兵庫県百条委員会についてだが、まず６月１３日に設置が決まっている。
そして、
第一回（６月１４日）
第二回（６月２７日）
第三回（７月１９日）
第四回（８月２日）
第五回（８月２３日）
第六回（８月３０日）
第七回（９月５日）
第八回（９月６日）
と行われている。
これだけやってたいした話は出ていない。
７月１９日に証言する予定だった渡瀬康英局長が７月７日に自殺したが、それが最大の話題である。
そして、９月１９日に斎藤知事不信任決議である。

ここからどうなるか、というのが現在なのだが、百条委員会を８回開催していること自体があまり報じられていない。報じてしまうと、８回やっても出てこないという流れになるのだろう。そして、これだけやっても斎藤知事のスキャンダルが出てこないのであるから、潔白の証明に思える。
なんにせよ、せっかく８回も開催したのだから、結論までやるのが普通ではないか。なぜ打ち切って、不信任決議なのか、ということであろう。百条委員会は自民党の強い意向で行われていたので、最後までやらせるべきである。有耶無耶にしたいのは誰か、それは自民党である。このところ維新への風当たりが強いので、維新が不信任決議に同調してしまったということであろう。
８月２５日の箕輪市長選はあまりにも惨敗であった。
▽原田亮（38）、無所属・新。当選。3万2448票。
▽上島一彦（66）、大阪維新・現。1万8309票。
自民主導の百条委員会を最後まで続けさせる手もあったはずだが、維新にそこまで体力がなかった。
（背景には、三年前の選挙で斎藤知事を推したのは自民党本部であって、兵庫自民は本当は金沢和夫副知事にしたかったという問題もある）。