『バオー来訪者』の技名の考察 | 胙豆

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傲慢さに屠られ、その肉を空虚に捧げられる。

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書いていくことにする。

 

本当は…いつものように解説という表題にしようと思ったのだけれど、僕自身アメリカ語とかちょっと良く分からないので、英語であろう『バオー来訪者』の技名について、絶対の自信を以てそれをそうだと言明できるわけではない以上、考察というタイトルの方が良いと思ってそういう表現を選んだ。

 

それと、まず初めに言及しなければいけないことがあって、この記事は信者の方に向けての記事ではないので、信者の方からするとアレな言及が多数あるので、信者であるという方は、早めに見切りをつけて読むのをやめてください。

 

さて。

 

『バオー来訪者』は『ジョジョの奇妙な冒険』という漫画の作者である荒木飛呂彦先生が、ジョジョを連載する前にジャンプで連載していた漫画で、普通につまらないから打ち切りを食らった漫画になる。

 

そもそも、ジョジョの一部自体が2巻で終わる可能性を想定した作りであって、ジョジョの方はそこそこ人気があったから打ち切られなかったけれど、バオーは普通に人気がなかったようで打ち切られてしまったと考えたほうが妥当だと思う。

 

ジャンプのシステム的に人気があったら無理やりにでも延長するのだけれど、バオーではそれがなかったからね、しょうがないね。

 

実際、『北斗の拳』とかは本当に引き延ばしが凄くて、なんつーか、ラオウを倒した後は本当にグダグダで、それより後は半ば公然となかったことのように扱われている。

 

個人的にそっちはそっちで好きなのだけれど。

 

『バオー来訪者』にしても人気があったのならば、例えば『北斗の拳』のように引き延ばしをはかるのであって、それがなかった以上、『バオー来訪者』は打ち切りです。

 

で、その『バオー来訪者』には特徴的な技が沢山出てくる。

 

何が特徴的かと言うと、その独特の響きが特徴的になる。

 

バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノンだとか、バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノンだとか。

 

(荒木飛呂彦『バオー来訪者』1巻p.117)

 

フェノメノンは普通に英語の"現象"とかなのだろうけれど、リスキニハーデンとかちょっと何言ってんのか分からない。

 

で、多分なんだけれど、多くの人にとっても良く分からなくて、昔「リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン」辺りでググったら、まどマギとかの虚淵先生が、「リスキニハーデンってなんだよ」って呟いているのが検出されたことがあったような気がする。(うろ覚え)

 

けれども、最近この『バオー来訪者』に見られる良く分からない英語?の意味がようやく分かってきたので、そういうことについて書こうと思ったので今書いている次第です。

 

そういう話をする前に、そもそもとして荒木先生の英語力について言及しなければならない。

 

果たして荒木先生の英語力は高いのか、低いのか。

 

結局、ジョジョでは多く見られる現象なのだけれど、荒木先生は神聖視されている場合が多い。

 

何か特別優れた人で、特別頭が良いとか、特別感性が優れているとかそういう風に判断されがちで、荒木先生のガバガバっぷりはあまり関心が抱かれていない。

 

基本的にジョジョなんかガバガバな漫画なのだけれど、そこについてはあまり意識されていない。

 

ただ、荒木先生がかなりガバガバだということを理解すると、『バオー来訪者』に出てくる技名の意味が分かってくる。

 

荒木先生の英語力はあまり高くなくて、そのことは"D4C"についてで理解することが出来る。

 

(荒木飛呂彦『STEEL BALL RUN』18巻p.13)

 

"Dirty Deeds Done Dirt Cheap"という英文の訳に、"いともたやすく行われるえげつない行為"という訳語を当てている。

 

冷静に考えてみよう。

 

"Dirty Deeds Done Dirt Cheap"という英文は、そういう風に訳せるのか。

 

必要最低限の英文法の知識、それこそ大学入試レベルのそれさえあれば、"いともたやすく行われるえげつない行為"とは訳せないと分かる。

 

というか、そんな訳をテストで書いたら点がもらえない。

 

直訳すると「ゴミみたいな安い報酬の汚い仕事」とかそう言った感じになるのだけれど、荒木先生は何故だか「いともたやすく行われるえげつない行為」と訳している。

 

このことについて、色々な可能性はあるけれど、普通に荒木先生も人間なのだから、高校生の時に英語の勉強をクソ真面目にやらなかったせいで、英文法の基礎的な知識を持っておらず、英単語を頭からフィーリングで訳した結果、こんな意味不明な訳になっていると考えたほうが言葉少なくこの事態を説明できると思う。

 

信者の人々は言葉を捏ね繰り回して荒木先生を擁護するのかもだけれども、僕はそんなことはしない。

 

他にも、グレイトフル・デッドというスタンドが居るのだけれど、そのスタンド名を"偉大なる死"と訳している。

 

(荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』53巻p.27)

 

"grateful"という英単語は、偉大さに溢れているという意味ではなくて、"感謝する"という意味の単語になる。

 

"grateful"という単語は大学入試レベルの英語でも出てきていて、僕は大学受験の時に単語帳で"grateful"という単語と出会って、ジョジョのグレイトフル・デッドというスタンドについて色々察したことを覚えている。

 

これらの情報から、荒木先生の英語力は平均的な日本人のそれくらいしかなくて、高学歴であろう編集たちは何やってるんだよと思ってしまうけれど、普通に立場的に荒木先生にあんまりものを言えなくて、「まぁいいや」で済ませてしまっているからこそ、こんなザマになっているのだと思う。

 

グレイトフル・デッドについては普通に、編集の人もうっかりして見逃したのだと思うけれど、D4Cについては忖度があったと思う。

 

一応の意味で荒木先生の出身校である東北学院榴ヶ岡高等学校の偏差値を調べたのだけれど、55だというらしい。

 

なんだ、普通じゃないかと思うかもだけれど、僕の友人に高校の物理の先生が居て、その人曰く、このくらいの偏差値だと四則計算が怪しいというレベルだとかなんとか。

 

で、荒木先生は大学受験をしなかったのだから、英語力はまぁ、あんまり高くないのだろうというのが実際になる。(追記:荒木先生は大学を中退していると後に分かった。大学入試をしてこの記事に言及のある英語力らしい。)

 

あと、『ジョジョリオン』に"アイ・アム・ア・ロック"というスタンドが出てくるのだけれど、そのスタンド使いの言動を読む限り、ぶっちゃけ荒木先生は英語で何歌ってるのか分かってないと思う。

 

僕はサイモン・アンド・ガーファンクルが好きで、歌詞を調べたりしたのだけれど、『I Am a Rock』の歌詞の内容と、アイ・アム・ア・ロックのスタンド使いの八木山夜露の言動がかみ合ってないんだよなぁ…。

 

とにかく、荒木先生の英語力はあまり高くないのだろうと言えて、それを踏まえて『バオー来訪者』の技名について考えてみましょうという話です。

 

まず、バオー・アームド・フェノメノンから。

 

(荒木飛呂彦『バオー来訪者』1巻p.105)

 

これはそんなに難しい話でもないのだけれど、フェノメノンで"現象"という意味で、アームドで"武装"という話になる。

 

多分、このアームドってゲームの『アーマード・コア』の"アーマード"という単語と同じ単語なんだよな。

 

アーマー(armor)で装備するとかいう意味だから、アーマード(armored)で装備された(武装した)という話だと思う。

 

なんで""armored"をアームド"と発音するのかとかちょっと良く分からないのだけれども、そういえば『ダイの大冒険』でも、ヒュンケルが鎧を装着するときに「アムド!」と唱えていたから、昔はアーマードと読まずに、アームドとかそういう風に読んでいたのだと思う。

 

実際、古い本を読んでいると外国語のカタカナ表記の古い形に出会うことがあって、『バオー来訪者』自体も僕が生まれる前の漫画なのだから、そういう風に古い表記で書かれているだけなんだろうと僕は考えている。

 

あと、少し関係ないけれど、最近見た『ボンバーキング』ってファミコンのゲームのCMで"bomb"という単語をボムではなくて"ボンブ"と発音していたから、インターネットがなかった頃は発音とかが分からなかったときにどうしようもなかったということもあるのかもしれない。(参考)

 

発音記号を読めよとは思うけれども。

 

さもなければarmedで武器を持つや武装するという意味の単語が元かもしれない。

 

なんというか、armedだとするとあの技の変化は少しニュアンスが違うのではとは思う部分もあるけれど、armoredよりは近いような感じがするし、どちらかだろうとは思う。

 

次に、バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノンについて。

 

(『バオー来訪者』1巻p.61)

 

バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノンは"Baoh Meltedin Palm Phenomenon"と書くらしい。

 

パルム(palm)は手のひらという意味だから、まぁ手のひらから溶かす現象ということを企図していると思う。

 

野球の変化球でパームボールというものがあるけれど、このパームと『バオー来訪者』のパームは同じ単語で、昔はパルムと読んだか、荒木先生のガバでパルムとしてしまったかのどちらかだと思う。

 

一方でメルテッディンって何だろう。

 

一応、Meltedinでググったけれど、バオー関係しか引っ掛からなかった。

 

僕はMeltedinについて、本編中にスペルが書いてあると分かってなかったから、~ingという意味でメルテッディンという語を使ったと思っていたのだけれど、そんなことはなくて、Meltedinという謎の単語だった。

 

一応、可能性をつぶすために、ドイツ語やラテン語も軽く調べてみたのだけれど、ドイツ語もラテン語も溶けるという語は全然違う単語だったので、そういうことではないらしい。

 

まぁそもそも、フェノメノンだなんて英語を使っている時点で、英語ではなくて他の国の言語の単語である可能性は低いのだけれど。

 

英語以外の言語だったら、『BLEACH』みたいに色々統一するだろうし。

 

どの道、Meltedinなんて英単語は存在していない。

 

メルト(melt)で溶かすという意味だけれど、Meltedinなんて単語は僕は知らないし、ググっても出てこなかった。

 

多分なんだけれど荒木先生は、~ingをつけると形容詞になるとなんとなく知っていて、溶けたという意味のmeltedに~ingをつけたけれども、スペルとか良く分かんなかったから発音をそのままフィーリングでアルファベットにした結果、メルテッディン(Meltedin)とかいう摩訶不思議な単語が生まれたのだと思う。

 

個人的に他の技名の例からその様な気配が感じ取れる。

 

意味不明過ぎてこれ以上のことは僕には分からなかった。

 

荒木先生は手のひらから溶解液を出す現象としてこの技を考えただろうから、日本語に直すと「溶解掌現象」といったところになるのだろうか。

 

一応、英文法的に意味が通る様に、「溶解掌現象」を英語に直すと、「melting palm fenomenon」になると思う。

 

メルテッディンは多分、~ingで英語の動詞は形容詞になる場合があるから、それをカタカナ発音をして形容詞にしようとして、それを書くに際してスペルの方に重要な関心を払わなかった結果、出てきた言葉だと思う。

 

何故meltではなくてmeltedという単語に~ingをつけたのかとか、マジに謎でしかないけれど。

 

meltedingだと、溶かされているとかいう意味になると思うんだよなぁ。

 

溶かされている手のひら現象って何なんだろう。

 

まぁいいや。

 

・追記

コメントで「melteding」 ではなく「melted in」なのではというご意見を頂いた。

 

頂いてから考えたのだけれど、確かに、「melted in」の可能性はあると思う。

 

ただ、問題があって、本編では「BAOH・MELTEDIN・PALM・PHENOMENON」と表記されている。

 

(『バオー来訪者』1巻p.61)

 

もし、meltedinのinが僕らの知っている「~の中の」という感じの意味のinだとするならば、meltedとinの間に点が入るのが自然なのではないかと僕は思う。

 

中学生でもinを使う場合、そこに区切りが入ると分かるはずで、一方でバオーの場合はそこが区切られていない。

 

そうである以上、やはり、meltedinという単語で一つなのではないかと僕は思うし、この技と同じように英文法的に成り立たない良く分からない単語は「リスキニハーデンセイバー・フェノメノン」にも使われていて、その話はこの文章の少し後でしている。

 

そういうところを考えると、やはりmeltedinで一つの単語なのではと思うけれど、意味合い的には「melted in」の方がまだ分かりやすいよなと思う。

 

ただ…どっち道、日本語に訳そうと思うと意味不明なのはmeltedingでもmelted inでも同じだから、深く考えても意味はないのではと思ったりもする。

 

melted inが正しいとして技名全体を訳すとしたら、「手のひらの中で溶かされている現象」で、結局、「どういうこと?」というか、「何が?」という技名で、meltedingを想定した、「溶かされている手のひら現象」と質的な意味で大きな差はない。

 

まだ前者の方が相対的にマシな文章だとは思う一方で、バオーに記載されたスペルだと「~の中の」という意味のinとは読み取れないという事情があって、僕にはもう、どっちが正しいのかとか良く分からない。

 

例えば「手のひらで溶かす現象」とかいう話だったら、なんにも問題なかったんだけどなぁ…。

 

追記以上。

 

次はバオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノンについて。

 

(同上)

 

これもスペルが書いてあって、Baoh Reskiniharden Saber Phenomenonと綴るらしい。

 

Reskiniharden(リスキニハーデン)って…何なんですかね…?

 

そんな単語はおそらく、この地球上で『バオー来訪者』の世界にしか存在していない。

 

ググってもバオー関係しか引っ掛からない。

 

当時はインターネットもなかったから、多分荒木先生は普通に英語辞書を片手にこの技名を考えたと思うのだけれど、「皮膚再構築」や「硬質化」とかいう単語を拾い出してくっつけたのだと思う。

 

"reskin(リスキン)"でガワを張り替えるとかそういう意味なのだけれど、skinという語から荒木先生は皮膚と理解して、"re"="再び"、"skin"="皮膚"という意味で、皮膚を作り替えるという意味として誤解したのかもしれない。

 

reskinという英単語は別に皮膚を作り替えるという意味ではなくて、ガワを変えるというかなんというか、外装を変更するというような意味になる。

 

だから、リスキニハーデン・セイバー・フェノメノンのように、皮膚を再構築して刃物にするという場面で使う単語ではないと思うのだけれども、荒木先生の英語力はガバガバなのだから色々仕方ない。

 

ただ、スペルはriskiniであって、riskinではない。

 

一応、riskiniでもググったのだけれど、トルコ語しか引っ掛からなかった。

 

えぇ…。

 

出てきたページが何語かすらも分からなくて、トルコ語だと解明するのも大変だったよ。

 

とにかく、『バオー来訪者』に出てくる技名は、どう考えてもトルコ語ではない以上、現状の材料で考えると、何を考えてそうしたかは分からないにせよ、リスキニはreskinという英単語の変形なのであって、おそらく意味合いとしては皮膚再構築とかそういう意味なのだろうという以上の言及が出来ない。

 

おそらくは、何となく~yで形容詞になってくるから、リスキンという単語を形容詞にしようとして、リスキニ―という造語を作って、それを技名にするときに何となくリスキニと縮めたというのがこの言葉の発生の事情だと思う。

 

塩という意味のソルト(solt)という言葉を変形させて、"塩味の"とするときはソルティ(solty)としたりして、実際、ソルティライチという商品も存在している。

 

~yという形で"~のような"に出来る時もあるから、荒木先生はリスキンという言葉にyをつけて、リスキニーという言葉として、"皮膚を再構築するような"という意味を込めたのだと思う。

 

ただ、それをやるならriskinyになると思うのだけれど、実際はriskiniであって、前後の文脈を合わせて、そんな文法の言語はこの世界に存在していない。

 

けれども、発音してみたらどちらもリスキニなので、多分、荒木先生が英語のことを良く分かっておらず、なんとなく"ニ―"だとか"リー"だとかに語尾を変えれば形容詞になると考えて、スペルの方も適当に発音に合わせて何となく書いた結果、riskiniという謎の単語が出来たのだと思う。

 

完全にオリジナルの言語を作っているという可能性もあるけれど、過半が英語として理解できる単語なのであって、総合的に勘案して、フィーリングで文法とか重要視しないでなんとなく単語を並べて弄った結果出てきた表現なのだろうとしか僕には判断できない。

 

信者の人では至らない結論だろうけれど、僕は信者じゃないからなぁ。

 

さもなければ口語表現であのようにnyではなくてniとなる場合があるかもしれないのだけれど、それだったらグーグルで検索すれば引っ掛かるのが道理だから、『バオー来訪者』の世界にしか存在しない単語なのだと思う。

 

当時はGoogle翻訳とかなかったから、分からなくても調べようもなくて、押し通すしかなかったのかもしれない。

 

先に言及したメルテッディンも同じ理屈で微妙に成り立たないスペルについて説明できるから、個人的にはそういう意味だと考えている。

 

リスキニハーデンの"harden(ハーデン)"は"硬くする"という動詞になる。

 

ただ、"harden"で一つの動詞になる。

 

だから、技名の中でこの単語を意味的に通るように使おうとすると、"hardened"という形でなければ意味が分からない。

 

ハーデンだと文法的に正しくないから、ハーデンドとしなければならない。

 

…僕の英語力が低すぎるせいで理解出来ないのかもしれないけれど、多分、英文法とか適当でフィーリングで並べているのだと思う。

 

深く考えずにフィーリングで荒木先生が表現したかったことを日本語で説明すると、皮膚を硬質化させて刃物にする現象という感じになると思う。

 

これを意味の通る英語にするには、「product skin hard and  as saber fenomenon」と訳すと良いのだろうか。

 

asの使い方、これであってるんでしたっけ…?

 

もう英文法とか覚えてないんだよなぁ。

 

ハーデンを残したり、リスキニに当たるだろうreskinを残した上で英語として通るように考え直した技名は、僕の英語力が低すぎて思いつかなかった。

 

…書き始めて、自分の英語力をもっと把握してからこんなことをはやった方が良いと思ったけれども、僕は英語力がないなりに『バオー来訪者』の技名に荒木先生が込めた意味を理解したいと思って書いているだけですはい。

 

ただ、色々僕の英語力の問題ではない所も多いと思う。

 

次はシューティングビースス・スティンガー・フェノメノンについて。

 

(『バオー来訪者』1巻p.160)

 

いや、マジでシューティングビーススって何なの。

 

色々考えたのだけれど、とりあえず英語版Wikipediaの『バオー来訪者』の記事を確かめたら、そこに英語で技名が書いてあって、そこからスペルは把握できた。

 

バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノンは" Baoh Shooting Bees-Stingers Phenomenon"と表記するらしい。

 

…ここで初めて英語版Wikipediaを利用した体で書いているけれど、最初から面倒だから技名の英語は英語版Wikipediaからコピペしていた。

 

シューティングはまぁ、シューティングゲームのシューティングで、発射とか打ち出すとかそういう感じで良いのだろうけれど、ビーススの"ビー"はおそらくは"bee"、すなわちハチのことなのだろうと思う。

 

技名自体はシューティングビースス・スティンガー・フェノメノンなのだけれど、英語版だとシューティングビー・スティンガーズ・フェノメノンになっていて、若干違いがある。

 

誰がバオーの技名をこの英文に直したかは知らないけれど、とりあえずビーススは、bees'という意味であって、蜂の複数形の所有格としての単語なのだと思う。

 

英語は複数形になると~ズという表記になって、まぁビートルズとかはそういう意味で、"~に所属している"という表現をするときは"-'s"という表記をするのだけれど、元の単語の最後がsだと表記が変わってsが省略されたと思った。(うろ覚え)

 

専門的なことはともかく、シューティングビーススのビースス(bees')は"蜂たちの"という意味なのだと思う。

 

でもそれだと、ビーズスになると思うんだよなぁ、発音は。

 

ビーズスだったらまだ分かるけれど、ビーススの時点で意味不明で、英語版Wikipediaではシューティングビーズ・スティンガーズ・フェノメノンになっている。

 

おそらく『バオー来訪者』の英語版コミックではそういう表記になっているのであって、アメリカ人にチョイと直されてしまった結果、英語版だとシューティングビーズ・スティンガーズになったのだと思う。

 

スティンガーは毒針という意味で、バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノンは"毒蜂の針撃ち現象"という感じをイメージしているのだと思う。

 

ただどの道、シューティングビースス・スティンガー・フェノメノンだと文法的に良く分からないので、代わりに訳すと…と思ったけれど、先にアメリカ人?が直してくれた、" Shooting Bees-Stingers Phenomenon"で訳は良いんじゃないかな…。

 

荒木先生のオリジナルの方でビーズスがビーススになっているのは、純粋に荒木先生が英語の発音とか詳しくなかったからだと思う。

 

それともビーススが正しくて、僕の理解がガバガバなのか。

 

ぼくあたまがヘンになっちゃいそうだよ。

 

最後に、バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンがあるけれども、これは…何か説明がいるんですかね?

 

(『バオー来訪者』2巻pp.102-103)

 

普通に、見たまんまだし、英文法的にもあっていると思う。

 

一応、英語版Wikipediaでは"Baoh Break-Dark-Thunder Phenomenon"となっていた。

 

ブレイクダークサンダーという一つの単語と考えれば意味が通るのかもしれない。

 

普通に考えたらダーク・ブレイク・サンダーだと思うけれど。

 

…と思ったら違うんだな。

 

荒木先生的には、多分、「闇を破る雷光」的なニュアンスなんだよな。

 

僕は黒い雷だと思って、ダーク・ブレイク・サンダーだと思ったけれども、荒木先生的には黒い雷ではなくて、闇を雷光で打ち破るって感じなんじゃないかな。

 

ただ、そういうニュアンスならダークではなくてダークネスにしなければならなくて、ブレイク・ダークネス・サンダー・フェノメノンが文法的に正しいと思う。

 

多分、アメリカ人?的にも良く分からなかったから、英訳だとBreak-Dark-Thunderという形になっているのだと思う。

 

結局、荒木先生の英語由来の技名は色々特殊過ぎて、個人的に黒い雷なのか闇を破る電光なのかは分からないけれども。

 

・追記

以下のようなコメントが来ていた。

 

「 バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンは永井豪のグレートマジンガーの必殺技「サンダーブレイク」のパロディですよ、人差し指を突き立てるポーズからして
元ネタ知らないとトンチンカンない解釈になって面白い 」

 

僕はこのコメントに次のように返した。

 

「 コメントありがとうございます。
如何せん、僕が『グレートマジンガー』を一度も読んだことも見たことがないので知識がなく、把握していない作品が由来だとどうやっても僕の知見からは判断が下せないという事情があります。
ですので、茂一さんの意見が正しいか間違っているのかの判断が僕には出来ません。
しかし、だからと言って否定して退ける程に突飛な指摘とも思えないので、茂一さんのご意見は追記の形で補完したいと思います。
ご指摘ありがとうございました。 」

 

実際、『グレートマジンガー』のパロディの可能性はあると思う。

 

ただ、「バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン」は文意の通らない英語であって、荒木先生の英語由来の技名は少々アレという話は一切変わらないとは思うのだけれど…。

 

「ブライク・ダーク・サンダー」ではなくて、「ダーク・ブレイク・サンダー」にすればよかっただけですし。

 

パロディだとしたところで、パロディ元の技名があったところで、文法を無視して英単語を並べた結果として良く分からないことになっているのは変わらない。

 

例えパロディだったとして、じゃああの技名に荒木先生がどんなニュアンスを込めたのかの話になった時に、僕が書いた内容が大きな的外れとは思えないけれど、僕自身、僕が書いた内容が必ずしも正しいとは思っていなくて、一方でパロディだという指摘はまぁそういうこともあるだろうと思って、その事は追記で補完した方が良いと思ったので、このような形を取った。

 

侮蔑を込めた言葉があったところで、指摘自体はその可能性は否定できないと思ったので、無視は出来なかったという話です。

 

…パロディだということを一度受け入れた後に、じゃあどんなニュアンスで荒木先生があの技名を考えたかについては、僕が書いた内容はトンチンカン…なんですかね…?やっぱり。

 

当事者だからやはり、客観的に見ることは難しい。

 

追記以上。

 

以上で『バオー来訪者』に登場する技名の考察は終わりだけれど、ついでに、同じ感覚でネーミングがされた、スペースリパー・スティンギーアイズについても言及しておく。

 

(『ジョジョの奇妙な冒険』6巻p.37)

 

空裂眼刺驚ってなんだよ。(哲学)

 

空裂眼刺驚ってどういう漢字表記だったか分かんなかっから、コピペするために「スペースリパー・スティンギーアイズ」でググったらクッソ激烈に汚い野獣の眼光の画像が出てきて草が生えたけれども、空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギー・アイズ)って何なんだろう。

 

スペースは空間のことだろうとして、リパーは多分、ジャック・ザ・リパーのリパーなのだと思う。

 

次に来るスティンギーについて、この文脈で使えるスティンギーなんて言葉を僕は知らないけれど、おそらく、スティングという突き刺すという言葉の形容詞形のつもりなのだと思う。

 

ノリは大体、リスキニハーデンのリスキニの時と一緒で、本来形容詞に出来ない単語もフィーリングで形容詞にするという手法。

 

だから、スペースリパー・スティンギーアイズは意味合い的に、「空間を突き切り裂く目」という感じなのではないかと推測している。

 

空裂眼刺驚と漢字では書くのだから、荒木先生はそのつもりなのだと思う。

 

"驚"が何処からきて、何処に行ったのかとかは良く分からないけれど。

 

一応、スティンギー(stingy)という英単語は存在しているのだけれど、意味するところは、「ケチな」とか「しみったれた」とか「少ない量の」とかになる。

 

スティングで元々、詐欺師とかそういう意味もあって実際『スティング』って詐欺師の映画もあるから、そういう文脈でスティンギーは「ケチな」とかいう意味になる。

 

だからスペースリパー・スティンギーアイズは意味合い的に、「空間を切り裂くしみったれた目」とかいう感じになるのだと思う。

 

野獣の眼光か何か?

 

さもなくば「空間を切り裂く詐欺師の目」だと思う。

 

どっちみち、野獣の眼光じゃないか…。

 

基本的に荒木先生の英語はガバガバだから、色々仕方がないと思う。

 

それとも、僕が知らないだけで、荒木先生が使う英語は存在していて、僕の認識の方が間違っていたりするのだろうか。

 

良く分からない。

 

とりあえずは以上になる。

 

英語の知識が一切ない人を想定してこれは書いたけれど、どうだろうね。

 

僕には色々これで限界です。

 

僕が高校生の時に受験勉強を始めた際は、副詞という言葉の意味も他動詞という言葉も過去分詞という言葉も分かってなかったし、修飾するという表現の意味も分からなかったから、それらを一切使わずに説明した都合上、本当に色々大変だった。

 

動詞とか形容詞とか名詞とかは日本語でも普通に使うから使ってしまったけれど、それも実は使いたくなくて、文法用語を色々使わずに説明する方法を模索した結果がこの記事です。

 

所有格って言葉も使いたくはなかったけれど、~'sという表現を所有格という言葉を使わずにどうやって説明すればいいんですかね…?

 

まぁ一番大変だったのは、荒木先生がどういうつもりだったのかを類推作業だったけれども。

 

こうしてみると、鬼頭先生は結構考えて漫画描いてたんだなと思う。

 

そんな感じです。

 

では。

 

・追記

好き放題書いたけれども要するに、荒木先生の英語はいわゆる一種のピジン言語なんだよな。(参考)

 

体系的に学習しないでフィーリングで言語を学習すると、文法的な決まり事は成り立っていないけれど、なんとなく意味の通じる言葉が生じてくる。

 

クソ真面目に考えたらガバガバだけれど、多分、アメリカ人とかが見てもそこまで気にされるような内容でもないと思う。

 

僕らにしても『ニンジャ・スレイヤー』のマッポーめいた日本語に特に何も思わないわけだから、ぶっちゃけ多分、海外のジョジョのファンにしても、ガバガバな英文法は気にされていないと思う。

 

知らんけど。(関西人的表現)

 

ただ、西洋的な文化に生きている人は、極ナチュラルに西洋的ではない世界の人々のことを馬鹿にしている場合は存外に多いから、そういう意味で馬鹿にしている人はいると思うけれど。

 

・追記2

D4Cについて少し分かったことがあったので補足の説明を入れることにする。

 

『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』は直訳すると確かに、「ゴミみたいに安価な報酬の汚い仕事」となるのだけれど、どういう文脈でのこの言葉なのかが分かった。

 

歌詞を確認したのだけれど、この歌は日常で出会った嫌な奴の話があって、そんな奴と会ったら俺に電話をくれと歌っている。

 

で、電話を受けて何をするかなのだけれど、俺が代わりにそいつをぶっ殺してやるという歌になる。

 

だから、この"Dirty Deeds Done Dirt Cheap"の"Dirty Deeds"は殺人のことになる。

 

そもそも、"Dirty Deeds Done Dirt Cheap"が何なのかと言うと、どうやらとあるカートゥーンの悪役キャラが使うフレーズらしい。

 

悪いキャラが、「私に相談してくれれば安く殺してあげますよ」と名刺に書いて配っていて、そこに"Dirty Deeds Done Dirt Cheap"とあるらしい。

 

そのキャラクターはあっち国では有名であって、そのカートゥーンが好きなグループがそれを歌にして、それが故に歌のタイトルになっていて、意味合いとしては「いともたやすく行われるえげつない行為」としても、問題はないのかもしれない。(参考)

 

ただ、荒木先生がその意味を理解しているかは定かではないし、おそらく理解していない。

 

何故と言うと、荒木先生は"Dirty Deeds Done Dirt Cheap"という言葉がそういう意味であって、"Dirty Deeds"の意味が殺しの依頼であるということを理解していなくて、大統領が能力使う度に「いともたやすく行われるえげつない行為」と言うのだけれども、その時起きることは、えげつない行為であっても殺人ではないからになる。

 

荒木先生が色々理解していて、あの歌がどういう歌かを理解した上で「いともたやすく行われるえげつない行為」と訳したと考えると、大統領がその言葉を使う場合は能力を使って相手を殺した時になると僕は思う。

 

けれども、スティールボールランの描写を見る限り、荒木先生は"Dirty Deeds Done Dirt Cheap"を殺人と関連付けていなくて、"えげつない行為"に結び付けている。

 

他の種々の荒木先生の英語能力に関する示唆を考慮に入れると、荒木先生は事情を理解していて、ACDCがそういう意味で歌ったと理解しているのではなくて、なんとなく「いともたやすく行われるえげつない行為」と訳したと考えるのが筋だと思う。

 

・追記3

この記事がふたばのスレに晒されたということがあったらしい。

 

その場では特にこの記事の具体的な内容に対する否定的な意見とかはなかったっぽいのだけれど、この記事のある言及について引っ掛かった人が居るらしくて、

「ぶっちゃけ先生そんな深いこと考えてないよね!てのは同意だけど英語力低いからスタンド名と言動が噛み合ってないというのはちょっと悩む

多分誤訳とか以前になんかそれっぽい響きの楽曲選んでるだけだろうし…」

という書き込みがあった。

 

その言葉はこの記事に僕が書いた、

「あと、『ジョジョリオン』に"アイ・アム・ア・ロック"というスタンドが出てくるのだけれど、そのスタンド使いの言動を読む限り、ぶっちゃけ荒木先生は英語で何歌ってるのか分かってないと思う。

僕はサイモン・アンド・ガーファンクルが好きで、歌詞を調べたりしたのだけれど、『I Am a Rock』の歌詞の内容と、アイ・アム・ア・ロックのスタンド使いの八木山夜露の言動がかみ合ってないんだよなぁ…。」

という言及に対してのそれですね。

 

このことについては、この記事を書いた後に詳しく一つの記事でまとめていて、それを読めば僕が何を言いたかったのかは分かるのではと思う。(「『ジョジョリオン』の八木山夜露およびアイ・アム・ア・ロックの考察」:参考)

 

こちらとしても色々考えた末にそういうことを言及したということは示した方が良いと思ったので、追記することにした。

 

まぁあの記事の内容は、推論の部分が多くあると自分でも思う所もあるけれど。

 

加えて、

「持論を通すにあたりこれに反論するやつは信者!って予防線張るのはズルいと思う」

という御意見もあった。

 

これは冒頭の、

「それと、まず初めに言及しなければいけないことがあって、この記事は信者の方に向けての記事ではないので、信者の方からするとアレな言及が多数あるので、信者であるという方は、早めに見切りをつけて読むのをやめてください。」

という言及に対してですね。

 

その予防線と言われた言及は、訳があって記事を完成させた数年後に冒頭に書き足した文章で、コメントやらで「ただのアンチじゃねーか死ね!(意訳)」というのが複数回来たりしているので、そういう方たちに対する配慮のために書き足したものになる。

 

最初はそんな言及なかったのだけれど、信者であるような方はどうしても思う言葉が出てくる記事内容であるらしいので、信者の方たちの気持ちに対する配慮のために書き足した言葉なんです…。

 

気分を悪くしてまで無理に読む内容ではないので…。

 

反論防ぎのためじゃなくて、信者の方を怒らせても僕に得はないわけで、読んでキレられても対応に困るし、キレさせたいと思って書いているわけじゃないし、僕も荒木先生のアンチ活動のために記事を書いたわけでもなくて、そんなストレスを溜めてまで無理に読む内容でもないから、怒る前に読むのをやめてもらいたいと思って書き足しただけなんですけどねぇ…。

 

実際に複数人にキレられたという理由での書き足しでしたね…。

 

記事内容的にどうしても荒木先生を礼賛するだけのやり方では書けないから、どうしても読んで苛立つ人が出てくるわけで、そのための配慮だったのだけれども、その配慮が裏目に出て反論防ぎと判断されたらしい。

 

古い記事に来るコメントの対応はめんどくさいとはいえ、反論を拒絶したことなんて過去に一度もないし、全ての場合で相手の意見が道理に適っていたら受け入れてきていて、その言葉がどんなに悪辣でも、その意見が正しければ認めるというスタイルを何年も続けてるんだけどなぁ。

 

態度と意見の正否には関係性がないので。

 

つーか、反論を完全に防ぎたかったら、アメブロは記事毎に個別にコメント欄の封鎖が出来るのであって、それしてない時点で反論は封じてないというかなんというか。

 

・追記4

この記事は2018年に書いたもので、この追記4は2024年の9月に書いているのだけれど、この月にこの記事の中盤にある「バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン」についての追記に関するコメントが来ていた。

 

具体的にはこれ。

 

「 バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンは永井豪のグレートマジンガーの必殺技「サンダーブレイク」のパロディですよ、人差し指を突き立てるポーズからして
元ネタ知らないとトンチンカンない解釈になって面白い 」

 

このコメントに僕は返事を書いた訳だけれど、2018年に書いた記事に6年後にコメントが来てそれに対する返事を書いていて、強く思ったことがあった。

 

それが何かというと、この記事についてが僕の中で過去の出来事になりすぎていて、その記事内容に対するコメントの対応が辛すぎるということになる。

 

この記事を検索の結果とかで読んでいるような場合は、色々なことが新鮮であることも多いだろうとは思う一方で、僕にとってはあまりに古い出来事過ぎて、この記事に来たコメントへの対応があまりにもしんどいと僕は強く思った。

 

アメブロの仕様上、記事へのコメントを停止すると、過去に来たコメントも含めてコメント欄がページ上から消えてなくなるからコメント停止の処置は取りたくないのだけれど、それ以上に対応が辛いということが今回分かった。

 

だから、この記事のコメント欄は廃止したいと思う。

 

まぁ6年間コメント欄を解放していて、記事内容へのまともな指摘は大体、「バオー・メルティッディン・パルムフェノメノン」について、「melteding」 ではなく「melted in」なのではないかという話と、「バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン」の話のみだったので、もう色々十分だろうという判断です。

 

…6年以上前に書いた記事に侮蔑を込めた言葉があるコメントが来て、それに対応しなきゃいけないのはそりゃキツイって。

 

そんなコメントなのに、あの技は『グレートマジンガー』のパロディだって話は一理あるから無視出来なくて、無視出来ないのに言葉の端にある蔑みについてイラっとして、けれどもその感情をそのままを剥き出しに投げ返すことは賢くなくて、6年も前の事について色々言葉を選んで返事を考える作業があまりに辛かった。

 

過去に一度もやり取りをしたことがない、友人でもない人物に、「あなたの書いてることトンチンカンで面白いですね」って告げることが侮蔑以外の何なんだよ、もっと言葉あっただろ。

 

しかも『グレートマジンガー』のパロディであるという指摘自体は良いとして、その事は僕の書いたことがトンチンカンだという主張には一切繋がってなくて、あのコメント自体がトンチンカンだしさぁ…。

 

記事内容にイラついて僕に蔑みの言葉を投げたいのは分かるけれど、前後の文章が繋がらない主張をされても対応に困ってしまう。

 

何故その事がトンチンカンであるということになるのですか?と聞いても良いけれど、この手のコメントで返事が来ることはまずないし、僕に悪意や害意を持っている人物とこれ以上やり取りをしたいとも思えない。

 

自身が罵声を浴びせられたというわけでもなしに、ファーストコンタクトで侮辱してくる人物の言葉なんて本来的に聞き入れる必要はないし、僕を見下したい気持ちが前に出過ぎていて、そのせいで言ってることが意味不明な難癖になっていたとはいえ、マジンガー云々は捨て置ける話でもなくて、もう…。

 

コメント欄を解放し続けるということは、今後このようなコメントが飛んできて、その対応で頭を悩ませて、苦悩して、その事で酷く消耗する可能性を許容するということを意味していて、僕はもうこれ以上は無理だなと思ってしまった。

 

あの侮蔑を込めたコメントの、その難癖の部分がそれでも道理に適った主張だったら、その通りですと言葉を受け入れたのだけれども…。

 

ともかく、反論を封殺したいが為ではなくて、6年前というのはずいぶん昔で、経った時間だけ見れば高校三年生が小学生の時に書いた作文について今になってあれこれ言われるような話で、その対応がしんどいという理由でコメント欄はなくすことにします。

 

普通に6年も対応し続けたのだから、むしろ真摯に色々向き合ってきたと思うんですが、どうなんすかね…。

 

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