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体験格差があるひとり親家庭の子どもたちへ「おすそわけ」で笑顔を届ける

応援総額 ( 目標3,000,000円 )
110,000
目標金額3,000,000
4%
  • 寄付者数

    2
  • 残り日数

    105
    20時間 8 26
プロジェクトを応援する
  • けんぞうさん

    陰ながら応援してしております

  • すーさん

    未来ある子どもたち、頑張っておる親御さんたちのために、みんなができることを持ち寄って応援する。おてらおやつクラブさんの取組みが、三宅町さんと連携して拡がっていること、とても素敵です!たくさんの子供たちが未来に希望をもてる社会になることを願っています!!

MESSAGE

三宅町は「ひとり親家庭への支援に関する連携協定」を認定NPO法人おてらおやつクラブと2024年3月1日に締結しました。 三宅町が掲げる「子どもが主役のまちづくり」を実現するため、おてらおやつクラブと協働し子どもたちにさまざまな機会を提供します。

はじめに


■三宅町×認定NPO法人おてらおやつクラブ

令和6年3月、三宅町は奈良県を拠点に全国規模で活動するおてらおやつクラブと「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結しました。


三宅町はおてらおやつクラブの活動を支援し、三宅町をはじめとした全国の子どもたちに希望と笑顔を届けるため、クラウドファンディングに挑戦します。


■「見えづらい」日本の子どもの貧困の現状

国民生活基礎調査によると、現在日本では約9人に1人が貧困状態にあるという結果が出ています。これは、約204万人の子どもたちが貧困状態にあるということを意味します。さらに、ひとり親世帯においては約2人に1人が貧困状態にあることが明らかになりました。


活動を続けていく中で、おてらおやつクラブ事務局には「身の周りにそのような子どもを見かけない」という声が寄せられることもありますが、これは、「貧困」の見えづらさが関係しています。


服装や持ち物などの見た目ではわかりにくいことに加え、本人がさまざまなコミュニティに参加できず孤立していくうちに社会参加の機会が減り、外出や人とのつながりが減っていくためです。


■認定NPO法人おてらおやつクラブ

国内の子どもの貧困問題の解決を目指し、お寺にお供えされる食品や日用品などの「おそなえ」を、「おさがり」として、さまざまな事情で困りごとを抱える家庭や子どもたちへ「おすそわけ」しています。



■三宅町

奈良県三宅町は、東西約3.4km、南北約2.0km、面積4.06平方キロメートルと県内で最も小さいまちであり、全国でも2番目に小さいコンパクトなまちです。

古くは聖徳太子が斑鳩から飛鳥へ通われたといわれている道路の一部として現存する太子道、万葉集に歌われた唯一の花である「あざさ」、社会福祉事業の先駆者といわれている忍性菩薩の生誕の地など歴史と文化が香るまちです。

地場産業では、革製品製造業、特に野球用グローブ・スパイクなどのスポーツ用品が地域ブランドとなっており、その品質の高さは全国から注目を集めています。また、奈良盆地の肥沃な耕作地を有することから、豊かな農産物が生産されています。


実現したいこと


■「たすけて」の声を上げれず孤立するひとり親家庭

子どもの貧困が見えづらい原因は、困りごとを抱えるひとり親家庭がそもそも「貧困」であることを周囲に打ち明けづらく、そのような状況に陥ったことや、その状況から脱しないことを周囲から責められる辛さもあるためです。


2013年5月24日、大阪市北区のマンションの一室でお母さんとお子さんが餓死状態で発見された痛ましい事件がありました。

近くに頼れる人がおらず、周囲に「たすけて」と言えずに孤立していたことが後からわかりました。

この事件がきっかけで、おてらおやつクラブの活動が始まりました。


■おてらおやつクラブとつながる家庭の声

■体験機会の格差

また、困りごとを抱えるひとり親家庭の子どもたちは、一般家庭の子どもたちと比べてさまざまな機会の格差が生じています。

食事や学習での機会格差が注目されがちですが、「体験」の機会格差も子どもたちの将来の選択肢を狭めてしまう重要な課題になっています。


スポーツなどの習いごとや休日の旅行などの体験は、一見「贅沢なこと」「必需品ではない」と捉えられることもあります。しかし、子ども時代にやってみたことや、知らない文化や価値観に触れてみたことが、将来の選択肢を決めることに大きく関わってきます。


おてらおやつクラブとつながるご家庭からも、子どもがスポーツをする機会を確保するために、必死でやりくりしている声が届いています。

上記の声のご家庭は、スポーツを子どもたちに体験させてあげるために、なんとか他の支出を減らしながらやりくりされていますが、削れる支出がなく、子どもたちがやりたいと思っていても諦めざるを得ないご家庭もあります。


■「おすそわけ」で家庭が社会とつながる

おてらおやつクラブでは全国約2,000のお寺と、約850の子ども支援団体と連携し子どもたちへ食品や日用品などのおすそわけを届けています。おてらおやつクラブに登録している家庭は年々増加しており、現在11,963世帯のひとり親家庭がつながっています(令和6年6月時点)。

おすそわけの一例


■体験の「おすそわけ」

さまざまな事情により体験の機会が不足しているひとり親家庭の子どもたちが、今を笑顔で過ごすとともに、将来の可能性を広げることができるために、体験する機会をおすそわけします。


今回のプロジェクトでは、三宅町が誇る野球グローブをおてらおやつクラブとつながるひとり親家庭の子どもたちにおすそわけします。さまざまな事情で野球グローブを手にすることができていない子どもたちの夢への後押しに取り組みます。

*画像のグローブはイメージです。実際にこのグローブをおすそわけするとは限りません。


また、三宅町交流まちづくりセンターMiiMoで僧侶でありプロの役者である「しんかんさん」がおてらおやつ劇場を上演し、子どもたちに笑顔を届けます。


■これまでおすそわけを受け取ったひとり親家庭の声


■全国すべてのひとり親家庭に「おすそわけ」を受け取る体験をしてもらいたい

「おすそわけ」を受け取る体験は、「どこかで誰かが助けてくれる」「誰かにたよってもいいんだ」と実感する機会になり、「見えない誰かが自分のことを想ってくれている」と社会とのつながりを感じることで、お母さんお父さんや子どもたちの孤立感の緩和につながります。


プロジェクト資金の使い道


1.三宅町在住・在勤のひとり親家庭へおすそわけ

三宅町や三宅町内企業と協働し、町内在住・在勤の困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」を届けます。


2.三宅町の野球グローブをおすそわけ

三宅町は全国で2番目に小さいまちですが、町民と共に産業発展を目指し歩んできました。特に野球グローブは、大正から最盛期の昭和にわたって約100軒もの業者が連なるほど、野球普及と共に多くの職人が、互いに腕に磨きをかけてきました。その技術は受け継がれ、今日も野球大国日本を支え続けています。


町内商工会や町内野球グローブメーカーとも協働し、野球グローブのおすそわけを通じて、困りごとを抱える子どもたちの夢への後押しに取り組みます。

*画像のグローブはイメージです。実際にこのグローブをおすそわけするとは限りません。


3.三宅町内の特産品を全国のひとり親家庭へおすそわけ

今回のプロジェクトでは、三宅町の特産品であるお米も同梱して全国のひとり親家庭へ「おすそわけ」します。「おすそわけ」を通じて、家庭に三宅町の産物の良さや人のあたたかさを届けます。


4.自治体からひとり親家庭へ情報発信する仕組みを整備

自治体は制度の条件に当てはまったひとり親家庭を把握することができていますが、制度から零れ落ちたり、自ら声を発することができなかったりしたひとり親家庭を把握し切れていない課題があります。

おてらおやつクラブを通じてつながった困りごとを抱えるひとり親家庭へ、自治体からの情報を届けて、地域の適切な支援へ家庭をつなげるためのシステムづくりに取り組みます。


5.おてらおやつ劇場を上演

僧侶でありプロの役者である「しんかんさん」が、楽しい「紙芝居」や「人形芝居」を上演します。子どもたちへ笑顔を届けます。

今年度内に、三宅町交流まちづくりセンターMiiMoで上演を予定しています。子どもたちや寄付者さまにも参加いただける機会にして、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」を実感できるイベントにします。


本プロジェクトは返礼品なしとさせていただいております。ご寄付で応援してくださった皆様には、LINEオープンチャットを通じて、おてらおやつ劇場等の寄付者さまにもご参加いただける機会や、イベント等のご案内をさせていただきます。


※目標額に達しなかった場合や、目標額以上の寄付をいただいた場合でも、プロジェクトに活用させていただきます。


さいごに


■38万世帯とつながるために、皆さまの支援が必要です

おてらおやつクラブは、全国38万世帯のひとり親家庭と「おすそわけ」をきっかけにつながることを目指しています。これまでに、11,963世帯のひとり親家庭とつながることができましたが、38万世帯のひとり親家庭へ「おすそわけ」を届けるために、まだまだたくさんの協力者を募っています。


既につながっているひとり親家庭にも継続的に支援していきます。一年に一度は食品や体験など何らかの「おすそわけ」を届けるため、お力添えをお願いします。


日本で2番目に小さい三宅町から全国の子どもたちへ「おすそわけ」を通じて笑顔を届けます。

ぜひ皆さまも一緒に「おすそわけ」にご協力ください。


三宅町交流まちづくりセンターMiiMo前にて

返礼品なしで応援する

  • 返礼品にかかる費用をすべて活動に充てられる
  • 地域に住民票がある人も活動を応援できる

※このプロジェクトへの寄付は5,000円から可能です。

※このプロジェクトへの寄付は3,000円から可能です。