保守派の日本学者ジェイソン・モーガン氏によるアメリカの歴史学会の左翼学者の反日運動を批判する本です。 私が特に面白いと思った部分は「第2章 反日思想に染まったアメリカの歴史学会 ~日本研究を通してわかった学会の真実~」です。 アメリカの歴史学会の厚顔無恥な反日学者、ジョーダン・サンド教授(ユダヤ系)とアレクシス・ダデン教授(ユダヤ系)、その二人を反日活動家として育てたアメリカの反日運動の元締めキャロル・グラック教授(ユダヤ系)の話が非常に面白いです。 気になってネットで検索してみたら、コロンビア大学歴史学科の日本近現代史の教授であり、中国の武漢大学の招待教授でもあるキャロル・グラック女史は、過去にアイリス・チャンの「レイプ・オブ・南京」の監修をしていたそうです。 キャロル・グラック教授は、アメリカの反日運動の司令塔、元締め的な危険人物なのですね。 アメリカで過去の日本の歴史をネタに日本を叩く人物が、そろいもそろって民主党系のユダヤ系アメリカ人ばかりなのは日本人としては気になります。 この本の内容が面白いと思った方は、ネット上でPDFファイルで閲覧できる「左派が米国学界の知的風土を単一化する手法 ジェイソン・モーガン」という論文も読んでみることをお勧めします。 アメリカの新左翼の学者の反日思想の根源に、アントニオ・グラムシやマルクーゼなどのフランクフルト学派の思想があることを説明しています。