じゃがいもは「芽が2cm超えたら捨てて!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「じゃがいも」は好きですか?
じゃがいもは、食卓に欠かせない定番野菜のひとつです。ポテトサラダやフライドポテト、カレーやシチューなど、さまざまな料理に使える万能食材ですよね。
ただ、ひとつ厄介な点があります。それは…「芽が出たり」、「変色したり」と、保存状態によって劣化しやすいことです。
特に、じゃがいもの「芽」が出ると『どうすればいいの?』と悩んだことがある方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は「芽」に焦点を当てて詳しく解説していきたいと思います。
「じゃがいもが好きな方」や「いつも、芽に悩まされている方」はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 芽が2cm超えたら捨てる
- 「ソラニン」と「チャコニ」
- じゃがいもの正しい保存方法
- まとめ
芽が2cm超えたら捨てる
「芽が出た」というのは、じゃがいもによく見られる症状で、人間界でいうと「風邪」をひいたようなもの。初期段階であれば芽を取り除けば大丈夫ですが、芽が2cmを超えると注意が必要です!
特に、芽が2cm以上伸びている場合は、じゃがいも全体に毒素が浸透している可能性が非常に高いです!
だからこそ、料理人として皆さんに伝えたいのは、「芽が2cmを超えたら捨てる!」 というルール。
「ソラニン」と「チャコニ」
「毒がある」と言われていますが、一体どんな毒なのでしょうか?
じゃがいもの芽や皮が緑色に変色している部分には、「ソラニン」や「チャコニン」といった毒素たちが含まれています。
この2つの成分は、自然にじゃがいもを守るための防御機能として生成されるものですが、人間が摂取すると非常に危険です!
これらの毒素は人間が摂取すると、頭痛や吐き気、腹痛などの症状を引き起こすことがあります。特に、たくさん食べてしまうと「中毒症状」を引き起こすこともあるので、注意が必要です!
じゃがいもの正しい保存方法
最後に「じゃがいもの正しい保存方法」について見ていきたいと思います。おっとその前に、じゃがいもを保存する上で大事なことをお教えしなければなりません!
それは、じゃがいもは「15度」を超える場所で保存すると芽が出やすくなる。
ですので、保存場所の温度が非常に重要になります。冬は冷暗所で保存できるため、比較的芽が出にくい環境を作りやすいですが、夏場は特に注意が必要です。
気温が高い季節は常温ではなく、「冷蔵庫」で保存するのがオススメです!
冷蔵保存のやり方は以下の通りです。
①じゃがいもを1個ずつ、新聞紙で包む。
②ポリ袋に入れる。
③冷蔵庫の「野菜室」で保存する。
※新聞紙の代わりに「キッチンペーパー」で代用してもOKです!
そして、保存する上で1つだけ注意点があります。それは…新聞紙やキッチンペーパーが湿ってきたら、すぐに新しい物に取り替えること!
濡れたまま放置してしまうと「芽」でなく、「カビ」が発生してしまうので、注意してくださいね!
まとめ
- じゃがいもは芽が2cm超えると、毒素がじゃがいも全体に浸透している可能性が非常に高いので捨てる。
- じゃがいもの芽や皮が緑色には、「ソラニン」や「チャコニン」という毒素が含まれている。
- じゃがいもは「15度」を超える場所で保存すると芽が出やすくなる。
- 気温が高い季節は常温ではなく、「冷蔵庫」で保存するのがオススメ。
最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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