【初心者必見】アナルプラグとは？使い方・おすすめ種類や拡張方法を解説

ディルドやバイブといったアダルトグッズに比べて少しマイナーなアナルプラグ。

実際、「どんな使い方をするのか」や「どんな効果があるのか」などは意外と知られていないもの。

この記事ではそんなアナルプラグについて深掘りしていきます。

一口にアナルプラグと言っても素材・サイズ・使用目的によって種類は豊富なので、使用目的に応じて選ぶ必要があるでしょう。

アナルプラグの特徴やおすすめのポイントについても解説しています。ぜひ参考にして自分にピッタリのアナルプラグを選んでください。

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アナルプラグとは？どういうグッズ？

アナルプラグは肛門へ挿入し、括約筋（かつやくきん）周りを拡張するためのアダルトグッズ。形状は卵型またはスペードのように中ほどが膨らんだ形状をしています。

肛門の拡張と開発が目的なので、ディルドやバイブのように出し入れするアダルトグッズではありません。

肛門内に挿入したまま過ごすのが主な使い方になります。

また、アナルセックスを目標にする場合、アナルプラグによる肛門の拡張は必ず踏む必要のあるステップのひとつです。

アナルプラグの挿入はそれ単体がプレイになっているだけでなく、他のアナルプレイへの準備段階にもなるので、アナル開発に興味がある方にもおすすめです。

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医療用アナルプラグは便失禁の治療用

実はアナルプラグは便失禁の治療のために用いられることのあるアイテムです。

便失禁とは便が異常に柔らかかったり、肛門を締める力が弱かったりして便を漏らしてしまう症状のこと。

主な原因には加齢が挙げられますが、女性の場合は妊娠と出産を経たことで括約筋が弱るなどがあります。

投薬や行動治療をしても改善されない重度の便失禁の場合、医療用のアナルプラグを使用して便を受け止める処置をします。

医療用アナルプラグは使い捨てで、挿入部が肛門内で膨らんでフィットするアイテム。

そして、プラグ部分から便を受け止める袋が伸びており、ここへ失禁した便を受け止めるようになっています。

アダルトグッズのアナルプラグとは別ものと言えるでしょう。

19世紀のアナルプラグの用途は精神病の治療？なお効果なし

ちなみに、19世紀にはまったく違う用途でアナルプラグが使われたこともあったようです。

1892年にアメリカのヤング博士が特許を取得し、1893年から紙面広告を介して「ヤング博士の理想的な直腸拡張器」というアナルプラグを販売しました。

これは硬質ゴムでできた4本セットのアナルプラグです。

広告の謳い文句は『世の手の付けられない特殊な趣向を持つ者の4分の3を治療できる』とあり、精神病に絶大な効果があるとされていました。

具体的にはサイズの異なるアナルプラグを順に用いて肛門を拡張すると、便秘・頭痛・不眠症といった諸症状が改善するとされ、実際に病院で用いられたようです。

しかし、1940年にアメリカ食品医療品局（通称FDA）からこの商品に対して「本当に精神病改善に効果があるのか」「誇大広告、誤った広告ではないか」と指摘が入りました。

過去に施術を受けた患者がアナルプラグを見てパニックを起こしたことをヤング博士が認めていたこともあり、生産分はすべて回収して破棄されます。

【アナル拡張と精神病について】
アナル拡張と精神病の明確な関連性は今でも確認されていません。

現代でこそ「そんなわけあるか」と一笑に付す治療法ですが、この時代は精神病への理解が世界的に未成熟でした。

アナルプラグによる精神病治療は混沌とした時代だからこそ信じられた、突拍子もない医学の典型例と言えるでしょう。

似たようなグッズにエネマグラやアネロスがある

肛門から挿入するという点で、アナルプラグに似たアダルトグッズに「エネマグラ」「アネロス」があります。

どちらも挿入した状態を維持するところも共通していますが、明確に違う点が2つあります。それは装着する人の性別と作用する箇所。

エネマグラやアネロスは基本的に男性が利用し、前立腺で快感を得るためのアイテムです。

アナルプラグよりも挿入部が長いことが多く、腸壁越しに男性特有の性感帯である前立腺を押します。

一方でアナルプラグは男女ともに使用することのできるアダルトグッズで、肛門の拡張を目的としているもの。

似ているようで2種類のアダルトグッズは全く違うので、目的と食い違ったものを購入してしまうと、思ったような効果を得られないかもしれません。

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アナルプラグにはどんな種類のものがあるの？

アナルプラグは素材・サイズ・使用目的によっていくつも種類があります。

初心者がアナルプラグを購入する際、質感やサイズ感は商品選びの大切な要素です。

また、新しくアナルプラグを買おうと考えている経験者も、使い慣れたアナルプラグと異なる素材を選ぶことで、マンネリを解消できるでしょう。

解説するアナルプラグの特徴を把握して、自分に合ったアナルプラグ選びに役立ててください。

素材はガラス、シリコン、ステンレスやメタルといった金属がある

アナルプラグの代表的な素材は「ガラス」「シリコン」「金属」の3種類。

それぞれ肌触りや重さなどに異なる特徴を持っています。

特徴を知った上で自分の開発具合や好みに合わせて選んでください。

【シリコン】
初心者に一番おすすめなのが軟質素材であるシリコンです。

破損する心配がなく、柔らかい素材なので挿入しやすいのがその理由。

シリコンは熱に弱く、オイル系のローションと併用すると変形する可能性がありますが、その2点に気を付ければ扱いやすいメジャーな素材です。

【ガラス】
ガラスは落として割る以外は半永久的に劣化しない素材なので、長持ちしてコスパが良いという特性があります。

透明な素材で見た目がとてもよく、挿入した状態ではパートナーから肛門内が丸見えになるというのもガラスのアナルプラグならではでしょう。

そのため、羞恥プレイの一環としてガラス素材のアナルプラグを選ぶ人もいます。

【金属】
ステンレスやメタルのような金属系のアナルプラグは、ちょっとやそっとのことでは変形せず、傷つくこともない頑丈さは素材の中でも随一。

また、ガラスと比べて熱伝導率が良く、シリコンよりも変形しないという点も優れています。

お湯に浸けておけば温感プレイもできるので、一風変わったプレイを楽しみたいのであれば金属系のアナルプラグがおすすめです。

上記以外にも木材のように特殊な素材を使ったアナルプラグも存在します。また、ラインストーンでデコレーションしてあるようなものもあるようです。

拡張初心者から上級者向けまで！サイズもいろいろ

サイズはアナルプラグ選びの一番大切なポイントと言えるでしょう。

無理なサイズのアナルプラグは肛門を傷つけるので、自分の体に適切なサイズのアナルプラグを選ぶ必要があります。

もっとも、初心者からすれば「適切なサイズって何？」と思ってしまうもの。そんな方に向けてしっかりと解説していきます。

【直径2cm前後】
初めてアナルプラグを使う初心者は直径2cm前後からスタートするのがおすすめ。

そもそも肛門は外から何かを受け入れる構造ではないので、徐々に広げていく必要があります。

直径2cm前後は日本人男性の平均的な親指の太さとおおよそ同じ。まずはこのサイズが楽に挿入できるようになるまで肛門を慣らしましょう。

【直径3cm～3.5cm】
アナルプラグに慣れてきた中級者向けのサイズです。

日本人の平均的なペニスは亀頭部で直径3.5cm前後、陰茎部で直径3.19cmと言われています。市販のコンドームのレギュラーサイズは3.3cmほど。

ディルドの挿入やアナルファックを目指すのであれば、最低でもこのサイズまでは拡張する必要があります。

【直径5cm以上】
十分に肛門の拡張が完了した上級者向けのサイズです。

「太いディルドに挑戦したい！」「パートナーのペニスがとても太い」という方が利用します。

相当太いので初心者はこのサイズを買うのは絶対に避けてください。無理にこのサイズを入れようとすると危険なため、必ずサイズを確認しましょう。

サイズの異なるアナルプラグをセット売りしている場合もあるので、本格的に肛門の拡張をしたいのであれば、そういったものを購入するのもいいでしょう。

挿入できる貫通トンネル型やコックリング付き、貞操帯つきや電動タイプも

材質やサイズ以外にも特徴的な形状をしたアナルプラグがあります。

代表的なのが「貫通型・トンネル型」「コックリング一体型」「貞操帯一体型」「電動モーター付き」の4タイプ。

筒状になっている貫通型・トンネル型は、肛門へ挿入した状態でさらに指や細身のバイブなどを入れることができるもの。

何も入れないでも肛門内が空気に触れるので、その感覚がクセになる人もいるようです。

コックリング一体型はJ字のようにペニス側へパーツが伸びていて、ペニスの根本を締め付けるリングがついています。

コックリングだけでなく会陰部を刺激するものもあり、より強い快感を得られます。

貞操帯一体型は形こそコックリング一体型に似ていますが、射精管理プレイで使用されるSMグッズです。

貞操帯は勃起や射精ができないようにするアイテムなので、パートナーとのセックスでマンネリを感じている人におすすめ。

アナルプラグには振動機能がついているものもあり、肛門の拡張だけでなく、強い快感を得られるようになっているものもあります。

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ジュエリー付きや発光するもの、尻尾付きやハンドスピナーまで

快感に直結しない箇所の装飾にこだわっているアナルプラグも存在します。

装飾として人工宝石を使っていたり、暗闇で光る蓄光素材だったりなど、見た目に特徴を持たせているアナルプラグも販売されています。

コスチュームプレイ用の尻尾付きアナルプラグ、通称「テールプラグ」はかなりメジャーな部類でしょう。

また、見た目が派手でSNS映えもするハンドスピナーと一体化したアナルプラグのような変わり種も多いようです。

アナルプラグでアナル開発する使い方を解説！オナニーは入れっぱなしで

アナルプラグは「挿入したまま肛門を慣らす」というアダルトグッズです。使い方そのものはとてもシンプルで間違うことはまずありません。

そのため、挿入そのものよりも事前準備や細かな用意が大切になってきます。

アナルプラグを使う上での細かなポイントを含めて解説するので、ぜひ参考にしてください。

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事前に浣腸をしておくこと

アナルプラグを挿入する前に、まずは浣腸をして腸内を空にしましょう。

腸内のものを出し切ってしまうことでアナルプラグが汚れるのを未然に防げます。

また、腸壁へアナルプラグがしっかりと当たるので、よりアナルプラグの存在感を感じられるようになるでしょう。

浣腸には薬局で購入できるイチジク浣腸を使用するのが一般的です。

イチジク浣腸はグリセリンを含んだ薬液を注入することで、便を柔らかくすると共に腸の活動を活発にするもの。

前日の食事は消化に良い軽めのものにしておくとより確実です。

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ローションをたっぷり使用する

肛門や腸内は女性の膣のように自然に潤滑液が分泌されることはありません。そのため、ケガの防止や滑りを良くするためにもローションの使用は必須。

ローションは使いすぎるということはないので、たっぷりと使用するようにしましょう。

アナルプラグそのものに塗るほかにも、肛門を指でほぐす際には指先にローションをつけましょう。こうすることで、思わぬケガを防止できます。

また、最初にたっぷりローションをつけても、時間経過で徐々にぬめりが弱くなってしまうので、肛門から適時アナルプラグを抜いてローションを足す必要があります。

ゆっくりと押し込み、入れた状態を保つ

アナルプラグはディルドやバイブのように抜き差しするアダルトグッズではありません。

ローションの注ぎ足し以外では基本的に挿入したままにします。

アナルプラグを挿入する際はリラックスできる体勢を心掛け、ゆっくりと入れていきます。

できれば横になった体勢がベストですが、ローションが垂れないよう腰の下にタオルを重ねて敷くといった工夫が必要です。

最初の内は横になったままの楽な姿勢でOKですが、最終的にアナルプラグを入れたまま日常生活ができるまで肛門を開発していきます。

【POINT】
初心者はまずは1時間の挿入を目標に肛門を慣らしていきます。痛みや違和感が強いときは無理をせず、すぐに抜いて休憩しましょう。

電動の場合は前立腺に当ててドライオーガズムを目指す

バイブレーション機能のついたアナルプラグを使用すると肛門で快感を得やすいです。

また、男性の場合は挿入部が長くて前立腺に当てられるものならドライオーガズムを目指すことも可能です。

ドライオーガズムは「女性的な絶頂」とも呼ばれる射精の伴わない絶頂のこと。普通の射精に比べてとても強い快感を得ることができます。

どちらかと言えばエネマグラやアネロスに近い使い方になりますが、拡張開発と同時に快感を得たいのであれば、こういったタイプのアナルプラグを選ぶといいでしょう。

ストッパーが欲しいなら専用のベルト・ハーネス・パンツなどで固定

基本的にアナルプラグは肛門括約筋を締めて保持します。

しかし、日常生活を送れるまで慣らすとなると「抜けてしまわないか不安」という方もいるでしょう。

そういった場合はストッパーベルトやハーネスを用いてアナルプラグを保持するのもひとつの手。

こういった補助器具は革製のベルトになっていて、腰回りに装着することで肛門に入っているアナルプラグを固定することができます。

専用の器具を使わず、お手軽に保持したいのであれば、ボクサーパンツのような肌に密着するパンツを着用するといいでしょう。

その場合は、万が一抜けてしまった場合を想定して、汚れてもいいパンツを着用してください。

アナルプラグを使うときの注意点

アナルプラグを使うときにはいくつか注意点があります。

注意を怠ると切れ痔のリスクや便失禁、思わぬケガ、性感染症になるリスクも。

今回は「アナルプラグの無理な挿入」「腸内に大便が残ったままの挿入」「ローションを使わないとどうなる？」「アナルプラグの貸し借りについて」という4点に絞って解説していきます。

無理に入れると痛いだけでなく腸が傷ついたり痔になったりすることも

サイズを問わずアナルプラグを無理に挿入するのはとても危険なので絶対にやめましょう。

肛門に負担をかけると切れ痔を引き起こしたり、腸壁を傷つけたりといったリスクがあります。

アナルプラグを使用するときはいきなり肛門へ挿入することはせず、指で十分に肛門をマッサージしましょう。

爪を切った上で指先はローションやワセリンで保護してから肛門を優しく押していきます。

また、肛門だけでなくお尻全体を揉みほぐすのも効果的。

お尻の筋肉は互いに関係があるため、大臀筋をはじめとした筋肉をリラックスさせると、アナルプラグの挿入も楽になります。

挿入する際に強い痛みがあったときは無理をせず、まずは肛門やお尻をほぐすところからスタートしてください。

排泄しておかないと便意がないのに漏らすことも

お腹の中のものは事前にすべて出し切っておかないと、後片付けが面倒になったり、便失禁したりといったリスクがあります。

アナルプラグに大便がついてしまうとそれを処理するのは手間でしょう。また、便を手で触ってしまうリスクも出てきます。

また、肛門を刺激するため急な便意を誘発したり、便意がないのに便失禁したりといった思わぬアクシデントが起こる可能性も。

下手をすると逆蠕動運動による便の逆流が起こり、強い吐き気を覚える可能性もあります。

病院沙汰になりかねないので、しっかりと浣腸をして出し切っておきましょう。

ローションやワセリンは適度に！長時間入れていると抜けなくなる可能性も

ローションやワセリンは適時追加していくものですが、それを怠るとかなり危険です。

ローションの量が減ると肛門や腸壁にアナルプラグが張り付いてしまう可能性があります。

張り付いた状態でアナルプラグを抜くと強い痛みを感じたり、取り出すことそのものが困難な状態になったりしてしまいます。

そのため、アナルプラグの挿入は最長でも2～3時間にとどめておきましょう。

できれば1時間おきに抜いてローションを足しましょう。

他者との使いまわし厳禁！病気になるかも

アナルプラグに限らずアダルトグッズの貸し借りは厳禁です。

アダルトグッズは性器や肛門のようなデリケートなところに触れるもの。汚れや雑菌が残っていると、感染症の原因になりかねません。

実際、風俗店ではアダルトグッズも持ち込みや共有を禁止しているお店が多く、新品の使い切りを義務付けています。

特にアナルプラグは体内に入れるアダルトグッズなので、衛生面は気を付けたいところ。

家族間でもアナルプラグの貸し借りはせず、自分用やパートナー用など個々人で用意しましょう。

アナルプラグを体験してみたいならSM系風俗でプレイ！

「アナルプラグを体験したいけど初めては不安」という方はSM系風俗の利用がおすすめです。

アナル拡張プレイがある風俗店ならアナルプラグを使用することも多く、経験豊富な風俗嬢の手で肛門の拡張をしてもらえます。

個人で開発を進めようとすると、「これでやり方が合っているか不安」「拡張が単純に辛い」などの理由で諦めてしまう人も多いようです。

その点、風俗嬢とコミュニケーションを取りながら開発を進められる風俗なら、途中であきらめてしまう可能性も少なく、確実に拡張できるでしょう。

アナルプラグで常時拡張の「気持ちいい」を！

アナルプラグは肛門に挿入することで拡張と開発をするアダルトグッズ。

ディルドやバイブのように出し入れする必要がなく、挿入したまま日常生活を送ることも可能です。

そのため、常時着用して拡張の気持ちよさを味わうようなプレイもあります。

普通のオナニーやセックスに飽きを感じているのであれば、アナルプラグによる新しいプレイに挑戦してみてください。

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