太田啓子弁護士の講演会に行ってきました!
- 2024/09/20
- 今週のリビング特集(福島・郡山)
皆さん、こんにちは。編集長のsuzukiです。誰もが〝自分らしく生きる〟ための社会の実現を目指し、多様性を認め合うための活動を続ける「ダイバーシティこおりやま」主催の講演会が9月16日に行われ、参加してきました。講師は、男子2人を育てる弁護士ママ・太田啓子さん。雑誌やテレビでもお馴染み、全国区で活躍中の方です。
まずは到着したばかりの控え室にお邪魔してご挨拶です。上品なグリーンのカーディガンを羽織った太田弁護士が笑顔で迎えてくれました。主催のダイバーシティこおりやまとの関係や本日の講演会に至った経緯、そして講演会の中身など、特別に教えていただきました。
取材の終わりには早速、購入した太田弁護士の本「これからの 男の子たちへ」にサインをしていただきましたよ。
なんと14刷の重版が決定したそうです。気になる方は書店でお買い求めください。編集長は講演会が始まる前に予習も兼ねて読んでみました。太田弁護士の飾らない表現がスーッと心に入り込み、一気に読めちゃいます。
そしていよいよ講演会がスタート。仲良しの元Hanaの会のメンバーと一緒に拝聴しました。
弁護士の女性の割合は未だ2割程度。女性依頼者からの相談案件に携わる中で日本社会全体の性差別構造の酷さや、「恋愛」のつもりでセクハラしている加害者に触れ、ジェンダーバイアス(※)を正しくするためには「愛情」ではなく「学び」が大切だと痛感したそう。実例を挙げながらのお話に、聴講者は熱心にメモを取っていました。
「性差別や性暴力をなくす役割と責任は大人にあります。ぜひ私たちが〝第一親世代〟となってみんなで考える時代にしませんか」とリビング読者にメッセージもいただきました。
◉「これからの 男の子たちへ」男の子にこそきちんと伝えよう、性やジェンダーのこと。太田啓子弁護士が悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。太田啓子著 大月書店(定価1600円+税)。