静岡)引きこもり支援団体が県警に要望書 新東名事故
宮川純一
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浜松市の新東名高速で11月、神奈川県内の自立支援施設に向かっていた車から30代の男性が転落し、死亡した事故について、引きこもり当事者会などが17日、静岡県警に要望書を提出した。詳細な事実関係の公表と厳密な捜査を求めている。
事故は11月14日夜、浜松市浜北区の新東名高速で起きた。捜査関係者によると、死亡した男性は神戸市内の自宅から神奈川県内の引きこもりの人などの自立支援施設に向かう途中だった。車には施設職員2人が同乗しており、男性は後部座席に1人でいたという。
要望書は、引きこもり当事者会など6団体と精神科医、弁護士など有識者5人の連名。「(死亡した)男性の意向を丁寧に聞き、特性に配慮した上での乗車だったか大きな疑問が残る」と厳密な捜査を求めている。
また、引きこもりの人は精神…