違法アップロード対策で同人誌に「天安門64」「香港加油」と書いたらすごい事になった話①
2019年10月25日 18:38・全体公開
こんにちはハルカチャンネルです。いつも支援してくださってる方ありがとうございます。
ツイッターの方でちょっと特殊な事態になりまして、報告もかねて久しぶりにブログを書くことにしました。
興味がある方はご覧ください(今週の通常更新は土曜か日曜に行います)
1、事の起こり
まず、きっかけはなんの気なしにしたこのツイートです
見きれてますが画像内に小さく「天安門64」「香港加油」と書かれております。
何のことかわからない人もいると思いますが、中国のインターネットでは政府に不都合な情報にアクセスできないようにインターネットが検閲されているので同人誌内に検閲されそうな単語を書き込んでアップロードをためらわせることを狙ったものです。
※「天安門64」
六四天安門事件(ろくしてんあんもんじけん)は、1989年6月4日(日曜日)に中華人民共和国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していたデモ隊に対し、軍隊が武力行使し、多数の死傷者を出した事件を指す単語
※「香港加油(香港がんばれ)」
2019年香港民主化デモ、2019年3月から香港で継続して行われているデモ活動を応援するスローガン的な単語
日頃、海賊版サイトに自分の本が違法にアップロードされる状況に悩まされており、なにか少しでも違法アップロード者に対して負担をかける方法はないかという気軽な実験のつもりやった行動だったのですが、
これが予想外の事態を招きました
2.海外ニュースサイトに取り上げられた
外国のニュースサイトやヤフーニュースなどに取り上げられ
・多数の香港や台湾の人から香港デモを応援したことについてすごいお礼を言われる
(このツイしたの丁度イベント前だったんですが、イベントに来てくれたり本買ってくれた人とかいて
ありがたかったです)
・中国の人から政治的な内容に関する苦情が多数来る
・台湾、香港、中国の人からたくさんフォローされる(日本人も含めて2000人ぐらいフォロワー増えた)
・2chでスレが立てられ2hまとめブログ(関係ないが2chまとめブログめちゃくちゃ嫌い)にまとめられる
といった違法アップロード対策と関係ない方向で大事になってしまいました。
私はエロ漫画でこんな事態になるとは流石に思っていませんでした。
趣味で国際ニュースもある程度見てるのですが、「天安門64」「香港加油」という言葉は
香港、台湾、中国の人の間では日本人の私が考えていたよりずっと重かったようです。
(※話が盛大にそれるので詳しくは書きませんが、
もともと自分は香港デモについては人権思想上の理由から民主化デモ側の味方をするという立場をとっております)
(※別に中国の人が嫌いなわけでは全くないから正規の手段で本買ってくれたという人は連絡くれたら危険ワード書いてないデータお渡しします。)
事の起こりはこのようなものでした。
次は実際この対策にどんな効果があったのか解説します
これもまた自分の予想とは違ったものでした
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