「宮崎勤事件 冤罪説」を検証する
ウソとデタラメに満ちた、ネット上の宮崎冤罪説とやらにツッコミを入れるページです。
最新の更新:2015・6・23 New
狭山事件ページ〈数々の疑問〉内〈不思議な牛乳ビン〉に、
2015・6月23日追記として『ビン牛乳腐敗実験』の結果をアップ。
はじめに
「宮崎勤は冤罪だ」との主張をしているHPやブログが存在する。現在ネット上で読めるのは主に以下の物だろうか。
①冤罪?東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤に死刑執行
②宮崎勤の死刑執行…断言するが、あれは「冤罪」だ!
※③宮崎勤事件―――破綻した“謀略のシナリオ”連続幼女誘拐殺人事件の深き“闇”
※2005年ミリオン出版刊・不思議ナックルズVOL4からの転載。作者は小池壮彦氏。④9の系譜 今田勇子から酒鬼薔薇聖斗に渡されたバトン
警察が証拠を捏造したり、自白を強要したりして無実の人を犯人に仕立てる――
こうした冤罪による人権侵害は残念ながら現実に頻発し、支援者団体などが無罪を証明する活動を行っている。それ自体は真実の究明と、無実の人の救済として、大変意義のある事には違いない。しかし、ネット上に流布する宮崎事件冤罪説なるものは、そうした活動とは根本的に異なる、奇怪なものを感じる。
彼らは様々な証拠や証言の矛盾を指摘するが、自分の主張にとって都合の悪い事実は無視し、都合の良いところだけをパッチワークのように継ぎはぎし、平気でウソまでデッチ上げているのだ。
そして「この事件は警察とマスコミによって、国民を欺くために作り上げられた陰謀である!」といった、ヨタ話としか言いようのないデマを垂れ流し続けている。
「これとこれが矛盾するから冤罪だ」と言うだけで、冤罪を証明する決定的な証拠や証言(例えばアリバイなど)は、彼等の話には一切登場しない。説得力を持つ冤罪説には何ひとつお目にかかることができない。
すでに宮崎勤は処刑台の露と消えた。発生当時、幼児だった人はもはや20代半ば。事件の記憶はどんどん風化していく。
これからもネット上に怪しげな冤罪説が流れては、それを真に受けた者がコピペしてデマを拡散させ、都市伝説と化していくのだろう。
こんなものを相手にしても仕方ないし、今さら興味のある人もいないだろうが、あの事件についてひどい嘘が蔓延し続けるのを、黙って見ておれなくなった次第である。
須藤 純 2011.10.01 開設
宮崎勤事件とは
冤罪説検証〈簡略版〉
冤罪説検証
●遺体発見時の状況
●真理ちゃんの歯の謎
●綾子ちゃんの頭蓋骨
●腐敗臭と凶器の特定
●部屋に入ったマスコミ
●A氏の奇妙な発言の数々
●犯行声明の謎
●スウィ―トホ―ムのビデオ
●脱輪に関する証言
●綾子ちゃんの遺体とDNA鑑定
●宮崎事件は「仕組まれた」?
●まとめ
資料集
その他
●ビデオリストの一部
●“手の障害”のウソ
●女性誌の報道
●小峰峠の幽霊
●現場探訪
●宮崎事件ガセビア
●“宮崎と12話”記事検証
●関連書籍紹介
●小池壮彦「宮崎勤――疑惑の
死刑執行」を検証する
●トンデモ電波本「死者よりの
嘆願書」
●アポロ捏造説のウソ
●狭山事件「差別デマページ」 にツッコむ New
リンク
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