中国の地方幹部が日本人に対するヘイト発言「われわれの紀律」 深圳の男児刺殺巡り

日本人学校の児童が男に襲われた現場=18日、中国広東省深圳市(共同)
日本人学校の児童が男に襲われた現場=18日、中国広東省深圳市(共同)

中国広東省深圳で邦人男子児童(10)が刺殺された事件を巡り、香港フェニックステレビ傘下のニュースサイトは23日、四川省内の地方政府幹部が通信アプリ微信(ウィーチャット)のグループチャットで「日本人を殺すのはわれわれの紀律だ」と日本人に対するヘイト発言をしていたと伝えた。

問題発言をしたのは同省カンゼ・チベット族自治州新竜県の副県長。取材に対し、同省の当局者は問題の処理に当たっていると回答したという。

副県長はグループチャットで「子どもを殺したからといって大したことではない。米国は毎日何百人も殺している」「罪のない人を殺したわけではない。殺されたのは日本人だ」と発言した。(共同)

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