グー:0本⇒偶数
チョキ:2本⇒偶数
パー:5本⇒奇数
ということで、パーのみが奇数で、グーとチョキは偶数です。
さて、ではここまで考えられれば答えは目前です。パーの人は、何人いるでしょうか?
正解は、1人です。1人以外はありえません。
13本は奇数ですから、「偶数+奇数」の合計になっているはずです。
そのうえで、パーが2人いた場合、「5+5=10」で偶数になってしまいます。
3人パーの可能性を考えても、「5+5+5=15」なので、本数が13本より多くなってしまいます。
ということは、パーは1人であるとしか考えられないのです。
そして、「13-5=8」なので、残りは8本。グーとチョキによってこの8本は構成されています。当然、グーは0本なので、チョキが4人で8本になっていると考えられます。
7人でジャンケンをしているので、答えは、4人がチョキ、1人がパー、2人がグーとなります。
一見すると7人の手をいちいち考えなければならない、とても難しい問題のように見えたと思いますが、偶数と奇数の性質を使えば、パーが1人であるということはすぐにわかり、簡単に計算することができましたね。
このように、偶数と奇数の性質をよく理解することで、数字のセンスがグっと上がります。