kawasaki KR-1
モーターサイクルのスロット
ルを操作する右手はこんな感
じ。走行中も。
ふんずと鷲掴みにして手首を
グルンと回して回転上昇によ
るツキを待つような事はしな
い。濡れた筒状に丸めたハン
カチを静かに絞るような感じ
で操作する。
力任せの握り締めは絶対に
やってはいけない。
これは2ストだけでなく4スト
でも同じ事だ。
手首グルンのドンガバチョで
ツキを待つと、不適切量の燃
料を送り込み不燃状態を発生
させてしまいエンジン回転と
アクセルが同調しないだけで
なく、駆動系にまで及ぶいろ
いろなよろしくない不具合を
運転手が発生させる事になる。
それを「操縦」とは呼ばない。
スロットルを開いて燃料を送
り込む事をパワーオンとも呼
ぶが、二輪のスロットル操作
はスイッチのようなオンオフ
ではない。
これはブレーキについてもい
える事だ。
ブレーキもオンオフのスイッ
チではない。
適合速度までの減速を獲得す
るための操作レバーが前輪の
ブレーキレバーである。
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