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牧太郎の青い空白い雲

元サンデー毎日編集長のベテラン記者がときにユーモアも交えて、政治や社会問題にモノ申す辛口コラムです。

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牧太郎の青い空白い雲

/956 NHKが「巨大地震注意」の字幕で〝恐怖心〟を煽る魂胆を「想像」する

 暑い! メチャクチャ暑い。

 子どもの頃に日射病、熱射病とか言われていた「症状」が、「熱中症」という言葉に統一されたのが2000年。あの頃から「日本の夏」はめっぽう暑くなった。

 18年に「災害級の暑さ」という言葉が流行語になったが、この年、熱中症で死亡した人は1581人もいた。最近は(屋内外を問わず)、長時間「高温多湿な環境」にいたら誰でも倒れる。暑さは「殺人」である。夜間の最低気温が25度以上の「熱帯夜」が続く今年の夏。気になるのは「不要不急の外出を控える」はずの高齢者が家の中で「熱中症」で死んでしまうことだ。

 その原因はいくつかあるが……。エアコンを使わないで死んだ!というケースが多いのだ。「エアコンは贅沢(ぜいたく)品」と考え〝我慢〟する。「体を冷やすのは悪!」と思い込んでる人もけっこう多い。僕の周囲でも「電気を使わないのが美徳!」と考えている人がいる。過剰な「省エネ」信仰が寿命を短くしているのだ。「お上の意向」に忠実な人が猛暑の犠牲者になる。

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