原発事故当時の稲わら県内3農家が保管 県「適切に処分」
13年前の原発事故の直後に集めた稲わらを与えられていた浅川町の牛の肉から国の基準を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県内の3つの農家が事故当時に集めた稲わらを処分しないままいまも保管していることが県の調査でわかりました。
県は国や市町村と連携して適切に処分するとしています。
先月、浅川町の畜産農家が飼育した牛の肉から、1キログラムあたり100ベクレルの国の基準を超える120ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
その後、この牛に福島第一原発の事故の直後に集められた稲わらが与えられていたことが分かり、県は、事故が起きたあとの調査で同じような稲わらを保管していた207の農家を対象に稲わらを処分したかどうか調査しました。
その結果、3つの農家が焼却したりたい肥にしたりするなどの処分がなされないまま、合わせて6100キロの稲わらをいまも保管していることが分かりました。
3つの農家は、すでに廃業するなどしていて、県は、保管されていることがわかった事故当時の稲わらについて国や市町村と連携して適切に処分するとしています。
一方、現在、食肉用の牛を飼育している県内203の農家ではこうした稲わらは保管されていないということです。