月立小児童今年も敬老帳全戸配布
月立小児童今年も敬老帳全戸配布
気仙沼市立月立小学校(熊谷賢一校長・15人)の全校児童が制作した「敬老帳」が今年も完成した。今月末から「学校だより」と一緒に学区内の全350世帯に配布し、感謝の気持ちを伝える。
「敬老の日」にちなみ、1968年から続いている伝統行事で56回目。保健・図書・福祉委員が中心となって5月から制作を進め、9月4日に全校で製本作業を行った。
冊子はA4判のカラーで、表紙には児童の集合写真を掲載。早稲谷鹿踊や、市内体育祭、修学旅行など写真に、「さつまいものお世話を手伝ってくれてありがとう」「大好きなのでこれからも長生きしてください」などと、児童一人一人がつづった感謝のメッセージが載っている。
12日には完成集会が行われ、全校児童が、ページ一枚一枚を振り返りながら仕上がりを確認した。
同委員会の吉田茉由委員長は「運動会や草刈り、生き物調査などで地域の人たちにお世話になり、笑顔あふれる優しさに元気をもらっている。喜んでもらえたらうれしい」と話した。