人類の孤独を解消する。「移動困難者の働く選択肢を増やす」ことがミッションです。
事情を抱え学校に通えない子供やひとり暮らしの高齢者、外出に困難を感じる移動制約者などは、社会参加に必要な「移動」「対話」「役割」の機会を失いがちです。この“社会への帰属感の喪失”こそ孤独の原因だと考えた当社は、テクノロジーによる新たな形のコミュニケーションツールを開発しました。多くの人々の社会参加を実現すると共に、社会問題化する孤独の解消を目指しています。
現在募集中のポジション
OriHime事業部BIZチーム(営業・販路拡大)
HW部(ハードウェア部)
経営管理部
現在正社員は新卒採用を行っておらず、中途採用(経験者採用)のみ実施しています。
会社紹介コラム
AI操作ではなく、遠隔操作のコミュニケーションロボットを開発
「移動」「対話」「役割」の問題を解決するために、遠隔操作の分身ロボット『OriHime』などのプロダクトを開発しています。AIではないからこそ幅広い活用方法があり、企業の受付や飲食店でのレジ応対、物販での呼び込み・セールス、OriHimeを使ったスポーツ観戦や演劇など、様々なシーンで利用されています。
■主なプロダクト
遠隔操作でありながら「その場にいる」感覚を共有できる分身ロボット『OriHime(オリヒメ)』 難病や身体障害があっても目の動きだけで意思伝達を行える『OriHime eye+Switch(オリヒメアイスイッチ)』 テレワークにおける身体的社会参加を可能にする分身ロボット『OriHime-D(オリヒメディー)』
ロボットだけではなく、多分野でサービスを展開中
分身ロボット「OriHime」の法人・個人へのレンタルや、視線文字入力システム「OriHime eye」の販売の他にも、企業や自治体とコラボしたイベントの実施や、人材紹介や分身ロボットカフェなど、サービス展開に力を入れています。
■主なサービス
『OriHime』レンタルサービス(法人・個人) 『OriHime eye+Switch』の販売 分身ロボットを使った就労支援・人材紹介サービス『AVATER GUILD(アバターギルド)』 テレワーク就労に強みを持つ障害者人材の紹介サービス『FLEMEE(フレミー)』 分身ロボットカフェ『DAWN ver.β(ドーンバージョンベータ)』
■OriHimeの企業・自治体での活用事例(一部)
・神奈川県様の新型コロナ宿泊療養施設入所者を遠隔ケア ・モスフードサービス様のレジ応対 ・神奈川県庁様での庁舎内ご案内スタッフとしての導入 ・日本電信電話株式会社様でのOriHime-Dを用いた受付応対
国内外で受賞歴あり。新しい働き方を発信している分身ロボットカフェは、各種メディアにも注目されています
2021年6月オープンした分身ロボットカフェ「DAWN ver.β」は、単なる飲食事業ではなく、外出困難者の新しい働き方を世の中に提案しています。今後はカフェで教育プログラムを提供し、他の企業への就職を目指す事業にも注力する予定です。
当社の挑戦を、多くの方が応援してくれています。
■主な受賞歴など
・分身ロボットカフェクラウドファンディングでは、当初の予定金額を445%上回る44,587,000円の支援を受け、クラウドファンディングプラットフォーム「GoodMorning」で歴代1位の金額を達成。CAMPFIRE クラウドファンディングアワード2021、総合1位受賞。 ・2021年グッドデザイン賞大賞受賞。5,835エントリーの中から1位に選出。 ・世界的メディアアートの祭典「Prix Ars Electronica 2022」 にてゴーデン・ニカ賞〜デジタルコミュニティ部門の最高賞〜を受賞。
会社概要
会社名:株式会社オリィ研究所
資本金:1億円
設立:2012年9月28日
事業内容:コミュニケーションテクノロジーの研究開発および製造販売
代表取締役:CVO 吉藤 健太朗/CEO 笹山 正浩
従業員数:79名 ※役員4名除く。正社員35名、その他44名(うち分身ロボットカフェアルバイト22名) ※正社員35名中 エンジニア10名(SW4名, HW6名)
(2024年2月1日時点)
参考情報
■資金調達
2016年4月 Beyond Next Ventures、リアルテックファンドなどから総額2億2977万円の資金調達を実施 2020年10月 日本電信電話株式会社(NTT)、川田テクノロジーズ株式会社から総額5億円の資金調達を実施