子宮けいがんなど防ぐHPVワクチン 島根大学で集団接種

子宮けいがんなどを防ぐHPVワクチンを接種しなかった女性が無料で接種できる期限が今年度末に迫るなか、島根大学は、学生などを対象に集団接種を行いました。

「HPVワクチン」は、接種後に体の痛みを訴えた人が相次いだことから、国が一時、積極的な接種の呼びかけを中止しましたが、有効性や安全性が確認できたとして、おととし4月から呼びかけを再開しました。
国が呼びかけを中止していた期間に接種しなかった平成9年度から平成19年度生まれの女性には、今年度末まで、公費によって無料で接種できる「キャッチアップ接種」が実施されます。
ただ、接種は間隔をあけて3回必要なため、今月(9月)中に1回目を受けないと、費用がかかります。
島根大学は、「キャッチアップ接種」の対象になる女子学生と職員のため、26日、出雲市にある医学部附属病院で集団接種を行い、30人ほどが参加しました。
京都府出身の4年生は、「県外出身なので島根にはかかりつけ医がなく、大学で集団接種してくれてありがたいです」と話していました。
島根大学医学部小児科の竹谷健 教授は、「接種を受けた人はまだ少なく、この集団接種をすることで地域でも知ってもらい、島根から子宮けいがんをなくしたいです」と話していました。

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