本日の午後、ロシアのIL-38哨戒機1機が、3度にわたって北海道礼文島北方の領海上空を侵犯しました。 航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、通告及び警告のほか、フレアによる警告を実施しました。 ちなみに、対領空侵犯措置中のフレア使用は初めてだそうです。 自民党総裁選の討論の中で、複数の候補者とともに、過日の中国軍の行為への対処が緩すぎて「日本がナメられている」旨の発信をしたことも、多少は影響したのかもしれません。 中国、ロシア、北朝鮮が、外交・軍事・経済面で協力関係を深めている中、日本の国防力強化の必要性は論をまちません。