『正解のないクイズ』初のリアルイベント参加記録
またまた、好きなテレビ番組を語る回から派生した記事に今回もなる。
テレビ東京系列『正解のないクイズ』はこの当時とほぼ変わらない、いや、それ以上に熱が高まっている番組になりつつあったある日、番組内でリアルイベントの開催が告知された。
行きたい!とここまで強く感じたものは久しぶり。すぐに応募し、行いを良くして(?)当落の日。普通に当選!!!嬉しかったなあ・・!
しかもチケットを発券したら前から3列目!!!!体調を崩さないように手洗い・うがい・換気・睡眠をいつも以上に意識して行なった。
さらに、事前に当日出題されるクイズがわかっていたので、それの答えを用意していた。
予想出題問題は以下の5つ。
①親友の結婚式に行くのにお金がない、ご祝儀の代わりに何を持って行ったら全員が幸せになれるか
②『海の見えるレストラン』のような『●●の見える●●』をオープンさせて大繁盛させてください
③まだ魅力がバレていない日本独自のものを海外で販売するなら、どこの国に何を持って行くか
④歴史上1番の嘘つきは?
⑤世界一優しい人は誰か?
ちなみに私の考えていた回答はこちら。
①ご祝儀後払い券+当日必要とされたことは全てやる券の発行
受付・挨拶・盛り上げ役・片付けなど、必要とされていることを全力でやることに勤しむしかないかなと思った。あまりこの番組の趣旨にはふさわしくなさそうだが😂
②台本の見える番組
今も探せばありそうだけど・・・シンプルに台本が気になるし、台本をどうアレンジして演者が望んでいるのかがわかると面白さが増すかなと。
③ヨーロッパ圏かアフリカ圏でのペンライト??
音楽に合わせてペンライトを一定のリズムでみんなで揃えることをしなさそうだなというイメージ・・・メリットはわからないが(苦笑)歴史上様々な民族が日本とは違い入り混じっているところで同じものに対して一定のものを信仰(?!)するのは珍しく見えるかなと思った。
日本を外から見る機会がなさすぎる・・・
④正解のないクイズ的回答が思いつかず、マジレスしそうになったので無回答。
会場でこれが出題されたらどうしようと思っていた。
⑤「世界一優しい人」候補を思い浮かべている人
・・ちょっと狙いすぎたか😂😂天才・奇才たちの回答が知りたい・・!
当日の動き
当日は18時開場・19時開演だったため、17時に中野駅に到着し食事をして会場に向かう頃には18時だった。
会場の客層を理解すべく、物販に並んだけど・・・想像を絶する客層のバラバラさ・・・。
10代〜70代くらいまでいるし、男女もピッタリ半々くらいなのではないだろうか。国民的アイドルグループが理想とする老若男女具合だったと思う。
共通点としては、失礼を承知していうと
・ちょっと斜に構えるのが好きそう
・テレビは家にないけどこれだけはTVerで気にして見ている
・中央線沿線にゆかりがありそう、特に高円寺・阿佐ヶ谷
複数人で来ている人と1人で来ている人の割合も半々くらいに感じた。
特に欲しいグッズはなかったけど、とりあえず(?)今回のイベントが黒字に近づけるように・・とアクリルキーホルダーを購入。
すると、あたりを引いてしまい、メインMCお三方の直筆サイン入りポストカードを入手。
会場は定員1,292人。市民ホールくらいの大きさで安心感があった。
事前にLINEチャットの入室が推奨されており、開始20分前ですごい人・・!
タイムラインがすごいことになった。
席が3列目と非常に近かったため、会場前方のモニターにあるLINEチャットのQRコードを読み取るのが大変だった😂
19時になったら照明が暗くなり、VTRが流れ、MCお三方(呂布カルマさん、Aマッソ加納さん、相席スタート山添さん)とテレビ東京竹﨑アナウンサーが登場。
竹崎アナウンサーは顔すら知らなかったのでこんな人なのかと驚いたし、MCお三方は本当に画面越しのまんま・・!番組上は首から上しか写っていないので呂布さんと山添さんが予想以上に大きい・・!
登場して間もなく「客層がバラバラ」と言及してくれて、やっぱりここまでどこにも特化してない(?)のは珍しいんだなと実感した。
詳しくは11/4まで配信(※有料)されているのでそちらを見て欲しいのだが
・番組同様、事前に提示されていた問題から
『カルマルアンサー』(番組的に刺さった答え)を見つける
番組の収録にお邪魔しているような気分を味わえた。お三方がテンポとかをあまり気にせず真剣に悩み自分なりの回答を口に出しながら見つける姿や、相手の発言からヒントを得て最適解を導き出して行く様子をじっくり堪能することができた。
通常番組ではそこまで時間を取らず綺麗に編集されていることを実感。
ずっと笑いが絶えない感じでやっているのかと思いきや、想像以上に真面目に天才・奇才超えをしようとしている様子が伺えたし、沈黙の間もありなんとか答えを見つける姿に見入ってしまう。その間にLINEチャットはとんでもないスピードで参加者の答えが飛び出し、それに対してお三方がコメントを入れるのだが・・回転が早すぎて私の目では追いつかない(苦笑)
ある程度3人の中での答えが出たところでVTRをみてカルマルアンサーを決めるのだが・・・番組で放送されている10倍以上の時間を使って天才・奇才たちの答えに丁寧にコメントを入れていた。
VTRで印象に残ったのは、トム・ブラウンみちおさんの『脳のシワが見える学習塾』。脳に何かを入れるのが好きな(?)みちおさんの独特な世界観に笑と悲鳴が入り混じっていた。
一方、宇宙飛行士山崎直子さんの回答にはみんながほっこりし、某予備校で日本史講師をしている金谷俊一郎さんの回答には笑いがなく悲鳴で会場が覆われていた(笑)
結局カルマルアンサーはLINEチャットでの答えになり、その方が会場にいたため、拍手喝采の上、皆で番組のポーズをして1つ目のコーナーが終了。
・過去のカルマルアンサーの検証VTR鑑賞
結局カルマルアンサーに選んだものを実生活で使えるのか?!という意味で特番があった時に出てくるようになったコーナー。
今回は『卓球と何かを組み合わせてもっと面白くさせてください(意訳)』という問題の検証VTR。本当のカルマルアンサーは忘れてしまったのだが・・・天才・奇才たちの答えを聞く前に出ていた『浣腸卓球』がとんでもないパワーワードになり、検証していた。
絶対に地上波では流すことのできない激ヤバな映像は、イベントに参加するくらい熱心なファンの前でしか流せないだろう(苦笑)
汚いよりも笑いすぎてちょっと疲れた😂😂
・スペシャルゲスト登場+もう一つの問いについて皆で考える
事前に発表されていたゲスト1人目は、山口大学教授・小川仁志さん。
もう1人は伏せられていた。登場前の煽りVTRで金谷俊一郎さんと見せかけて会場が悲鳴に包まれた(そんないじり方をしていいのだろうか(苦笑))後に現れたのは宇宙飛行士の山崎直子さんで会場が黄色い声援に。
このお二方も普通に過ごしていたら実物にお会いする機会はなかったので、めちゃくちゃ嬉しかった・・!イメージそのまんま!
で、もう1問みんなで問題を考える時に出てきたのは、まさかの事前に公開されていなかったもの。リアルなテストを思い出した😂
『「この中で●●な人がいますか」と問いかけて1人しか手が挙がらないものは?(意訳)』という問いだった。いろんな答えが出演者同士の会話・LINEチャットで飛び交っている間に実際に会場に呼びかけ手を挙げた人をカメラが抜く・・・ということをやっていたら、まさかの出演者である真言宗須磨寺の僧侶・小池陽人さん、Geminiの使い手(?)山本寛さんが普通の席にいらっしゃってびっくり!
・検証VTR第2段
『1ヶ月やり続けたら劇的に変わることは何か?』という問いでカルマルアンサーを獲得した街頭演説を、フリーの喋りが苦手で動きに逃げている(?!)らしいお笑い芸人・マリオネットブラザーズの肉汁さんが検証。
最初は全然素通りだった人が場所を変えネタを変え日を追うことに人前で喋ることに慣れていく様子・・というかさほど長くないVTRからでも成長をひしひしと感じに目頭が熱くなってしまった。
そして1ヶ月の集大成を示す日がイベント当日だったことで突如会場後方から現れ演説をしていたのであった・・・!
そんなほっこりした状態でエンディングトークに映り、記念撮影をしてさようなら・・かと思いきや不穏な映像が現れ配信視聴を促されて本当に終了。2時間くらいで終わったが、真剣に考えたりVTRで笑ったりしてとても良い疲れになっていた。
テレビ番組発祥リアルイベントに参加した感想
野球観戦、舞台鑑賞、アーティスト・アイドルのライブに行ったことはあっ
たけれど、こういった番組のイベント参戦は人生初。
特に強く感じたことをピックアップして挙げたい。
◆優先順位が人<<<内容なので、熱量が凄まじい
私は、人が先に気になり、その人のやっている活動を見に行く(例:俳優の●●さんが主役のミュージカルを見に行く)ことが圧倒的に多い。
しかし、今回イベントに集まっていた人は呂布カルマさん・Aマッソ加納さん・相席スタート山添さん・他出演者目当て(箱推し・複数推し含む)を100とすると、内容目当ての人が50に感じるくらい、人→モノ/コトではなく、モノ/コト→人の順に優先順位がなる珍しい現場で新鮮に映った。
どうしても人の優先順位が上だと
「●●さんのビジュアルが良かった」「トラブルに落ち着いて対応している●●さんが素敵」のように、内容が後回しになり、なんか薄っぺらい感想を言ってしまう。別にそれが悪いわけではないと思うけど、もったいないことしているなと我に返る瞬間がある😂
ビジュアルさえ良ければ内容なんて二の次〜みたいな風潮とそれに流されそうになる自分があまり好きではない。
さらに、古参/新規の概念が生まれてしまうから厄介だ。
脱線するが、私はポルノグラフィティファン歴15年。
界隈が穏やかなのでバチバチになることはないけど、稀にどの曲でどう盛り上がるか論争みたいなものが生まれがち。
「何十年前のあの時、こういう経緯で生まれた」を知っている古参VS「最近はここで主催者側が煽っている」と視座を変える新規VS傍観(ファン層を分析し出す)中堅のように分裂し溝が深くなるとコンテンツとして停滞してしまう恐れがある。それは避けたい。
モノ/コトの優先順位が高いと、あまり時系列での差が生まれない。
特に誕生してから若いコンテンツだと純粋に内容に対しての考察や愛が重くなるだけで争いが生まれにくい環境になっている。ゆえに内容が好きな人同士の方が案外熱量が高くなることがわかり、いい経験になった。
◆繋がりを実感できる
先述した通り、人目当てではない人が多いぶん全く客層が読めなかった。
実際に行ったらびっくりするくらいバラバラで、円グラフで集計したらどこも突出しなさそう。だけれども、同じ番組を同じ時代に見た人たちが集まることができる環境が整っていて一緒に反応することができるなんて幸せだ。
隣の座席の人に話しかけはしなかったけど(笑)、気持ちは会場にいた人たちや配信を見ながらLINEチャットに参加していた人たちと感想を語り合ったら仲良くなれそうだと感じる繋がりは大人になると経験することが難しい。とても美しい光景であり、時間だったなと改めて噛み締めている今日この頃(苦笑)
◆現場の温度感を味わえる喜び
テレビの番組って観覧にでも行かない限り、接点がない。お金を払えばなんとかなるようなものでもないのがもどかしく、本当に内容は好きだとしてもなんだか距離を感じてしまう・・・といった経験が多い。(具体的な番組名を思わず出してしまいそうになった😂)
実際に出演者の方が番組をその場で再現してくれているようなリアルを見せてくれ、編集を経て届けられる面白さより少し無駄があって荒削りなところまでひしひしと伝わってきた。
VTRを見ている時も同じタイミングで同じようなリアクションを取ったり、はたまた全然響いていなかったり(苦笑)・・・オンラインでもできないことはないけど、あの空気感は現場特有。
今や通信機器だけで家から出ずに完結してしまうコンテンツが多い。例えば野球中継だって全試合現地に見に行くのは至難の業なので配信をしてくれることはとてもとてもありがたい。一方で配信の事実だけを見て物事を判断するのはは勿体無いと感じた。どんなに時代が進んでも、現場に足を運ぶことを大事にしたい。
仕事もそう。オンラインだけで完結せず、リアルな汗をかきたい・・!そう強く心に誓った1日だった。
・・・3,000字くらいでまとめたつもりが、5,000字もあってびっくり!
もっとコンパクトな文章を心がけます!(何度目の宣言😂)
私の感想だけでは面白さが1mm伝わればいい方なので、気になった方は配信チケットを購入いただいてからご覧ください♪
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