【動画】上げ馬神事「虐待」批判受け、見直し開催 けがなく初日を終了
2024年5月4日 20時49分 (5月4日 21時03分更新)
三重県桑名市の多度大社で4日、地元の若者が馬に乗って坂を駆け上がる伝統の「上げ馬神事」が奉納された。動物虐待との批判を受け、馬が跳び越える高さ2メートルの土壁をなくすなど大幅な見直しを経ての実施。6頭全てが坂を上りきり、馬、騎手ともにけがはなかった。
神事は南北朝時代から700年続くとされ、県無形民俗文化財に指定されている。土壁を乗り越えた回数で農作物の豊凶などを占ってきた。
昨年の神事で骨折した馬が殺処分され、交流サイト(SNS)を中心に動物虐待との批判が広がった。これを受け、大社側は土壁の撤去のほか、馬が駆け上がる坂の傾斜を緩やかにしたり、馬への暴力や威嚇行為をしないよう講習会で指導した...
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