渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

言葉の変遷

2024年09月26日 | open

友達に誘われたツーリングで
滅多に見れない絶版車に大興奮…


物凄い北部九州訛り。
だが、時代は変わった。
動画にある「これ、俺、前に欲
しくてさ」
・・・・。
「~さ」などと九州もんが言
たら、40数年程前だったならば

「さ?なんかきさん!東京もん
かゴルァ!!くらすぞ(ぶん殴る
ぞ)!」

と言われるのが福岡県ではオチ
だった。
いや、これまじで。
私の大学時代の九州出身の友人
が夏休み
に福岡県に帰省した時、
「だから
さぁ、俺がぁ」と言った
ら、飲み
会の席で高校時代の同
級生の親友にマジ切れされて

倉掴まれて言われたそうだ。
実話。
他の九州の者に訊いても、全員
が「それ普通」と言っていた(笑

九州北部の言葉は単語は異なる

が東北のイントネーションに非
常に似ている。九州弁≒東北弁。

たぶんだが、母音が8音あった
頃の元日本語のイントネーショ
ンはこうした九州と東北地方の
抑揚だったのでは。
一方、海外からあとから来た
外部流入のヤマト系は別な

揚だったのではと推測する。

古代語の音の発音については
言語学的に解明されているが、
抑揚については学術的にも調
べようがない。
ただ、現存している日本各地の
方言は、抑揚部分について、
大いなる第一次史料となるタイ
ムカプセルかと思われる。
ただし、同じ日本語であっても、
我々の祖先の弥生時代の人間と
もし現代人が会ったとしても、
全く言葉は通じない、と学術的
には解釈されている。発音が
まるで現代とは異なるからだ。
通じたとしてもターザン語の
ようになるのではなかろうか。
「火(pi) あつし」のように。

だが、古代日本語は一例を挙
げると奈良時代までハ行はP音
となる変化なので、普通に話そ
うとしてもまず通じない。


 
 

 





 




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