アイオワ級戦艦 3番艦 ミズーリ
性能諸元
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | アメリカ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 65,000 | |
装甲 | 6-439mm ・防郭 58-439mm ・艦首・艦尾 32mm ・砲郭 16-38mm ・装甲甲板 16-152mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 25% | |
機動性 | 最大速力 | 30.0ノット[kt] | |
旋回半径 | 920m | ||
転舵所要時間 | 19.4秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 15.4km | 17.4km | 17.4km | 14.9km | |
航空発見距離 | 12.3km | 20.4km | 15.3km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | Mk9mod.1 | 17.4km | 294m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 406mm/50 | 3基×3門 | HE弾 5700(36%) AP弾 13500 | 30.0秒 | 45.0秒 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 127mm/38 | 10基×2門 | HE弾 1800(5%) | 6.0秒 | 5.0km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 20mm Oerlikon Mk20 | 29基×2門 | 177 | 0.1-2.0km | |
40mm Bofors Mk2 | 20基×4門 | 318 | 0.1-3.5km | ||
127mm/38 Mk32 | 10基×2門 | 151 | 0.1-5.8km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | ||
射撃管制室改良2 | -11%:主砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:20 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 3 回 | 消耗品の動作時間:28秒 消耗品の準備時間:80秒 回復:0.5% HP/秒 | |
十字キー右(いずれか選択) | |||
警戒レーダー | 2 回 | 消耗品の動作時間:35 秒 消耗品の準備時間:180 秒 敵艦発見:9.5 km | |
強化型副砲照準器 | 3回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ミズーリは、世界最速クラスの戦艦として知られるアイオワ級戦艦の1隻です。極めて強力な主砲と素晴らしい対空防御力、そして信頼性の高い対水雷防御を備えていました。
就役:1944
同型艦数:6
解説
- 抗堪性
- HP
HPはIowaより減少(-5,000)しており、後述の理由から突出した抗堪性は無い。
また、同格同国のGeorgiaと比較するとあちらはクールタイムの短い特殊な修理班を持っているが、そのような特徴も特にないため同格アメリカ戦艦の中では平凡な抗堪性となる。 - 装甲とVP
装甲厚はIowaと一部異なる(下記の「装甲の差異」を参照)。艦首艦尾は32mmで構成されており、HE弾耐性や46cm砲強制貫通への耐性は無い。船体中央部はそれ以上の装甲が張ってあるため、フランス、イギリス戦艦と比べれば対弾性能はあると言える。
VPの深さはIowaと同等であり、喫水線よりちょっぴり上に出ているようで特別分厚いということはない。近距離では203mmより少し大きい程度のAP弾に貫通される可能性があるので注意。15km以遠になれば380mm以下のAP弾に抜かれる心配は減ってくるが、依然として406mm以上の大口径AP弾は真横を向けていると防郭に飛び込んでくる可能性がある。防御姿勢が大事というのは言うまでもない。- 両用砲の装甲厚 (ミズーリ: 25 mm、アイオワ: 64 mm)
- 艦首側の上部中央防郭横隔壁 (ミズーリ:368 mm、アイオワ:287 mm)
- 艦首側の下部中央防郭横隔壁 (ミズーリ:297 mm、アイオワ:216 mm)
- 船尾側の上部中央防郭横隔壁 (ミズーリ:368 mm、アイオワ:287 mm)
- アイオワと比較して両用砲が減少しやすく、対空火力が減少しやすいので注意。
- HP
- 主砲
- 砲性能
Iowaと同じ50口径16インチ三連装砲3基を搭載。砲の性能はIowaと同一のため詳細な解説についてはIowaの項を参照。 - Iowaとの違い
Iowaとの違いは4つあり、1つ目は消耗品「着弾観測機」を搭載出来ない点が挙げられる。
2つ目は上記の代わりに消耗品「警戒レーダー」を搭載出来る点である。この消耗品を持つが故に対駆逐戦闘を行うことが他の戦艦より多い。本艦の砲はシグマ1.8という値なので集弾性は並であるが、米戦専用UG「射撃管制室改良2」が搭載出来るため比較的精密な射撃が可能である。船体の小さい敵駆逐艦相手にピンポイントで射撃が出来るため散布界の補強は一考に値する。艦長スキル「再考の末」で弾種切り替えを素早く行えるようにしておくと便利かもしれない。
3つ目として射程が短くなっている点が挙げられるが、その差は僅かである*2。
4つ目として、AP弾の最大ダメージが誤差レベルで向上している*3。
- 砲性能
- 副砲
こちらもIowaと全く同じ。
装填時間、射程距離、精度の面でこれといった特徴は無いため、特化したところでMassachusettsには到底及ばない。
- 機動力
- 速力
Iowa同様に最高速力30knotを発揮可能であり、エンジンブースト抜きで考えれば平均的。戦線の移動から十字砲火のためのポジション選び、追撃に撤退を戦場を動き回るには十分な機動力である。
- 速力
- 隠蔽性
最良値12.7kmはIowaと同じであり、同格ではイギリス戦艦に次いで優秀だが、VPを抜いてくるかもしれない隠蔽性の高い巡洋艦相手には分が悪いため油断は禁物。集中砲火からの退避などには高速力と共にとても有用であるためしっかり特化して有効活用していきたい。
- 消耗品
先述した通り、本艦はWoWsでは珍しい警戒レーダーを搭載出来る戦艦である。
有効範囲9.5km、有効時間35秒のレーダーを使用可能。5秒以内に照準から発射できた場合、動作時間中に2射目を放てるようになる。
駆逐艦や煙幕持ちの巡洋艦に対して非常に有用であり、煙幕内に籠っている敵に不意打ちで姿を炙り出して仕留める場面が少なくない。また、状況次第では被発見を確認してからレーダーで即座に敵駆逐艦の位置を炙り出せるため、敵駆逐艦を不用意に近づけさせないメリットもある。
なお、カタパルトを装備していないため戦闘機や着弾観測機の運用はできない。
- 錨
残念ながら錨を使った例のアレはできない。
- 総評
警戒レーダー持ちという対駆逐に長けた戦艦。
敵の駆逐艦に接近されて一方的にスポット&雷撃されるという状況に自ら対処できるという点は評価できるが、それ以外の性能はTier7戦艦としては至って平凡なのでよく言うと万能、悪く言えば器用貧乏である。
レジェンダリー艦艇ともマッチするこのティア帯では46cmの化け物、12門の砲を持った先輩、装填と機動性が巡洋艦並みに早くなる怪物…巡洋艦のくせに戦艦並の破壊力持った革命艦…etc達が出てくるので適切な防御だけでなく、本艦の機動性などを生かして撤退戦や撃退戦に対応できるようにしよう。
史実
昭和20年9月2日、東京湾に停泊中の本艦上で、連合国に対する降伏文書の調印が行われた。日本側の代表は外相の重光葵と参謀総長の梅津美治郎。これをもって、大東亜戦争は名実ともに終結した。
港画面でよく見ると分かるが、サインが行われたテーブルがモデリングされている(第2砲塔のスターボード側にある)。当然ながら戦闘中には撤去されている。
現在は記念艦として真珠湾で展示されているが、アリゾナ・メモリアルのすぐ側に停泊しているのが象徴的である。
尚、ミズーリの見学は当日予約なしだと上甲板等の一部しか見れないが、前日までに予約を入れておくとガイド付きの艦内見学が出来る。
また、両艦の近くには沖縄からの学童疎開船「対馬丸」を撃沈した潜水艦「ボーフィン」も展示されている。
英語が得意な艦長は見に行ってもいいかもしれない。
小ネタ
- 映画「沈黙の戦艦」
スティーブン・セガール主演映画「沈黙の戦艦」での舞台であるが、撮影は殆どサウスダコタ級戦艦「Alabama」で行われている。
また日本人俳優浅野忠信も出演した映画「バトルシップ」にも登場。「バトルシップ」では戦艦ドリフト以外にも突っ込み処満載の描写が色々あるが(ボイラーに火を付けた直後にスクリューが回るとか、甲板上で生身の人間が機銃を撃っているのに主砲をぶっ放すとか)、そこは映画なので生温かい目で見守ってほしい。
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