自民党神戸市議団幹事長の河南(かわなみ)忠一市議(55)=3期目=が5月、神戸市で開かれた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連イベントに、市側の出席を依頼していたことが、関係者への取材や関連文書で判明した。教会側から市への寄付の仲介もしていた。市は国際課長がこのイベントに出席したことを公表していたが、市議から依頼を受けた事実を伏せていた。
「市民オンブズマン兵庫」が神戸市に情報公開請求して開示された文書によると、このイベントは「平和祝祭兵庫 世界平和とコロナ終息を願って」と題し、5月14日、市内で開催された。旧統一教会の地元組織などでつくる実行委員会が主催し、ダンスや太鼓の演奏の他、教会の田中富広会長が講演するなどした。
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