーと関係なくても問題ありません。
例えば料理ができない人であれば、シェアハウスで自炊をするという目標を立てたりするといいでしょう。まずは、自分にどんな弱みがあるのがじっくりと考えてみてください。
物事を継続することは素晴らしいことですが、英語の勉強などを続けてできる人はなかなかいません。
ワーキングホリデーへ行く際は、どんなことを継続できるようになりたいか明確にするといいでしょう。
特にワーキングホリデーでは英語を勉強する習慣をつけることが大切です。継続ができるように毎日の目標を決めてみましょう。
ワーキングホリデーで挑戦したいことを決めて計画を立てるものおすすめです。
挑戦することはなんでも大丈夫です。
例えば、オーストラリアのレストランで働きたいという目標を立てます。すると、そのためにはどんな行動をしなければならないか明確になるでしょう。
・英語力がどのくらい必要になるのか
・どこで仕事を探せば効率的なのか
こういったことが分かってきます。
まずは、挑戦したいことを決めて、細かい目標設定をしていきましょう。
今回の記事では、ワーキングホリデーのメリットとして以下の内容を挙げました。
ワーキングホリデーに行く理由は人によってさまざまですが、新たな価値観の醸成や語学力の向上を考えている方はこの記事を参考に検討してみてはいかがでしょうか。
自分がどんな人生を歩みたいのか、どんな目的でワーキングホリデーに行くのか時間をかけて考えてみてくださいね。
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