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旧水元中央小 複合施設へ/鶴田町

 鶴田町は8日、旧水元中央小学校の校舎について、新事業の創出を支援するとともに、地域産業やコミュニティー活動育成の場となる複合施設としての利活用を検討していると明らかにした。町議会定例会の一般質問で、蒔苗愛子議員(政優会)の問いに答えた。
 2020年4月に新制鶴田小が開校されたのに伴い廃校となった旧水元中央小などの利活用について、町職員による廃校施設利活用推進委員会が検討を重ねている。
 町は旧水元中央小の普通教室などを事業支援室やコワーキングスペース、イベントスペースにすることで、個人事業者や起業家らが低コストで仕事場を確保できるようにしたいと構想。多種多様な業種・業界の人たちの交流が生まれ、情報交換やスキルアップ、新ビジネス創出といった機会になることを期待している。
 管理運営については、利用者のサポートが可能で、課題を抱える事業者と支援事業者とをマッチングコーディネートできる団体などを指定管理者にすることを想定しているという。
 相川正光町長は「起業家の育成や新たな産業の創出、交流人口の増加、ひいては移住定住の促進など町全体の活性化が期待される。町の活性化に寄与できるよう、施設の有効活用に向けて進めていく」と答弁した。
【写真説明】鶴田町が利活用方法を検討している旧水元中央小学校

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。

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