子宮頸がんワクチン

健康被害で女性63人提訴 4地裁に

子宮頸がんワクチン訴訟で国とワクチンメーカーに損害賠償を求め提訴するため東京地裁に入る原告と保護者、弁護団ら=東京・霞が関で2016年7月27日午後1時25分、内藤絵美撮影
子宮頸がんワクチン訴訟で国とワクチンメーカーに損害賠償を求め提訴するため東京地裁に入る原告と保護者、弁護団ら=東京・霞が関で2016年7月27日午後1時25分、内藤絵美撮影

 国が承認した子宮頸(けい)がんワクチンの接種で健康被害が生じたとして、全国の15〜22歳の女性63人が27日、国とワクチンメーカー2社に損害賠償を求める初の集団訴訟を東京、名古屋、大阪、福岡の4地裁に起こした。1人1500万円、総額9億4500万円の慰謝料を求めており、今後症状に応じて請求額を増額する。

 原告は東京28人、名古屋6人、大阪16人、福岡13人で平均年齢は18.4歳。訴状によると、2010〜13年にワクチンを接種後、痛みやしびれ、けいれんなどが生じ、歩行や通学が困難になった人もいる。

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