7人の女性に性的暴行などをした罪 被告に懲役16年の判決
鹿児島市内で7人の女性に性的暴行やわいせつな行為をした罪などに問われた26歳の被告に対し、鹿児島地方裁判所は「犯行は総じて悪質で、被害者は大きな精神的被害を受けており、結果は重大だ」などとして、懲役16年の判決を言い渡しました。
住所不定の無職、山本健太被告(26)は4年前からおととしにかけて、鹿児島市内の路上などで通行中の10代から20代の女性あわせて7人に対し、性的暴行やわいせつな行為をした上、このうち、2人からは現金も奪った罪などに問われていました。
14日の判決で、鹿児島地方裁判所の小泉満理子裁判長は「人通りの少ない場所で被害者に突然襲いかかる通り魔的犯行を、2年の間に7件も犯していて常習性が認められる。犯行は総じて悪質で、被害者は大きな精神的被害を受けており、結果は重大だ」と指摘しました。
その上で、懲役22年の求刑に対し、懲役16年を言い渡しました。