おおさか維新の会の藤巻健史参院議員(比例)の元秘書で飲食会社役員、沢田良氏(36)が24日、県庁で会見し、夏の参院選埼玉選挙区(改選数3)に党公認で出馬すると表明した。
沢田氏は東京都出身で、日本大芸術学部時代に所沢市内に通学。卒業後は都内で飲食店を経営し、今年1月に党が開講する維新政治塾に参加、4月から藤巻氏の秘書を務めていた。
沢田氏は会見で「中央集権制度は人口減少の中で破綻している。身を切る改革で地方分権を進める」と訴えた。また、「供託金を含め50万円で選挙活動ができるよう公職選挙法を改正したい」と強調した。
参院選には自民党現職の関口昌一氏(62)、民進党現職の大野元裕氏(52)、公明党現職の西田実仁氏(53)、共産党新人の伊藤岳氏(56)、幸福実現党新人、小島一郎氏(45)が出馬を予定している。