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感染症専門医・岡氏に一応反論書いとくか


この記事は、前の記事「もう信じるのはやめようこういう人たちは(コロナ系)」の続きとなっております。
未読の方は、まずは前回の記事からお読みいただければ幸いです。
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前略、前回の記事中で私は、いかにコロナワクチンを推奨する、専門家と称する人たちの言説(の多く)が嘘だらけであり、信用に値しないかということを書いた。

すると、その記事内で取り上げた、「感染症専門医 岡氏」から反応があった。
私の記事リンクをりえぽんさんがtweetしてくれ、それに対して岡氏がコメントを連投したのである。

その内容が以下だ。

1つ目。

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https://twitter.com/hideakioka/status/1837269940371607830

ほほお。なるほど。
岡氏いわく、私の記事を拡散するような人間も、私の記事を信じてしまうような人間も、そして当然そんな記事を書く私も、リテラシーの低い反ワクチンだそうだ。
そして自分が素人だってことを自覚しろよという、専門家様からのありがたいお言葉である。

2つ目。

画像
https://twitter.com/hideakioka/status/1837268677194129630

おお~~~。
専門家ともあろうお方が、私の記事をわざわざスクショまでしてくださるとは……。
岡氏いわく、私が書いたことは全て……「全て」つまり「ことごとく、みな、全部、総じて、まったく(広辞苑より)」の出鱈目だということである。ほお~~~~そうでございますか~~~。


3つ目。

画像
https://twitter.com/hideakioka/status/1837269489035137320


ほほおおおおお~~~~~~っっ!!
専門家様による長文の解説、誠にありがたき幸せに存じ奉りまする……。

岡氏いわく、「目に見えている部分だけで物事を判断するな」と。
データ上には現れていないけれども、新型コロナワクチンは「見えにくい部分」ではしっかり効果があるのである、そもそも、ワクチンの効果など臨床試験でとっくに効果が示されているのだと。そして、おまえの記事は、素人の出鱈目だと。
なるほど! ハハア~~~~~~ッ(平伏)!!

………いやはや、さすが岡先生です。恐れ入りました。
たかが「素人の出鱈目」に対して、感染症専門医様がわざわざTwitterでスクショまで取り入れて怒濤の3連投とは………。
岡先生………、
なかなか怒っていますね。


さて。
まあなんというか、SNS上での議論というのは、不毛なものである。
基本的に、SNSで誰かが誰かとバトり始めると、その戦いに終わりが来ることはない。ひとたびWeb上で討論が始まれば、「どちらが正しいか?」「どちらが勝ちか、どちらが負けか?」の結論など永遠に出ないのだ。Twitterのリプバトルに比べたら、まだ邪馬台国の畿内説VS九州説の争いの方が先に結論が出るのではないかと思うほど、SNSバトルというのは永遠に完結しないものである。

だからして、本来ならSNSで誰かに難癖をつけられてもサクッとブロックしておしまいにするのがセオリーなのだが、今回はそうせず、こうして追記を書いている。
それはやはり、「見知らぬどこかの人」ではなく、各種メディアにも登場する感染症専門医さんという、コロナ禍、いやコロナ対策禍の中心にいる人物からコメントを受けたからだ。

それに加えて、「素人の出鱈目」というお言葉。
私は、感染症や医学の専門家ではないが、一応文章の専門家ではある。
そして私は、「反コロナ対策禍」という点ではおそらく多くの人よりも早く、2020年の4月……第一波の真っ最中から、主たる活動の場であるPodcastで反対を表明している。当時それはそれはボロクソに叩かれたものである。(時間があったら聴いてね:放送リンク→iOSspotifyVoicyAmazonMusic ※Youtubeは即削除(涙))

たしかに私は医学については専門ではないが、第一波からPodcastであるいはこのnoteで、世間の99.8%の人々と敵対するような(時には人殺し呼ばわりまでされるような)意見を発信するために私は、途方もない時間をかけて新型コロナについてデータを漁り、検討したものである。

自分が発信しているものに対しては、文章のプロ、表現のプロとして私はそれなりに自信を持っている。そんな私であるので、執筆した記事に対して公に「素人の出鱈目」と言われたら、ひと言くらいは物申しておきたいなという気になり、この追記を書くに至ったのである。
……というかぶっちゃけると、上の岡氏の一連のコメントが、ワクチンゴリ押しの専門家のおかしさ、言説のひ弱さをなおさら際立たせる結果になっているので、見せしめのために取り上げてやろうと思ってこれを書いている次第である、正直言うと。

では、私の反論を書いてみる。
「リテラシーが低い」とか「出鱈目」だとかいうただの子供の悪口みたいな部分は取り上げるのもバカバカしいので置いておくとして、岡氏がそれなりに理論的に私の記事に対して文句を書いているものは、このtweetである。

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いや……
よく見るとやっぱり理論的ではないな。
ワクチン推進あるあるというか、ワク推しの人たちの定番セリフ、「ワクチンの効果は世界中で証明されているんだよ(でも根拠はなにも出しません)!!!」を結局この人も繰り返しているだけである。
ワクチン懐疑派の方がいくら実際の数字、データ、記事、論文を提示しても、「いやいや(笑)、ワクチンの効果はもう世界中で証明されてるんだから!!」のひと言で一切根拠も出さずに終わらせるという、非論理的な態度これがワクチン推し専門家あるあるである。


まあ気を取り直して、岡氏のコメントをそのまま引用すると、
「致死率が低い年齢層でも効果があるかどうか、見えにくいから充分な症例数で比較する臨床試験が必要で、すでにその効果が示されているんですよ」
ということだ。子供の悪口みたいな部分を除いて、岡氏がまともに私の記事に反論しているのはこれだけである。
この岡氏のコメントを言い換えてみると、要するに前回の記事で示したこのデータ↓に対して、

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2022年、大阪府のデータ。詳しくは前回の記事参照

たしかにデータでは未接種者と接種者で致死率に差が無いように見えるが、小数点以下2桁までの数字では表せない、0.000X%みたいな極小の部分ではしっかり重症化(もしくは死亡)予防効果があるのである!! と、岡氏は言っているのである。

うーむ。
なんか幼稚すぎて反論を書くモチベーションもあまり沸かないのだけど……面倒くさい……
まあ書くよ。

岡氏、私の記事をわざわざスクショまでして3連投と、手をかけて難癖つけているくせに、肝心なところには全然触れていないよね。

前回記事を読んでもらえばわかるが、私があの記事の前半で論点としているのは、岡氏や知念氏や津川氏が一斉に述べている「コロナの致死率が下がったのはひとえにワクチンのおかげであり、ワクチンを打っていない未接種者にとってはいまだにコロナは致死性の感染症であるのだ」という部分についてである。
そこに対して私は、いや待て待てっ、未接種者もほぼ致死率ゼロ%なんだから、全然ワクチンのおかげと違うやないかっ!!!と述べているのである。

参考画像

画像
ここでも「ワクチンの効果は世界中で証明されてるんだ!!」のワク推しあるあるが炸裂


仮に岡氏の言う通り、「コロナの重症化率が下がった背景はワクチンの効果が大きい」のならば、ワクチンを接種していない人間はワクチンの効果を得ていないのだからいまだに重症化率が高いままのはずなのに、接種者も未接種者もおしなべて致死率ほぼゼロになってるんだから、重症化率が下がったことにワクチンは関係ないだろ、と私は言っているのである。
その私の論点に対して、岡氏の反論「小数点以下2桁までの数字では表せない極小の部分ではしっかり重症化(もしくは死亡)予防効果があるのである!(私が意訳)」という反論は、まっっっったく反論になっていない。
そうじゃなくて、「未接種者にとってはいまだに恐ろしい、致死性の感染症であるのだ」ということをあなたは示さなきゃいけないだろう。それがあなたたちの元々の主張なんだから。それを証明することこそが、私に対する反論だろ?
でもそうではなく、怒って3つもtweetしたわりには「両方とも致死率が低く見えるが、実は小数点以下2桁より下の部分で重症化予防効果があるのだ!」なんてことしか言っていないということは、未接種者も致死率が極小であることを岡氏も認めてしまっているではないか。矛盾してるじゃないか。未接種者はバンバン死んでないとおかしいだろキミらの主張の通りなら。逆に未接種でも致死率が極小であることを認めてどうするんだよ。

そしてもう1点。
繰り返しになるが、岡氏が言っているのは、「データでは未接種者と接種者で致死率に差が無いように見えるが、小数点以下2桁まででは表せない、極小の部分ではしっかり重症化(もしくは死亡)予防効果があるのである」ということである。それしか言っていないのだこの人は。3つもtweetして。

その岡氏の言う「極小の重症化予防」という点については、私はすでに前回の記事内で見解を書いている。以下その部分を引用する。

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もしかしたら、若者の致死率も0.0005%くらい下げているという可能性がないとは言い切れないけど、もともと致死率ほぼゼロ%の病気に、以下のような副反応のリスクを負うワクチンを打つ意味はまったく感じられなくないかい?

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コロナワクチン副反応データベースより

60代以上は、接種者と未接種者で0.4%くらい致死率が違う。たしかに高齢者には重症化予防効果が、0.4%分くらいは発揮されていると言えるかもしれない。
なので、上の副反応リスクを負い、ワクチンによる健康被害の申請数は2024年1月時点で1万件を超えさらにワクチン接種開始以降日本では毎年東北大震災が数回ずつ起こるくらいの謎の超過死亡が発生しているという事実を踏まえ、それでも0.4%分致死率を下げる可能性に期待したいので打ちたい、と60歳以上の人が思うならそれは好きなようになされば良いと思う。
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引用以上。

しつこいようだが岡氏が言っているのは、高齢者以外でも……例えば30代から下は未接種者と接種者で両方とも致死率が0.00%だけど、もっと細かく見てみれば、実は「未接種者の致死率が0.004%で、接種者の致死率は0.001%」みたいに、データで見えない部分(岡氏いわく「見えにくい」部分)で4倍……というか0.003%くらい重症化(死亡)を予防しているかもしれないよ、ということである。
※30代以下の未接種者の致死率は、可能性のあるうちの最大でも0.004%になる。それ以上だったら四捨五入して0.00%にならないから。


その、ミクロの世界で重症化予防効果がある可能性がある、ということは私は否定していないのだ。その可能性があると私もそのまま書いてるじゃないか!
なにしろ小数点以下2桁より先が見えていないのだから、その下はわからないのである。わからないのだから、39歳以下でも0.003%くらい重症化を予防する可能性は、岡氏の言う通りあるかもしれない。わからない限りその可能性が無いとは言えないのだ。

ただし、そうだとして、そのことを理由にワクチンの接種を熱烈に(とりわけ高齢者以外に)勧めるのはあまりにも無茶苦茶な話であると私は思う。

上の大阪のデータを見れば一目瞭然だが、今から2年前の時点で、新型コロナの致死率はとっくに通常のインフルエンザより下がっている。そのインフルエンザよりずっと致死率の低い、インフルエンザよりも全然怖くない病気に対して、致死率が0.003%だけ減る(という可能性がある)というワクチンを岡氏は熱烈に勧めているわけだ。そこのおかしさ。岡氏のおかしさ(by文章の専門家)!!

私は断言できるが、強烈にコロナワクチンを推進している人々、岡氏にしろ知念氏にしろTAKA氏にしろ、彼らがもし今わかっている数々のデータを、自分や家族がワクチンを打つ前、あるいは自分が公の場でワクチン接種を強烈に推進し出す前に知っていたら、ワクチンなんて決して打たなかったし、推進もしなかったはずである。
もともと致死率がインフルエンザより低い病気に対して、致死率が0.003%くらい減るというミクロのメリットがある可能性があるが、一方で接種後はかなりの確率で38度を超える熱が出て、はっきりと因果関係が証明されたわけではないとはいえ打った後にアナフィラキシーや帯状疱疹やギランバレー症候群や心筋炎になったという報告が続々と上がり、はっきりと因果関係が証明されたわけではないとはいえ接種直後に何千人も突然死し、はっきりと因果関係が証明されたわけではないとはいえワクチン接種開始以降に超過死亡が毎年数万人単位で増え、はっきりと因果関係が証明されたわけではないとはいえ近所のお医者さんですら「うちの患者、ワクチン打ってバタバタ死んでるよ!」と言っているという、たとえはっきりと因果関係が証明されたわけではないとはいえそういうデメリットもあると噂されているワクチンなど、もし自分が打つ前にその長短両方の評判を知っていたら、岡氏も他の全日本人も、絶対に打たないし自分の子供にも打たせないはずである。今自分が接種前だとして、2024年に出ている情報をすべて目にした上でそれを踏まえても新型コロナワクチンを接種する、子供に接種させるという人間など1人もいないはずだと私は断言したい。

ところが、その情報が揃う前に自分が打ってしまった人たちは……、専門家の方たちなどは自分が打つのに加えて公の場で「みなさんもどんどん打ってください!!」と猛烈に推進してしまったわけであり、そうなると推進派の人々は、あまりのサンクコストの大きさにもはや引き返すことができなくなってしまったのである。
なにしろもし「素人の出鱈目のほうが専門家の自分より正しかった」なんてことになったら、それは彼らにとっては専門家として何十年も積み上げてきた実績やプライドが一気に崩壊してしまう大屈辱の事態なのだ。だから彼らは、この期に及んでもワクチンを熱烈に推進し続けるしかないのである。0.00X%のミクロの効果しかないと、自分でも言ってしまうほどの哀れなワクチンを。


……と、まあ追記はそんなところである。
岡氏は私の記事に対してコメントを連投した後すぐ私をブロックしたので、私がこれ以上岡氏とやり合うことはない。どうせ噛み合わないし。論点が適切な反論も返って来ないのだから。
ということで、果たして私と感染症専門医・岡氏、出鱈目なのは一体どっちか?というところは、これを読んだみなさまの判断に委ねたいと思う。

まあ私から見れば、

私から見れば、岡氏の書く文章こそが、まさにまったくの、文章の素人の出鱈目である。


………が、どちらが出鱈目かは、これを読んだみなさんの判断に委ねたいと思います。
終わりです。


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