渓流詩人の徒然日記

キャンプの基本はこれ。

馬やエンジン付車両を使わ
ないなら、こういうスタイ
ルで。
車を移動に使っても、駐車
場所からはこういうスタイ
ルで。
自分一人の力で徒歩で歩み
を進め、野で生命活動を営
めるのがキャンプの基本だ。
誰かの手を借りてではなく。


本物のキャンプは、小学生だ
ろうと20kg近くを担ぎ、何キ
ロも歩く。


小学生だろうと、自分の食器
を使い、米をとぎ、飯を炊き、
自分の刃物を使って料理を作
る。そして自分できちんと洗
い物をして片づけをする。
上げ膳据え膳はキャンプには
無い。
そういうところから人として
大切な事を学んで行く。幼い
時から。
大人がお膳立てしてくれたの
に乗っかるドライブバーベキ
ューではそういう教育的成果
は得られない。
楽ちんな事をして学ぶものは
何一つない。
椅子に座ったままで腹筋は発
達しないし、腕立て伏せをし
ないで筋力は育成されない。
そして、学校の勉強も机に座
ってきちんと先生の言ってい
る事に傾注して理解し、真面
目に真剣に勉強に向かわない
と100％の確率で学校の勉強は
児童段階でできない人間にな
る。
人が言っている事に真剣に耳
を傾ける心が無いと、勉強は
できなくなる。
心身共に、お手軽モニターゲ
ームとその感覚が人間力をす
べて破壊する。
人の一生はゲームのように途
中放棄したりデリートしたり
命をリセットしたりはできな
いからだ。