【学長コラム】営業に必要なことはストリートナンパと出会い系サイトで学んだ
INDEX
- 序章:田舎から上京した18歳がガールハントに明け暮れた理由
- 理由その1:とにかく、ほとばしる性欲に導かれていた
- 理由その2:「今しかできない」と思った
- 理由その3:営業の勉強になると思った(嘘)
- 第1章:僕はガールハントから「戦略の大切さ」を学んだ
- ゴールを設定し、正しいモチベーションをそこに紐付ける
- 利用可能なチャネルを洗い出し、チャネルごとに戦い方を変える
- 1.「身の回り5メートル」チャネル:一切手をつけず、クリーンな状態を保つ
- 2. オンラインチャネル:「差別化し」「網を張って」「獲物が飛び込んでくるのを待つ」
- 3. ストリートチャネル:「漁場・時間帯等を変えながら」「とにかく数を当たる」
- ゴールを達成するためにリソースの分配を行う
- 第2章:僕はガールハントから「結局は量がモノを言う」と学んだ
- 街で100人に声をかけたら、10人くらいは連絡先くれるんよ
- 繰り返しやってるうちに上達するんよ
- 第3章:つまり、ガールハントって営業なんよ
- 実際、やってることがほぼ同じなんよな
- ところで、ワイは何のためにこの記事を
ちょっと見てほしい写真がある。20年ほど前のワイ、学長トミオや。
なんでいきなりこんな恥を晒してるかというと、今からキミらが読むもんに関して「あ、こいつホントにやってたんやな」と思って読んでほしかったからや。このサイトやトミオちゃんねるをやり始めて以降のワイしか知らん人は「クリーム大福みたいな顔しやがって何を言うとんねん」と思うかもしれんからな。
そして、こんなもん書いたところで誰の役に立つのか全然わからんねんけども、前から「ガールハントと営業」の結果を出し方には京津する部分が多くあるということはずっと感じてきたので、この機会に言語化してみたいと思てるんや。
序章:田舎から上京した18歳がガールハントに明け暮れた理由
ワイが岐阜のド田舎から上京してきたのは18歳のときや。人生初の東京一人暮らし。ワクワクするやん。
ほんでまあ、多くの大学生と同じく、勉強には全然身が入らず、しかし、めちゃくちゃ真面目に女子を口説いてたのがワイの大学1年生、大学2年生のときやったわけや。誇張でなく、ガチでやってたんや。
ワイはキャリアの中でソフトウェア営業も含め色んな営業のシゴトをやってきたけど、その原点に当たるのがこの学生時代ということやな。
一応、なんでガールハントしてたかの背景も説明しておくわ。
理由その1:とにかく、ほとばしる性欲に導かれていた
とにかくエッチがしたかった。ごめん。基本、それしかないわ。おまえ、真面目な転職メディアの記事でその言い方ないんかというのはあると思う。でもそれ以外にないから言うしかない。でも堂々とセッ…って言えない程度の羞恥心はワイにも残ってるんやで。
詳しく説明するほどキモいから次行くわ。
理由その2:「今しかできない」と思った
学生って「何者でもない」やんか。仕事も、身分も、守らないといけないものが何もない。宙ぶらりんな存在や。
せやけど、実はそれが強みなんよな。
たとえば家庭持ち40歳のワイが街で女の子に声かけまくってたらめちゃキツいやろ。でも、大学生がやってても「元気ええなー」てなもんやからな。
理由その3:営業の勉強になると思った(嘘)
ないない。それはないな。当時はとにかくエッ
第1章:僕はガールハントから「戦略の大切さ」を学んだ
ゴールを設定し、正しいモチベーションをそこに紐付ける
明確なゴールは大切だ。遠い記憶やけど、こんな感じで設定してたんちゃうかな。
ゴール:月に3件の案件をクローズすること
モチベーション:クローズするとエッ
利用可能なチャネルを洗い出し、チャネルごとに戦い方を変える
読者の中にはソフトウェア営業をやってる人も多いと思うから(というかこのメディアはソフトウェア営業用のメディアなんだけど…)チャネルの重要性は理解していると思う。
当時のワイは本能的に、「3つのチャネルを想定し、」を実行していたわけや。
1.「身の回り5メートル」チャネル:一切手をつけず、クリーンな状態を保つ
多くの人が「彼女を作ろう」「彼氏を作ろう」と思ったら真っ先に思いつくのはこのチャネルなんちゃうかな。なんせ学歴や育ちなどが近い人が集まってることが多いやろうし、一緒にいる時間が長いから仲良くもなりやすい。
だがワイは最初に、このチャネルは不可侵にすると決めた。そこは憩いの場にするべき場所であって、食い荒らす場ではない。実際、社会人になってからも在職中に職場の人とそういった関係になったことは一度もない。だってワイは彼女が欲しかったわけではなく単にせt
2. オンラインチャネル:「差別化し」「網を張って」「獲物が飛び込んでくるのを待つ」
当時はまだマッチングアプリなんてものはない。mixiが隆盛する、さらに数年前のタイミングだ。存在するのはスタービーチ、エキサイトフレンズといった有償の出会い系サイトや各種チャットサイト、メル友募集掲示板等であった。
そんな中ワイが目をつけたのは「メール友達のわっ!」というメル友募集掲示板やった。このサイトの特徴は「完全無料であること」と「写真の貼付ができないこと」「それでいてかなりトラフィックが多いこと」であった。
無料サイトであるため、サクラはいない。そしてあらゆるインターネットサイトに共通することだがユーザーのほとんどは「溢れんばかりの性欲をたぎらせたモテない男性」であり、多くは20代後半以降だし、40代以降のおっさんも多い。
なので、ワイが他の男から自分を差別化するために選んだ方法は「スペックでぶん殴る」であった。具体的には、メル友募集の投稿をするときに、以下のような情報を盛り込んだ。
- 年齢が19歳と若く、そこそこ良い大学に通っていること
- 身長179cm、体重65kgと10代20代女子にウケる長身細身であること
- 嵐の相葉くんに似ていると言われることが多いこと(連絡もらえたら写真送れるよ)
こういったことを書いて、ひたすら連絡を待った。正直、この作戦だけで十分な量のリードが確保できた。
ちなみに、当時連絡をくれた女の子に最初に送ってた写真はこれだったように思う。(画像のサイズから時代がわかりますね)
3. ストリートチャネル:「漁場・時間帯等を変えながら」「とにかく数を当たる」
オンライン作戦だけでもある程度勝ち戦にできそうな予感があったが、ワイはストリートでも勝負することを選んだ。
理由としては、おおまかに以下のようなことを考えていたように思う。
- オンラインの戦場は移り変わりが激しく、現在ワークしている方法も使えなく日が来るため
- 「ストリートで勝てる」ことが強さの証であり、オンラインでしか勝てないやつは雑魚であるという信念
- ストリートナンパなんて学生のうちしか堂々とできないし、やってみたいという好奇心の正当化
ストリートナンパに関しては、作戦とか全然なかった。とにかく、ひたすら、片っ端から声をかけるだけ。
当時のワイは当時武蔵小金井に住んで吉祥寺第一ホテルのバーでバーテン見習いのアルバイトをしていたので「吉祥寺第一ホテルから吉祥寺駅までの道すがら」「吉祥寺駅で電車を待っている間のホーム」「武蔵小金井駅で寝過ごして終電を逃した人への声かけ」「武蔵小金井駅から自宅アパートまで」寸暇を惜しんで声をかけまくったのを覚えてるで。
ゴールを達成するためにリソースの分配を行う
いかにガールハントに精力を注いでいるとはいえ、時間は有限である。しかもこの作戦実行の難しいところは「リードが入ってきたら、それをオポチュニティにコンバートしてフェーズ管理していく必要がある」ところだ。だから、リード取得に時間をかけすぎるわけにはいかない。
- オンラインチャネルにはとにかく、質の高いコンテンツをトラフィックが多い場所に置き、あとは待つ
- オフラインチャネルは、他のことができないようなときに「ついで」の時間を使って声をかける
リード獲得はあくまで案件の入り口や。そこを忘れたらあかんな。
第2章:僕はガールハントから「結局は量がモノを言う」と学んだ
街で100人に声をかけたら、10人くらいは連絡先くれるんよ
ストリートナンパってさ、やったことない男性とか、声をかけられたことしかない女性とかはアホなこと考えてるんよな。「〜な声のかけ方しても意味ないのに」とか「ナンパされちゃった。私軽く見えるのかな」とかな。
ちゃうねん。ナンパでガチってる男がやってることは「目に入る女性全部にとりあえず声をかける」。これやねん。考えたらもう既に負けてんねん。視界に女性が入ったらもう自動的に体が動いてるくらいまで、フットワークを研ぎ澄ましておく必要があんねん。
「とにかく、量」これは鉄則や。なぜなら、ストリートナンパでコントロールできるのはこちらのアプローチの仕方だけやからや。相手の事情については事前に一切知ることができひんねん。
女の子側の事情は、たとえばこんなことがありえるわけやんか。
- 悪い印象じゃなかったけど、今日はバイトに遅れそうで本当に時間がなかった。(からNG)
- 普段は身持ちが堅いけど、今日は彼氏にふられたばっかりで話を聞いてもらいたい気分だった。(からOK)
- ご飯行く相手が突然ドタキャンしてきて、暇になってしまった。(からイケる確率が高い)
これはもう、声をかけてみないことにはわからないわけよ。「相手が迷惑するかもしれないから」言うて声かけなかったら、断られもしないけど絶対に成功もしないワケ。
ストリートナンパしたら、どんだけイケメンでも、どんだけ洗練された声のかけ方をしても、ほとんどは断られるわけ。逆に、顔やトークが多少アカンくても、ひたすら数を当たると一定の確率で話してくれる子がいてるわけや。
繰り返しやってるうちに上達するんよ
量は質に転化する。
- ひたすら声をかけ続けることで、「すぐに動ける」フットワークが鍛えられる
- どれだけ断られても動じない心の強さが養われる
- 警戒されにくい声かけの方法、ヒット率の高い言い回しなどが蓄積されていく
- 連絡先入手から最終目的達成までのオペレーションが改善されていく
これらは、「素晴らしい一度の声かけ」では絶対に実現できない。何百回、何千回、何万回と繰り返す中で本物の実力が養成されていくわけや。
※著作権的にアレなのでたぶんすぐ消します。
第3章:つまり、ガールハントって営業なんよ
実際、やってることがほぼ同じなんよな
ワイが学生時代にやってたことを長々書いてきたけど、抽象度を上げると以下の3つになる。
- 明確なゴールと強いモチベーションを持ち
- 仮説を持ち、達成のための戦略と実行計画を立て
- ただひたすらに「実行」し改善ループを回し続ける
これ、完全にデキる営業がやってることやんか。
ところで、ワイは何のためにこの記事を
既に4,000字ほど書いてきてこんなこと言うのも変な話やけど、ワイ、なんでこんな記事書いたんやろ。
- 「営業として大成したかったらストリートナンパしろ!」なんてアドバイスもクレージーやし
- 「デキる営業は女性を口説くのも得意です!」とか言うたら現場の営業の皆さんに迷惑がかかる可能性があるし
- そもそも女性の皆さんには単にはた迷惑な上にトミオが人格を疑われるだけやし
- そもそも、真面目な転職情報サイトであるチャレンジャーズアカデミーの風紀にそぐわない
どうしよう…どうしたらいい?
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