西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

西宮・門戸厄神 はりねずみのハリー鍼灸院 本木晋平

鍼灸師、保育士、JAPAN MENSA(メンサ)会員/IQ149(WAIS-Ⅲ)、日本抗加齢医学会指導士、実用イタリア語検定3級。趣味は読書、芸術鑑賞、小説執筆(2019年神戸新聞文芸年間賞受賞)、スイーツめぐり、香水づくり。

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月組の宝塚バウホール公演『BLUFF』を観ました。

2時間半(休憩25分あり)があっという間。
今まで見てきた中で最も時間が短く感じられた舞台でした。







芝居の月組の面目躍如といったところです。

●風間柚乃さん ドノヴァン
苦労人が醸し出すミステリアスな雰囲気と大きな度量をここまで出せるジェンヌさんはいないでしょう。見事の一言。歌声にも輝きと伸びやかさが加わって(正直以前は「安定している」という印象でした)天才も成長するものだと感じ入りました。

●花妃舞音さん シャロン
役柄をよく研究されている印象を受けました。風間さんとは傾向が違いますが、地味で欠点を自覚している女性の役をきっちり演じられる数少ないジェンヌさん。歌の見事さは、まあ、実際にお聴きください。

●彩海せらさん ロジャー

華やか。何をやっても、どんな役をやらせても、人物がいつも生き生きしている。人間ってこんなに輝いていたっけ、もしかしたら自分も輝いているのかなと思ってしまう……音楽用語で言うと Allegro con brio

Allegro con moto という感じ。


●佳城葵さん メンデス
今回、わたしがやりたい役ナンバーワンの役です(なれるならね)。トリック・スターの要素の強い敵役ですが、今まで見てきた中で一番いい演技というか、役と個性がぴったり貼り付いている感じがする演技でした。笑いのポイントも確実にもれなく取る。ビジネス用語のMECE
(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive 相互にダブらず全体としてモレがない)
を具現化したような仕事でした。ベテラン投手の安定したピッチングを見るような気持ちよさ。

●彩みちるさん アイリーン
気性の激しい、情緒不安定な(情緒不安定にさせられた、というべきか)女性を演じるなら、このひと! という感じ。何より、色気と母性のバランスが絶妙でした。

●槙照斗さん カフィ&工員(親方?)
笑いを取れてしまう(笑い者という意味ではありません)演技ができる芝居巧者。もともと月組全体が芝居巧者の集団ですが、その中でも一頭地を抜く芝居でした。思わずツッコミたくなります。何が「テイッ」なんだとか、どこが「OK、OK!」なんだとか。バウホールの空気がいい感じにほぐれていました。

●乃々れいあさん キティ
一番本性を隠している女性で、これはこれで難しい役ですが、最後まで観客に明かさないところが見事でした。言わなければバレないだろうと思うひとがいるかもしれませんが、意外とちょっとした素振りで分かってしまうものだと思います。


【おまけ】宝塚阪急のあずき房で宇治金時と団子をいただきました。かき氷、ありがたかった。









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神戸新聞文芸 落選しました。またがんばります。

 

落選作をnoteに公開しました。ご笑覧ください。

 

 

 

 

 

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切り干し大根を作ってみました。

 

中学高校時代、よく母にせがんで作ってもらった「おふくろの味」です。

16年以上(20代の会社員時代も含めると20年以上)の自炊生活で初めて作ります。

 

切り干し大根、人参、油揚、ごま油、砂糖、濃縮だし、醤油

初めて作った割には美味しくできました。

いくらでも食べられる。これは太りそうです。

 

ただ。

切り干し大根、一袋60グラムは多すぎました・・・

今度から、20グラムか、せいぜい30グラムにしたいと思います。