↑のつづき。
さて、第二代天神の八人の神『クニサツチ』。
ホツマツタヱにおいて、
初代天神の『クニトコタチ』は東北の『ヒタカミ(日高見)』を手始めに開拓していき、やがて各々の国を八つに分け、『クニサツチ』の八人の皇子達にお任せした。
八人の神『トホカミエヒタメ』の中の
『ヒ』の神は別名『ハゴクニ(葉木国)』といった。
ハゴクニはヒタカミの国を任され、この地の開拓において素晴らしい功績を治め、
『東(キ)のトコタチ』と呼ばれた。
『タカマ(高天原)』にアメノミナカヌシと共にクニトコタチを祀る祭祀を始めたのもハゴクニ。
また、『タチハナ(橘)』を「常世の木」と定め、クニトコタチのシンボルとして栽培をした。
クニトコタチは国常龍。
タチハナとは「龍の花」のことなのかも知れない。
そして、このハゴクニこそ、初代『タカミムスビ』。
タカミムスビが優秀だったため、この神名は世襲制となったのです。
正史では造化三神の一柱とされているタカミムスビ。
ホツマツタヱではヒタカミの国の統治者として描かれている。
ヒの神
タカミムスビ
ヒタカミ
タカミムスビは『高木の神』とも呼ばれている。
神様は元々、山や木などに宿る。
現在の神社の形は、お寺さんに対抗する為に出来たとも言われているのだそうな。
しめ縄が結ばれている御神木は、
社殿以上に重要だということ。
東北というキーワードも含め、タカミムスビが縄文からの重要な神様だったということがわかる。
タカミムスビは高御産巣日神と表記する。
「巣」という言葉から、高木に宿り、その木にずっといるという意味だと第73世武内宿禰さんもおっしゃっていた気がする。
アメノミナカヌシを頂点にして、タカミムスビとカミムスビの三角形。
そのカタチは、今も『おむすび🍙』として日本の文化に根付いている。
ちなみに、それから時が経ち、五代目タカミムスビを襲名したのが、タマキネという神。
その称え名は、ご存じ『トヨケ大神(豊受)』でございます。
決して、タマネギとは関係ございません(笑)
タカミムスビは『東(キ)の常立(トコタチ)』とも呼ばれた。
トヨケ大神(豊受)は、お稲荷さんであるウカノミタマと同一神とする説がある。
『東常(キツネ)』ってことですねー。
ではまた❗
人気ブログランキング
AD